オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

「太陽の塔」

2015年02月26日 | TARO
生涯、初見で大きな「衝撃」を 2度 経験した・・・
最初にも書いたように、一つ目はハマるきっかけにもなった 岡本太郎氏 の 太陽の塔 である。
子供の頃に初めて見て、ドキドキしたのを今でも鮮明に覚えています。

なので、大阪に来たからにはここに立ち寄らないわけにはいきません。


大阪万博公園
うわぁ・・・ やっぱ デカイなぁ。 森の中に立つ巨大な化け物みたい!
真横の芝生で気軽に遊べるなんて、市民はなんて幸せなんだろう。(羨)

塔が見える丘? に 本気で住みたいと思っていましたから・・・


去年は高速からチラっと見ただけだったので、正面に立つのは数年ぶり・・・ 恐ろしいほど精悍で、それでいて美しい。
その輝きは45年経とうが色褪せることがありません。


「太陽の塔」 1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルとして、芸術家 岡本太郎が製作したことはあまりにも有名。
塔の高さは65M、頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」と、正面には現在を象徴する「太陽の顔」、背中には過去を象徴する「黒い太陽」の3つの顔を持っています。

開催中は地下に 「地底の太陽」 もあったみたいですが、今は行方不明になっており、
最近、復活(再現)するという話しもあるので内部公開と合わせて楽しみな話題です。


のんびりとまわりを一周・・・ この角度から見る姿が一番カッコイイですね。 

昔はこの腕?の中が通路になっていたって信じられますか?
塔と同い年なので万博が開催された時は生まれてホヤホヤ、全盛期に見たかったなぁ、と いつも思ってしまいます。

こうして見ると、我が家の 太陽の塔 の精巧さには驚かせれますね。


てっぺんにある未来を象徴した「黄金の顔」は、 直径10,6M、目の大きさが2Mと言う巨大な顔です。
ここをアイジャック (占拠) される という事件があったそうですが、どうやって上ったんだろうねぇ?


そして背中にタトゥーのように描かれている「黒い太陽」は、過去を表現していて、
黒色陶器(信楽焼)のタイルをはり絵のように貼り付けて出来ています。
一見ただのデカイ建造物に見えますか、かなり凝って出来ているんですよ。(素晴らしいね)

この太陽は、マニアの中でも人気があって不気味さ(怪しさ)を一段と感じると思います。
・・・えっ! 思わないって?


相変わらずまったく興味を示さず、早く帰りたいオーラ満載の人が隣にいるので、
それなりに 楽しめそうな場所に移動します。

ハァ~   それにしても美的感覚(感性)が全く合わない・・・ 
「衝撃」を受けたもう一人だと言うのに・・・ 意味フ?

この「太陽の塔」との出会いは、ボクの性格を決定づけたと言っても過言ではありません。
次に会う時は胎内(体ではなく この字なんです) に入る時かな?

ぼくは忘れるということを、素晴らしいことだと思っている。
負け惜しみではなく、忘れるからこそつねに新鮮でいられるんだ。 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、「太陽の塔」が・・・!

2014年07月31日 | TARO

大阪府は30日、1970年の大阪万博で展示された、故・岡本太郎さん作のオブジェ「地底の太陽」を復元することを決めた。
2017年春、地下展示室に設置する。(毎日新聞より)

「太陽の塔」には、天頂、正面、背面と三つの 太陽の顔 があるのですが、
実は地下にはもう一つの顔があって、万博終了後から行方不明になっているのです。
(ずっと探していたけど、見つからなかった)

今後予定されている 内部公開 と同時にお披露目されるようなので、とても楽しみです。

こう言ったモノを想像ではなく形として生み出すことが出来る、TAROって本当にスゴイなぁ。 
他の誰でも無い、唯一無二で素晴らしい・・・ この世で一番尊敬(崇拝?)する方です。

 
そんな「太陽の塔」・・・
8月にはコンバースから岡本太郎とコラボしたスニーカーが発売!
うわ~ 超オシャレなんですけど・・・

どこで履くの・・・(くみコ)


