上下分離を行う理由はバスと公正な競争をするため。というのは合理的。しかしその前に、つまりJR北海道の歴史は国のインフラだったということが忘れ去られ、単なる事業体のスタートラインを合わせるという発想に落ちている。
満つれば欠けるというが、インフラストラクチャー自体が下り坂を迎えて、全国各地でかけ始めている。満ちている時だけ月で、欠けるときは張りぼての小道具、あるいはゴミという都合の良いことはできないのが天道、天下の正道というもの。國は潔くインフラストラクチャーを買い取ってインフラを国土として維持すべきです。どんな時代でも版図と戸籍の定義が曖昧では独立国とはいえない。
他人事のように思うのではなく、鉄道のない関東を考えて見るが良い。