先日の小浜漁協さんへの釣行で、自作竿「Newタクト」を使ってみました。
この竿は、リールシート以外は全て余っている材料を使って、筆者にとっては新しいジャンルの「遊び」にチャレンジしてみました。
1匹目のチヌを掛けた時に、まわりからガヤガヤとドヨメキのようなものを感じました。
竿はこんなに曲がるのかというくらい、海面に向かって大きな弧を描いていたからです。
「大きいんちゃう!?」「大きそーやん」という遠くから聞こえてくる声の中で筆者は「どーしよー、、上げるのが恥ずかしい・・・」と、思いながら上がってきたのは30cm足らずのチヌでした。
「この竿、、超柔らかいもんで・・・」と、照れ笑いしか思いつきませんでした。
この竿は、チヌを掛けて釣り上げる間に、チヌが暴れて海中に突っ込む際に「穂先から風切音」を起こさせるコトを目標に作りました。
結局目標は未達でしたが、使っていて笑けてくる何とも言えない趣のある竿でした。
ひとつ気づいたコトは、38センチを1匹この竿で釣りましたが、竿のストロークのお蔭で、あまり暴れずに上がってきました。
また、腕が受ける負担もほとんどなく、力の弱い子供用竿の製作の良いヒントになりました。
この竿、、ヤミツキになりそうです。