『人生というものは老後にあるのだ。君らが六十くらいになって過去を顧みて、過去六十年間というものは、ああ六十年間だったというだけで、一瞬にすぎない。..(略)..それだから過去は短い、将来は長い、それならば過去にいいことをして将来に楽しめというのが私の人生観である。』昭和30年7月(臨時増刊「財界人物」掲載出光佐三「人間尊重五十年」p416~417宝は道心 打ち込む心天台宗伝教大師最澄の『伝述一心戒 . . . 本文を読む
出光佐三は70歳の時、それまでの苦労を振り返った後に若者にこのようにメッセージを送っています。昭和30年7月(臨時増刊「財界人物」掲載「人生というものは老後にあるのだ。君らが六十くらいになって過去を顧みて、過去六十年間というものは、ああ六十年間だったというだけで、一瞬にすぎない。..(略)..それだから過去は短い、将来は長い、それならば過去にいいことをして将来に楽しめ」というのが私の人生観である。「人間尊重五十年」p416~417 . . . 本文を読む
1840年に勃発したアヘン戦争という《夷狄》の攻撃を引き金に版籍を侵された末期清朝描いた毎日出版文化賞受賞作品林則徐に与えられた権限がほとんどオールマイティなのにおどろく。清朝の本気を叩き潰した側の論理は、財産と生命が侵されたという理屈。これは今も変わらないのでは?75000倍の価格で販売していた阿片にそんな理屈は貪りの罪を認めているようなものだ。阿片を知らずして、19世紀の亜細亜は語れない。日本 . . . 本文を読む