そして9月には「太陽の塔ロボ」と銘打った超合金が発売!
うひょー ギミックがカッコいいね。 コイツ と並べたい。

どこに飾るつもりなん・・・(くみコ)

タローマニアにはたまらない夏になりそうですが、この「太陽の塔」熱はいったいどっから来るのかね?
今年の夏は「太陽」だけに暑くなりソーダ。

ムフフっ。   もちろん両方とも・・・
これ以上 無駄なモノを買わなくてもイイからね。 (くみコ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「月の顔」

2014年07月16日 | TARO
尊敬する芸術家 岡本太郎 ・・・ 彼の作品を見て回るのも趣味のひとつですが、
地元北陸にも ある のをご存知でしょうか?


福井県の、越前陶芸村の陶彫広場にある 月の顔 です。
1989年に福井県宮崎村村制100年の記念として作製されました。

ハイ! これも一目で 「岡本太郎だ」 とわかる作品(顔)ですね。

 
地面には他の作品と同じように作品名が埋められ、後にはちゃんとサインがあります。

 
オンリーワンとも言えるこの独特な顔立ち・・・
あの 太陽の塔 の正面にある 現在を象徴する「太陽の顔」と似ていますが、こっちはアゴがしゃくれ月のようになっているのです。
一見同じように見えても、それぞれの作品に込められた(隠された)思いが ちゃんとあるんですねぇ。

しかも、左から見ると下弦の月、右から見ると上弦の月を現しているんです。
言われないと気づかない? ところがニクイ。


芸術って共感できる人の心には響くけど、そうじゃなかったら全くをもって意味不明?です。
となりで、首を傾げている人がいるなぁ・・・(残念)

目に見える モノ だけが正しいかのように生きている毎日・・・
彼の作品に出会って、人と違った コト を探すようになった気がします。(キモト)

精神の自由さから来るデタラメこそが真の芸術である。 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「であい」

2013年11月28日 | TARO

「三重県営サンアリーナ」  ここは、伊勢市朝熊町にある11,000人を収容できる巨大な多目的イベントホールです。
近代的な建物なので、里離れた山間にあって ちょっと異質な感じがします。

見るだけならタダなので、中を覗いて見たんですがこれまた超豪華・・・ 
いつか こんなところで「オチャサイズ」をしてみないなぁ。 
な~んて無謀なことを思ってみたりしながら お目当ての場所に向かいます。


サンアリーナのメイン玄関前に陽を浴びて、ひと際 輝きを放っているのは、岡本太郎氏の作品 「であい」 です。
1994年に開催された「三重県世界祝祭博覧会」の時に作られたモニユメントで、当時は「であいの泉」と言う名の噴水でした。
近年、隣接するフットボール場の建設の際に一時撤去され、その後 像だけが復活した歴史を持っています。

 
遠くから見ると鳥のようもに見えますが、男性(金)と女性(銀)のカップルを表現しています。
相変わらず TARO らしい造形で、彼の作品を見ると いつもワクワクする。 

 
この作品も、角度によってイロイロな表情を見せてくれます。 鶏のような? 指のような? この 怪奇な形 こそがオンリーワンで魅力なのです。 
中でもスゴイ!と思ったのは、目の部分がまったくないのに、影によって あたかも目がそこにあるように見えるから不思議です。
イイね、この形・・・ ブツブツしゃべりながら、何回も まわりながら独りで感動していた。


伊勢には毎年行ってますが、訪れる機会がなく今回が初めての 「であい」 でした。
ホントは場所を調べて翌日に行く予定でしたが、道を間違えて偶然この横を通った時、金と銀に輝く物体が目に止まって一目で アレだ! (ここだ)とわかりました。
次の日だったら大雨だったので、やっぱ導かれてるのかな? なんて思っちゃいます。 
実はね 「神話」 の時も 今とまったく同じような事が起きてたんですよ。


