オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

「金沢の水」 みたび・・・

2009年11月24日 | 水紀行
おーい・・・ と、父親が呼ぶので行ってみると・・・ 以前にブログで紹介して反響が大きかった「金沢の水」でした。
これまで、この「水」を購入するには、金沢市役所の隣にある小林薬局でしか買えませんでしたが、最近は駅など、いろいろな場所で買う事ができるようになったようです。・・・


http://blog.goo.ne.jp/ochacise/e/1fd3f5f5bd5dcdad0af5268f341cb521
(前回の投稿です。 「戻る」でバックします。)  HP【水紀行】



よく見ると、ラッピング(パッケージ)が変わっていますが、味は変わらず「そのまんま水道水」です。・・・
「オチャサイズ」も、もちろん「金沢の水」をつかってお茶を淹れています。・・・ 
・・・っていうか、家庭の蛇口をひねれば、それはもう「金沢の水」です。
天然水ではなく、浄水場が作った水(水道水)をペットボトルに詰めて販売するほど自信アリの水ですので、機会があれば、一度ペットボトルの「金沢の水」をご賞味してみてください。・・・ スッキリとして美味しいですよ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

針江「生水の郷」

2009年09月28日 | 水紀行


滋賀県高島市新旭町針江地区(琵琶湖の西側)は、比良山系に降った雨や雪が伏流水となって、いたる所で自噴しています。 その澄んだ湧き水のことを生水(しようず)と呼び、地域が一体となって「その水」と自然を守っています。

 

その自噴した「生水」が流れ込む針江大川には、きれいな河川の代名詞ともいえる梅花藻(バイカモ)が水中で花を咲かせ、鮎の稚魚が群れで泳いでいます。 これだけの数の稚魚は そう簡単には見れませんね
 
皆さんは、川端(かばた)ってご存知でしょうか・・? 



この針江地区のほとんどが家庭の敷地内に自家湧き水を持ち、その新鮮な「生水」を生活の中に取り入れています。 
湧きたての一番新鮮な水を飲流水に使用し、溢れた二番目の水で野菜など冷やし、最後の水で野菜などに付いた泥を落としたり、食事の後始末?に利用しています。 
このシステムのことを、ここ「針江」では 川端(かばた)と呼び、今注目を浴びています。



形や大きさは違えど、どの川端にも、ある決まった特徴があります。  写真でわかりますか・・・? 何かいますね。
コイ(鯉)の群れです。・・・

 

どの家庭の川端にも、立派な鯉を飼っており、その鯉たちが、食べ残した残飯や汚染された水を浄化しているため、河川を含め一帯の水は澄んだ状態が常に保たれています。(川端 自体が天然のECO(エコ)システムなのです)

左の写真では四角のコンクリの中で物を冷やし、下が鯉の生簀になっています。
右の写真では、一番上のパイプの場所が飲用などに利用し、次の段で果実を冷やしたり 花を生け、最後に鯉・・・ こうして見ると、わかりやすいでしょ。



「きれいな水」に残飯・・・ 一見、誰もが抵抗を感じますが、実際に鯉が食べカスを突っついている様子を見ると納得ができます。



今、この「川端」のシステムが、エコブームにあやかり世界中からの注目を集め、多くの外国人ツアー客が針江に訪れています。 
日本でもTVで紹介されてから訪れる方も増え、現在この川端を見学するには勝手に見る事はできず、必ずガイドが義務づけられています。(でないと不法侵入になるそうです)
この日は、シルバーウィークとあって、大勢の観光客と中国からの団体が訪れていました。

竹で作ったコップを首からぶら下げ、地元の方の案内で川端の見学と生水を飲み比べしながら1時間半ほど歩きます。 不思議なことに各家庭ごとに味が違うのです。
水の美しさに感動し、それらを守り、共に生活している「川端」・・・  心の中の残飯も、鯉によって浄化された そんな旅でした。・・・(キモト)






