公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

未完のエンデ経済論を利用する者たち 「エンデの遺言」

2015-07-23 18:57:32 | 今読んでる本
エンデの経済論はどう好意的に解釈しても、貨幣の罠を抜け出ていない。パンを食べるための貨幣と蓄財するための貨幣を区別してみたところで、事業を為すには、元手が必要であり、個人のパンを買う貨幣と元手はどこかで交換されなければならない。もし交換不能な元手で給与を支払うならば、詐欺になる。逆にパンを買う貨幣が少しずつ努力評価されて余剰が生まれたとして、それを元手に事業を始めたならば、もはや肩叩き券も資本と区 . . . 本文を読む
コメント