快晴の空にそびえ立つ「金」と「銀」の姿は とても優雅で、写真で見ていたよりも遥に美しく感動モン
噴水の時に見てみたかったけど、それでも5本指に入るほどの お気に入りの作品になりました。
こういうのが近所にあるとイイよなぁ・・・ 毎日でも来るのに。
岡本太郎・・・ やっぱ素晴らしい。 ボクが一番に尊敬する人物です。(キモト)

自分が片思いしている。
そう思っているときの方が強烈だ!
つまり、相思相愛、おめでたいのが恋愛ではなくて、
方思いが恋愛だと言える。 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梵鐘 「歓喜」

2013年10月15日 | TARO

名古屋市内の住宅街の中にひっそりと佇む 「久国寺」 は、延宝3年(1675年)に開山した曹洞宗のお寺ですが、
実はこのお寺、境内には「岡本太郎」が製作した 梵鐘 があることでも有名なのです。
ん! やっぱり知っているのはマニアだけかな・・・?


境内に入ってすぐ右手に、他とは明らかに違う!異次元のように存在感を際立てた「鐘」があります。
これが、 梵鐘 「歓喜」 です・・・
「縄文土器」を連想させる「角」が印象的で、初めて見る人のド肝を抜きます。
「鐘の音は、宇宙に向かって広がって行く、ならば形もそうであってよい」 と、さすが彼らしい発想。
これまでの梵鐘の常識をブチ壊したかのような形です。
先代の住職が、知人の紹介で「岡本太郎」に梵鐘の製作を依頼して昭和40年(大阪万博の5年前)に完成したそうですが、
彼に頼むと やっぱこうなっちゃうでしょ・・・


無造作に取り付けられているかに見える「角」も、音楽家のアドバイスによって、共鳴し合うように設計されているらしく、
鳴らすと低い唸声のような鐘の音が鼓膜から体全体に伝わってきます。(ホントは勝手に鳴らしちゃダメみたいです)

「打ち鳴らすと宇宙全体が叫ぶ・・・ よろこび、悲しみ、苦痛、うめき声、それらが言いようのない振幅で響きわたる」
と、岡本太郎は解説しています。


彼のこの鐘に込めたメッセージみたいなものを感じに「久国寺」に出かけるのも粋なものです。
昨今、モノを想像することを忘れ、数字でしか良し悪しの判断が出来なくなっている日本の製品。
結果、似たようなモノが世に溢れ返ってます・・・
仏事を行うお寺に こんなユニークな「鐘」があったっていいじゃない・・・!
彼の作品を見に行くと、いつも「独特」の必要性と「想像」することの大切さを教えてもらっている気がします。


「歓喜」・・・  「若い太陽の塔」 と一緒で、ボクの部屋にもあるんだなぁ・・・ 鐘は鳴らないけどね。

僕は生きるからには、「歓喜」がなければならないと思う。
「歓喜」は対決や緊張感のないところからは決して生まれてこない。
【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「万治の石仏」

2013年10月07日 | TARO

「諏訪大社」の側に、あの「岡本太郎」が一目見て感嘆したという 石仏 があります。
これまで出向く機会も少なくモンモンと過ごしていましたが、縁があって今回ようやく対面することができました。


諏訪大社を参拝した後、横を流れる砥川のせせらぎを聞きながら向かいます。
この辺りは雰囲気がよくて、歩いているだけで癒されますね。

 
歩くこと10分、これが下諏訪の 「万治の石仏」 です・・・
高さ2.7m、長さ4mの自然石の上に、仏頭がちょこんと載せられた なんとも不思議な格好をしておられます。
岡本太郎が見つけたころは石仏までの道もなく、田んぼの際を草をかき分けて到着し、
流れる汗を拭こうともせず、「すごいね すごいね!」を連発して睨んだそうです。
その後、新聞などでも紹介され、今では道もキレイに整備されすっかり観光スポットになっています。

