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チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

への字穂先 寸法

2010-01-17 12:08:30 | への字(へ調)穂先

Photo

上記画像をクリックすると拡大します。

。。。。(-。-)y-゜゜゜

Aの部分は出来るだけ真っ直ぐに平行になる様に削った方が、綺麗に曲がり折れ難くなります。

硬調・軟調・先調子・胴調子(本調子)の全ての調子は、B・C部分よりも手元側の削り方で決めるようにします。

硬調・軟調を作る場合、A部分の太さで調子を出しがちになる場合が多いのですが、基本的にはA部分の太さはあまり変えないで調子を出していきます。

Aの部分の太さに関しましては、先端部分(D)の長さにより決めていきます。

くどいようですが、調子に関しましては出来るだけB・C部分より手元側のテーパーの削り方で決めていきます。

筆者は『へ調穂先』愛用者の中でも、先端部分の長さ(D)が極端に短いモノを好みます。

理由は、誘う釣り方が好きなので、先端が長いモノは使い難いからです。

一般的には、Dの長さは40cm強の穂先が使用されているようです。

Dは先端部分より手元側が多少太く削ります。

理由は先端部分(D)が大きくたわまない様にする為です。

Dの部分は多少たわんでも問題はありませんが、たわまない方がアタリが見やすくなります。

製作者によりましては、先端より2cm位の場所にガイドを追加する場合もありますが、筆者は重量が増すのと糸絡みが多いので、先端部分から5cm程度の幅で均等にガイドを付けます。

ちなみに、カセ等で上下の揺れが大きい環境での釣りの場合は、D部分を長くするコトで、穂先先端部分が多少揺れを吸収し、穂先が跳ね上がり難くなります。

筆者の場合も、カセ等では先端部分が32~40cm位の穂先を使用します。

以上、能書きを書きましたが、自作の楽しみの一つに『遊び心』があると思います。

誰にも邪魔されず何か作り出すって、、マジでイケテル遊びだと思います。


への字穂先、、材料

2010-01-16 20:36:38 | への字(へ調)穂先

◆先端部分の太さが、1mmくらい以上のグラスソリッド。

先端が0.5ミリ程度の細いソリッドの場合は、先端の細い部分をカットして使います。

カットする部分が多くて、穂先が短くなりそうな場合は、120cmのソリッドを買って、カットして使います。

◆ガイドは、3mm1個、2.3mm適量、2mm適量。

筆者は2mmをあまり使わずに、3mmと2.3mmだけ使う場合が多いです。

一般的に『へ調穂先』を作る方は、1.5mmガイドの使用が多いと思います。

大きなガイドを使う理由ですが、『アタリとは穂先の動き』と、あえて考えずに、『アタリとはスムーズで素早いラインの移動』と、、考えるようにしているからです。

筆者は考え方に従ってガイドの大きさを決めていますが、大きなガイドは横風を拾いますので、各自の判断で決めて下さい。

◆ガイド止め用の糸・塗装用カシュー・ゼリー状瞬間接着剤・エポキシコート

佐々木さんへ

への字穂先のアタリが見やすいのは、単に『穂先先端部分の太さ』にあります。

筆者は目が悪いのですが、この穂先のお陰で2m前後の長さの竿でも、アタリがハッキリ見えます。