藤圭子が引退する直前のインタビュー。
辞めたのはそういうことだったんだ。
歌手は楽器みたいなものだから、わかる気がする。
「いっさい地の文を混じえず、会話だけで長編ノンフィクションを書き切る。いま自分は、かつて誰も試みたことのない、少なくとも眼に触れるかたちでは存在していない、まったく新しい方法で書いている。
その野心が、私に『一瞬の夏』と『インタヴュー』という二つの長大な作品を並行して書くという、自分では経験したことのない困難を乗り越えさせるエネルギー源になっていた。」沢木耕太郎
その野心が、私に『一瞬の夏』と『インタヴュー』という二つの長大な作品を並行して書くという、自分では経験したことのない困難を乗り越えさせるエネルギー源になっていた。」沢木耕太郎
流星ひとつ(りゅうせいひとつ)は、沢木耕太郎が著した2013年10月に新潮社から出版されたノンフィクション作品である。
概要
1979年末、引退を決意した藤圭子へのインタヴューを纏めた内容。一度は封印されたが、33年の時を隔て出版された。
こちらが土屋太鳳