伝説によると春宮の石の鳥居を造る際、この石にノミを入れたところ血が流れ出し驚いた石工が霊の宿る石として阿弥陀如来を祭った という言い伝えが残っています。


この石仏にはお参りの仕方があります。
一、正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
二、石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
三、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。


マニア向けのマイナーな観光スポットかと思いきや、この日は続々と見物客がやってきて みなさん石仏を回っておられました。
ただ、「岡本太郎」繋がりで来た人はいないだろうけどね・・・


ぜひ諏訪方面に出かける機会があれば、このユニークな石仏を拝んでみてはいかがでしょうか?
何か願い事が叶うかもしれませんよ・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「1/144」の共演

2013年10月03日 | TARO

以前に紹介した1/144スケール同士の 「太陽の塔」「ガンダム」 を並べてみました。
こうやって比較すると、あらためて「太陽の塔」のデカさに驚いて、 18mの「ガンダム」が子供にみえちゃう・・・
名神高速を走ってて、チラっと見える巨大な顔にドキっとするもんね。


ウフフ・・・ 外で撮影するとより本物ぽく見えます。 どちらもリアルな造形で美しい。  
「これはお店にも部屋にも飾らんといてよ、気持ち悪いから!」 と、(Kumi)から釘を刺されてますので「太陽の塔」は自分の部屋行きだわ。
芸術を全くわかっちゃいない・・・ 困ったもんだ。

女には、生まれつき筋をつらぬく面がある。 男よりずっとしっかりしているよ。
【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後悔したくないから 「公開」 して・・・

2013年08月03日 | TARO

ボクの大好きな「太陽の塔」・・・
今話題の人気ドラマ「半沢直樹」にも出演?しています。(気づきましたか?)
画像がテレビに映ると「ほら・ほら」と、いつも知らせてくれる(Kumi)には感謝しています・・・ ただ、ちょっと声が大き過ぎ。


今何かと注目を集めている? 「太陽の塔」ですが、実は 内部 があるんです。
周囲は赤い壁で覆われて、中心には単細胞生物から人間に至るまでの進化を1本の樹木に見立てた 「生命の樹」(41m)がそびえ立っていてます。
この色使いといい、怪しさが彼らしくて 素晴らしいね。

その内部は、万博閉幕後に原則非公開となっていましたが、
修復され 約45年ぶりに一般公開される予定になっています・・・

「若い太陽の塔」もそうでしたが、好きな作品が修復され保存されていくのを聞くと本当に嬉しいですね。(キモト)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「神話」

2013年07月08日 | TARO
先月、「出雲大社」に出かけた時、せっかく島根県まで来たんだから ぜひ立ち寄ってみたい場所がありました。
そこは、松江市立陸上競技場 です・・・



野球場が併設されている競技場は、金沢で言う西部緑地公園のような場所でした。
駐車場に車を停め、小走りで そこ に向かうと、 ありました・・・



「岡本太郎」によって制作された 「神話」 です・・・
この「神話」と題されたモニュメントは、1982年の第37回国民体育大会(くにびき国体)のため、総合運動公園建設の際に作­られました。
モニュメントのモチーフは「出雲神話の世界」だそうです。
円形の芝生の真ん中に白く巨大なオブジェが立ち、燃え盛る炎や原始の踊りを表現しています。
その周りに色鮮やかな8つの小さなオブジェが囲­んでいます。

 

これまた、一目で彼の作品だと解る独特なフォルム・・・ そしてこの曲線美・・・ 
いつも思うことですが、彼の作品はどこか女性的で エロス なようなものを感じてしまいます。
実に美しく、そして雄大・・・

 

まわりにある8つの原色を使ったオブジェはそれぞれが人の顔を表して、すべての顔が中央の巨大なオブジェの方を向いています。
この顔も独特で、ジッと眺めていると心の奥底から恐怖心が湧いてきます。

このオブジェ、今はベンチ(?)のようになっていますが、以前は噴水で水が出ていました。
市の予算削減のため噴水のポンプが停止されましたが、ぜひ再開してもらいたいものです。



「岡本太郎」の作品は、様々な角度から見ることがポイントですが、時には遠く離れて作品全体を眺めて見ることも大切です。
この日は競技場はお休みでしたが、管理人の方に無理を言って(強引に?)中に入れてもらいました・・・
中央の巨大なモニュメントを周囲の様々な顔(人々)が見つめています。
これは原始の 儀式 でもあり、(神に捧げる踊り) 神代の世界を象徴しています。 (彼の大好きなテーマのひとつ)

こうやって上から見ると、円形の芝生の上にあるすべてのものが 一つのモニュメント になっていることがよくわかりますね。



「岡本太郎」の作品にはどれも一貫した個性とテーマが滲み出ています。
彼ほどオリジナリティーを持った芸術家は今の日本にはいないだろう・・・ 本当に尊敬する方です。
また、彼の作品を見に行きたくなっちゃったなぁ・・・(キモト)

「自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、
お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ。」 【岡本太郎の名言】 より

その時、(Kumi)は・・・



何やってんの・・・???
まったく興味ナシ・・・ やっぱ、我が家は完全に「図工タイプ」と「音楽タイプ」だな・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「若い太陽の塔」 コンタクト

2013年06月05日 | TARO


「岡本太郎」が大阪万博の「太陽の塔」の一年前に製作した「若い太陽の塔」
老朽化が激しく平成15年から立ち入りが禁止になっていましたが、修復工事が施され2011年の10月から一般公開が再開されました。

【若い太陽の塔】
高さ26メートル。 直径4メートルの顔と11本の炎で燃え立つ太陽を表してしています。
言うまでもなく、一目で彼の作品だとわかる この 佇まい・・・
この怪しさが「TARO好き」にはたまらないね。



「若い太陽」
ひろびろとした丘の上に "若い太陽" が生れる
日に日に新しく生まれ変る われわれの生命の象徴(シンボル)
金色に輝く顔はおおらかに
バイタリティを放射する 赤 青 緑の粧いは
濃い青春の彩りである

岡本太郎




塔は展望台になっていて、真下から螺旋階段で上がることができます。
前はサビサビだったのに、ここもキレイに修復されていました。



真下から見上げた「若い太陽」



斜め45度からの「若い太陽」
3本の柱の上に球体があって、それに 例の顔 が付いています。
ワールドカップのトロフィーみたいな感じ・・・



真後ろの「若い太陽」
後しろ側からだと飾りが背びれのように見えて、なんだか動物(爬虫類)のようです。



けっして高い塔ではありませんが、丘の上にあるので濃尾平野から名古屋の市街地まで一望することができます。
(もちろん、動物園や遊園地も見えます)
何年かぶりに訪れた「若い太陽の塔」 キレイに修復され一般の方が気軽に見えるようになってホント良かったです。



今の若い方は「岡本太郎」という芸術家(?)のことを知らないだろうな・・・
デジタル化・ハイテク化して、何の個性もなく似たようなモノに溢れている現代、
こう言った、唯一無二の作品こそ もっと大切に扱って後世に伝えて(残して)行かなければ・・・ と勝手に思っています・・・
それにしても園内に「TAROグッズ」が全く無かったゾ・・・ (たぶん)



我が家の「若い太陽の塔」は、今日も燦々と陽を浴びて輝いています・・・
「日本モンキーパーク」は動物園と遊園地を兼ね備えていますので、
遊びに訪れた際は、ぜひ「塔」の方にも足を運んでみてください・・・(キモト)

「手なれたものには飛躍がない。
常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、
直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ」 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「若い太陽の塔」 アプローチ

2013年06月04日 | TARO
昨日 月曜日の「オチャサイズ」は、先日行った「山島台児童館」からの方や、メンバーさんがお友達を連れて来られたりと、40人を超す参加がありました。 ありがとうございました・・・



前回その生い立ちを紹介した「若い太陽の塔」は、犬山市にある「日本モンキーパーク」の敷地内にあります。
その姿は国道41号線からも確認でき、近くまで来ると真下にある民家の後ろにそびえ立っています。 羨ましいなぁ・・・

 

おおっ、看板でちゃんと紹介されていますね。
「モンキーパーク」は、名前の通り サル専門の動物園と遊園地が併設されていますが、
今回は単独なのでココは無視して「塔」だけ を目指します。
※「塔」だけでも通常の入園料が必要です。 交渉してみたけど無理でした・・・(当然?)