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「鳥越・地蔵の水」

2009年04月24日 | 水紀行


前回の「この場所」は、県道44号線を山の中へ・・・「大日スキー場」に向かう途中にあります。(白山市・鳥越村)



「杉森町」という町・・・村?ですが、この「杉森」には、知る人ぞ知る名水があるのです。
ただし、注意して車を走らせないと場所に気づかず、そのまま通り過ぎる可能性があります。・・・ 町名と「お地蔵さん」を目印に探してください。(1枚目の写真左下・車の上に小さな「お地蔵さん」が見えますね・・・)




これが、「鳥越・地蔵の水」・・・通称「杉森の水」です。
水汲み場は、このように整備されており、山側から勢いよく「水」が流れています。・・・ 前にも書きましたが、鳥越には「名水100選」に選ばれている「弘法の池(水)」がありますが、通の間では、この「杉森の水」の方が、「美味しい」と昔から知られていました。 

その「杉森の水」の味は「なめらか」で、かつ「水」の甘味を感じることができます。・・・(たぶん軟水かな・・・?)



平日とはいえ、頻繁に人が訪れて、ペットボトルやポリタンクに水を汲んで行かれます。・・・ 
休日になると、ペットボトルで場所取り(予約)をする方もしばしば・・・中には120本のペットボトルを持参した人もいました。・・・
この「杉森の水」は、本当に「美味しい水」です。 一口、口に含むとその「美味しさ」を実感できますよ。・・・ 県内では、ここの「水」が一番なんじゃないかな・・・? と、ひそかに思っています。・・・

その証拠?に、地酒の「萬歳楽」で有名な小堀酒造(鶴来町)でも、ここの「水」を販売しているそうです。・・・ここに来ていた常連の方が話していました。 お酒も「水」が命ですからね・・・

実は、母親の実家がこの近くにあり、小さい頃から「杉森の水」は「美味しい」と聞かされてきました。・・・子供の頃は「単なる真水」としか思わなかったのですが、それが、30年も経つと違いがわかるように成長するんです。・・・???
・・・たぶん・・・???

この県道44号線は、大日スキー場に行く以外はほとんど通ることはありません・・・今となると通る「理由」が少ない道路ですが、そういう所にこそ隠れスポットが存在するものです。 ぜひ、皆さんも遠回りして「名水」を堪能してみて下さい・・・? 

「オチャサイズ」は、珍?スポットを応援しています。・・・
なんじゃそりゃ・・・(キモト)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「金沢の水」・・・ 再び

2009年04月17日 | 水紀行

金沢の水 とは、金沢市末浄水場で犀川の水源を薬品を使わずゆっくり時間をかけて「ろ過」する「緩速ろ過方式」で生まれたペットボトル入りの 水道水 です。 
普段見かける水には ○○○天然水 って書かれていますが、あえて「水道水」をペットボトルにするところがポイント。(面白い)

調査によると「金沢の水」は、硬度25mgの軟水(美味しい水の基準は硬度10~100mg)で、
市販のミネラルウオーターと比べても、カルシウムなどのミネラル分が遜色(そんしょく)なく含まれているそうです。


冷やして飲むと美味しさが引き立つそうなので、今回はキンキンに冷やして再チャレンジ。
前回、冷やさずに飲んで「普通の水」とコメントしましたが、今回は間違いなく美味い!

水道水特有のカルキ臭さもなく、目隠して飲むと、著名なミネラルウオーターと判別が難しいですね。
それだけ、まろやかで美味しい水道水 ってことです。

市内で見つけた時は、美味しい金沢の 水道水 をぜひ手にとってみてください。(キモト)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「笠舞の大清水」

2009年02月15日 | 水紀行
前回に引き続き、「水」のお話しです。



「金沢の水」 というペットボトルの水を見た事がありますか・・・?
想像からして、金沢の山中で湧いた「天然水」だと思うでしょ・・・ 実は違うんです。
この「金沢の水」は普通?の 水道水 なんです。

「金沢の水」は、金沢市企業局が企画した、犀川の清浄な原水を母に持つ「末浄水場」で生まれた、美味しい「水道水」です。
末浄水場は、昭和5年に通水を開始し昭和60年には「近代水道・百選」に認定された浄水場で、今も金沢人の水の台所として活躍しています。

その「金沢の水」ですが、何もペットボトルの水だけではありません。
市内にも数多くの湧水があるのをご存知でしたか?

