またまた穂先を削ってみました。
今回は、胴調子です。
穂先全体の1/3程度の長さにあたる先端部分で、出来るだけ均等に力を受けるような「への字穂先」モドキに削ってみました。
ラインが引っ張られる力を、出来るだけ均等に穂先の広範囲で受けた方が良さそうなのですが、その根拠たるものがサッパリ解りません。
何となくですが、テコも同時に考えた場合「均等に受ける部分」が長い程、どこか「受けきれなくなったトコロ」に一瞬大きな負荷をかけるような感じがします。
無知ゆえに根拠もなく間違っている可能性も大です。
1/3部分にコダワッタのは、元竿も穂先も指で弾いてみると先ッポから少し手前側付近のトコロが一番感度がイイように思うコトと、今まで作ってきた「への字穂先」のカーブポイントの場所とを思い出して決めてみました。
カーボンの穂先は「への字」に削ると、素材に粘りが乏しい分だけ、折れやすくなってしまいます。
ちゃんと考えて削ると、カーボンでも折れ難い「への字穂先」も出来ますが、最近「への字」に飽きてきた感もあり遠回り街道をボチボチ散策中です。
筆者が学生時代に材料力学や物理っぽい授業がありましたが、今になって思えば、ちゃんと勉強しておくべきでした。