「かかり釣りは、ウキの代わりに穂先の動きでアタリをとり云々・・・。」
約30年前に初めて筏に上がり「かかり釣り」とやらを、やってみました。
その時友人から色々教えてもらいましたが、上級者は穂先の動きでチヌかどうかも判断できると聞き、「マジ!?凄いなぁ~」なんて感心していた記憶があります。
筆者は何かにつけて、自分でも面倒くさいヤツと思うくらい、ついつい掘り下げて考えてしまいます。
その時に頭の中で何が引っかかっていたかと言いますと、本文の書きだしの「ウキの代わりに穂先で・・・」という部分でした。
ウキの場合、魚がサシエサを咥えてウキが海中に沈んでいっても、ウキの浮力は一定ですので、海中の潮流がよほど変化しない限り、魚が感じるテンションも一定です。
穂先の場合は、魚がラインを引っ張り込んでいくと、穂先の張力が増しますので、テンションが増していきます。
そこで、まだまだ若かれし頃の筆者は、穂先の先端を数センチカットしてみました。
目的は、ほんのもう少しだけ穂先が硬かったら、魚が引っ張り込んでいくうちに、アワセなくても勝手に針に掛かるのではないかと目論んだ訳です。
友人からは、「何をしてるんや、切ってしもたらアカンやん」と言われましたし、皆様のご想像どおり全然アカン結果で終わりました。
ウキのように魚が咥えてもテンションが一定な方が違和感がないはずなので、それ以来、穂先よりもウキの方が魚を感知する道具としては優れているとずっと思いこんでいました。
先日のキング名人のトークショー動画を拝見していますと、「魚が一度咥えたら、サシエサを離せない」というビミョーなテンションの存在に注目されていました。
これらを拝見していましたら、笑けるコトをやっていた約30年前の記憶が急に蘇ってきてしまいました。
明日の釣りに備えて、只今頭の中を整理しております。
って、、またまた眠れないやん・・・。笑
今のトコロ筆者はウキ釣りをしませんが、かかり釣りの穂先を・・・というより、ウキの改良に役立つかも・・・。
ウキに近づく穂先と、穂先に近づくウキ、、筆者の頭の中で、どちらが早くゴールするんでしょうかねぇ~♪