今日は「金沢の水」と言うことで、笠舞町にある「大清水」(おおしょうず)を紹介してみようと思います。



場所は「笠舞」というだけに、市内の中心部に近い住宅地の中にあります。
写真でも解るように、細い路地を抜けなければならないうえ、標識も全く無いので初めて行かれる方は迷われる可能性大です。



これが「笠舞の大清水」です。
石垣で囲まれた10畳ほどの広さで、水深も15cmほどでしょうか・・・
奥の岩の隙間から音もなく水が湧き、そのまま小川となって流れています。

この「笠舞の大清水」は口に含むと冷気が鼻に抜ける(かかる)ことから別名「なはかけ清水」と呼ばれているそうです。
とはいえ、現在は飲用には適さず、30名近くの方が、ここの使用権利金を払って、野菜を洗ったり洗濯をしたりと生活に利用しているようです。
(使っている所を、今まで一度も見た事はありません)



そこは水面に春の陽が当たり、水と共に穏やかな時間が流れていました。

【おまけ】・・・ペットボトルの「金沢の水」は、いたって普通での水でした。
そして、それを造っている水道局(企業局)は、実は「父」の仕事場なんですよ。

父は昔から金沢市の水に携わる仕事を長年していました。
自分が滝や水に惹かれるのも「DNA」かもしれませんね・・・(キモト)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名も無き名水

2008年10月25日 | 水紀行
今、日本各地・・・ いや世界で「水」が注目されています。 大型スーパーでミネラルウォーターの種類を見ればわかりますよね。
そこで今日紹介するのは、白山市鳥越村にある(隠れた)名水スポットです。

鳥越村といえば「日本名水100選」にも選ばれている「弘法の水」が有名ですが、水質が保障できないため現時は飲むことを控えられています。
今回の名水はその「弘法の水」の場所よりさらに山の中に入った大日川の支流の淵から湧いています。

その場所は・・・


えっ・・・ コ・コンクリ・・・???
そうなんです、この「名水」はコンクリートの土管と配管から流れ出しているのです。

写真では解りにくいのですが、奥に3ヶ所と足元に一つ 計4ヶ所から湧き出しています。


一つ目・・・  これが一番奥です。
1枚目の写真の、置かれている石の足場の向かいにある草の陰から流れてます。


こちらが二つ目・・・
コ型の足場(コンクリ)の末端部の壁から流れてます。


三つ目は水量が一番豊富で、手前の土管から流れてます。


そして最後の四つ目は、階段の右手の塩ビの配管から流れてます。

さて、流水口の場所がわかった所で、はたしてこの水が 本当に飲めるのか そしてこれが「名水」なのか・・・ ですよね。
コンクリの壁からで、しかも土管・・・ 衛生的にちょっと・・・ね  残念ながら神秘的なイメージが全くありません・・・

しかし、ここが「名水」の場所であることには変わりないようで、このさらに奥にある 才次郎 に来た時は数人の方がペットボトルを持参して汲みに来ているのをよく見かけます。  
以前は舗装もされていない斜面を降りて行かなければ行けなかったのが、今では階段までしっかり舗装整備されています。

そして、この「名水」の一番ウリ(特徴)は、地元の人や名水マニアによると 流れ出る4ヶ所すべての水の味が違う と言うのです。
そう聞かされ飲んでいますが、今だ明確な判断がつきません・・・ (言われれば・・・そんな感じがする???)

水の味が全て違うというのは抜きに、冷たくて「おいしい水」であることには間違いないので、ぜひこの隠れた 名も無き名水 を見つけて飲んでみてください。
「オチャブロ」では、このような珍スポットをどんどん紹介していきますから、今後もお楽しみに・・・(キモト)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする