

24回目の「厳選・源泉温泉」は、これまで紹介してきたマニアック?な温泉と 一味違って気品溢れる洋風の建物・・・

このオランダ国立美術館を模した美しい建物は、「神戸フルーツ フラワーパーク」内にあるホテル「フルーツ フラワー」です。
今回は「オチャサイズ」の一押しのホテルと、その中にある「温泉」を紹介します。・・・


北陸方面からは、北陸道 敦賀IC → 舞鶴若狭道 吉川JCT → 中国道で向かうと便利かな・・・? 神戸北ICを降りてすぐの場所にあります。
「神戸」と聞くと夜景で有名なベイエリアを想像しますが、「フルーツ フラワーパーク」は 六甲山の裏側(北側)になるため、周りは山に囲まれた静かな場所にあります。

館内も優雅な感じで柔らかい光に包まれています。 訪れるだけで十分に 旅行気分 を楽しめます。・・・

温泉は、2階の端にあります。(この写真の一番奥です)

ホテルには、9種類のお湯が楽しめるバーデハウス(お風呂)がありますが、その中の露天風呂にあたるのが この大沢温泉「茜の湯」です。
内湯と違って、ここだけが 天然の温泉 を かけ流しで使用しています。 外に出ると、赤褐色のお湯に金属臭が漂って とてもいい雰囲気になります。


地下1200mから湧き上がった温泉の泉質は、含鉄ナトリウム・カルシウム-塩化物低温泉(高張性、弱酸性、低温泉)
源泉は30℃前後なので加熱して使用しています。 無色透明な源泉が、加熱し空気に触れて変色します。 赤褐色した この色から「茜の湯」と名付けられました。
実際に浸かってみると肌あたりもよく、鉄分が豊富なため 体がよく温まって湯あがりもポカポカでした。(ホテルの温泉だけに 顔がほてる・・・?)
舐めると金気臭(鉄の匂い)が強く、このお湯もかなりしょっぱめです。・・・

寒い時期だからかもしれませんが、管理人の方が30分置きに湯の温度と量を確認に来るのには関心しました。 その方の話しでは、側にある有馬温泉の金泉と同じ鉄分を多く含んだお湯で、「有馬よりも良い」というお客が大勢いるそうです。


排水口や床には温泉成分が付着し、この源泉の成分の強さを物語っています。 建物は清潔な装いなだけに、温泉に対するコダワリが見て取れます。 ここだけ見ていると、ホテルの雰囲気からは想像できません きっと、開業当時から そのままなんだろうね。

「神戸フルーツフラワーパーク」は市の施設なので、時期を選べば大人1名一泊4200円(素泊まり・温泉入浴付き)で泊る事ができるので、かなりお得(オススメ)です。・・・


食事は、地元のグルメを堪能したり、「三田アウトレット」や大型のイオン・ショピングモールが側にあるので いつもそこで済ませています。
施設内には温泉の他にも、遊園地やバーベキューなど子供と一緒に遊べる場所がたくさんあるので、旅行の計画に入れてみてはいかがでしょうか。
詳しくは 「神戸フルーツフラワーパーク」ホームページ で確認して下さい。
「オチャブロ」では、温泉をはじめ
何かの足しにしていただければ幸いです。・・・(キモト)