「塔」は小高い丘の上にあるので、側道を登って行きます。
前に見た時は柵があって「立入禁止」になっていましたが、今は気持ちよく開放されています。



しかし、昔ここにあったケーブルカーは撤去されてますね。
確かワンコインで乗れたような記憶が・・・



歩道も荒れ果てていましたが、今はちゃんと整備されています。
その坂道を歩くこと5分(200m)その勇姿が見えてきました。
何年ぶりかなぁ・・・ こうやって間近までやって来るのも。

「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」 【岡本太郎の名言】より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「若い太陽の塔」 プロローグ

2013年06月03日 | TARO
  

「日本モンキーパーク」がまだ「犬山ラインパーク」と呼ばれていた昭和44年、
翌年に開催される「大阪万博」のプレイベント「万国博と世界お国めぐり」という催事のため、
当時、万博のシンボルタワー「太陽の塔」を製作をしていた「岡本太郎」に依頼して誕生したのが、この「若い太陽の塔」なのです。
よく、大阪万博の「太陽の塔」を真似したとか言われていますが、実際には大阪万博よりも前に製作した 「若い太陽の塔」 が存在するのです。
まぁ、好きじゃないと知らないことですがね。

以前にも何度かココを訪れていますが、デジカメが普及した時には老朽化が激しくすでに 立入禁止 になっていて、下から朽ちて行く姿を見守ることしかできませんでした。

しかぁーし、「岡本太郎」の生誕100周年と、モンキーパークの開園50周年を記念して、
大規模な修復工事が行われ、2011年10月1日より一般公開も再開しました・・・

いつ行くか(?) 今でしょ・・・
近くまで来たので(当然)立ち寄っていきます。



顔・炎・体ともに輝きを取り戻し、まるで命が甦ったかのような姿・・・
タイムトンネルの向こうに見えるモノは・・・ 何(?)

「自分の中にどうしても譲れないものがある、
それを守ろうとするから弱くなる、
そんなもの、ぶち壊してしまえ」 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/144スケール 「太陽の塔」 降臨

2013年05月24日 | TARO

1970年に開催された日本万国博覧会のシンボル『太陽の塔』を、1/144スケールで再現したモデルです。
前にも書いた通り昔から「岡本太郎」のファンなので、2月に発表になったのを見て即注文・・・! 
発売日が誕生日の前日だったので自分へのプレゼントになりました・・・(≧∇≦)

ワクワクして開けてみましたが、今までの物 と比べてもさすがにデカイて超リアル・・・ この大きさに感動です。


見よ、この勇姿・・・ 
こうやって定番のアングルから写真を撮ると本物と見間違えるほどのリアリティーがありますね。
外装のスプレースタッコ(吹き付けたモルタルに、鏝やローラーで凸凹模様を付けた外装材)の感じも上手く表現されています。


頭部(?)にある、未来を表す「黄金の顔」には金メッキ加工が施され、
避雷針やハシゴなど細部まで忠実に再現することによって、より実物に近い質感を表現しています。
スゴイなぁ・・・ これ、本物じゃないんですよ。


また、左右の瞳には発光ギミックを採用。
スイッチでLEDライトを点灯すると夜の雰囲気も味わうことができます。


背面には当然、過去を表わす「黒い太陽」が堂々と書かれています。


今後おそらく、これほど巨大でリアルな「太陽の塔」は発売されないでしょう・・・
一般にはオススメできませんが、「岡本太郎」マニアは是非とも手に入れておくべき一品です。

「いつか」なんて、絶対ない。
いつかあるものなら、今、絶対あるんだ。
今ないものは、将来にも絶対にない。 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜入!【岡本太郎記念館】

2013年02月18日 | TARO

渋谷駅からメトロ銀座線に乗り換えて、一つ目の駅「表参道」で下車。
青山にある「岡本太郎記念館」を目指します。
「岡本太郎記念館」は、84歳で亡くなるまでアトリエ兼住居だった場所に建てられた記念館です。

実際に50年近く生活した空間で、あらゆる作品の構想を練り制作した場所でもあります。


まず敷地内に入って真っ先に目に入るのは、庭先に飾られた沢山のオブジェです。
庭だけ見ていても不思議な感じがします。


入口のドアノブにも「岡本太郎」らしさが出てますねぇ。
手が触れる場所が足の裏って失礼な気がしますがこれも愛嬌。


一階フロアーには、作品に囲まれた本物そっくりの岡本太郎(人形)が居ます。

原色かつ奇妙な独特な造形・・・ 大きな影響を与えたという 縄文土器 や、メキシコのマヤ・アステカ文明。
こうやって見ると彼の世界観がよく見えます。 (ティーセットなんかも素敵でした)

 
さらに奥に進むと、アトリエが今もそのままの形で残されています。

机の上には実際に使用していた画材道具が並び、無数のキャンバスが所狭しと置いてありました。
ここで多くの作品が生まれたんだと考えるだけで感無量・・・ 言葉になりませんね。

 
2階のギャラリーには絵画が飾られています。
この日も次々と訪れる方いて、彼の作品を無言で鑑賞していました。

皆、「岡本太郎」を慕う理由は同じでしょう・・・

 
もちろん、「太陽の塔」や、「坐ることを拒絶する椅子」も展示してありました。

題名の由来も普通(凡人)には思いつかないね・・・ 名前から想像するのも面白い。


小さい頃から憧れていた「岡本太郎」の世界。
彼の情熱が満ち溢れているアトリエで何だかパワーを貰えた気がします。

自分も型にハマることなく、彼のような自由な発想でありたい・・・(キモト)

「才能があるから絵を描いているんだとか、
情熱があるから行動できるんだとか人はいうが、そうじゃない逆だ。
何かをやろうと決意するから 意志もエネルギーも噴き出してくる。
何も行動しないでいては 意志なんてものありゃしない」 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧巻!【明日の神話】

2013年02月11日 | TARO
東京「日本茶カフェ」巡りに出かけた時の宿泊は「渋谷」でした。
その「渋谷駅」と言えば、一般的には忠犬ハチ公(ハチ公前)が有名ですが、
「岡本太郎」好きにとっては、「太陽の塔」と並ぶ超大作 「明日の神話」 の壁画が飾られていることで知られてます。
東京(関東)に住んでないと、目にする機会も少ないのでフツーは知らないかぁ・・・


「iPhone5」で撮影

岡本太郎 最大の壁画  【明日の神話】
メキシコのホテルのオーナーに依頼され、ホテルのロビーに設置するために製作した壁画です。
(1968年 「太陽の塔」と並行して製作していた、縦5.5m 横30mの巨大な壁画)
結局ホテルは開業できずに終わり、この作品もそのままメキシコで行方不明になっていましたが、
時を越え2003年にメキシコの郊外で発見されました。
発見された時はひどく傷んでいましたが、帰国後(2005年)修復され、今は京王井の頭線「渋谷駅」とJR「渋谷駅」を結ぶ連絡通路に飾られています。

ドキュメンタリーでは見たことがありますが、現物を生で見たのは 実は今回が初めて・・・  超感激・・・
滞在していた期間は、毎朝 まずはここに立ち寄って 眺めてから出かけていました。

その出かけた先は もちろん「お茶屋」ですが、もう一つ・・・ せっかく「渋谷」に居るんだし行かないとね。

「僕は流れるって感じが好きなんだ。 固定したものは全然つまらない。
人生だってそうだろう? いつも流動的で、何が起こるかわからない。 だから面白いんだ」 【岡本太郎の名言】より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする