3時間の朝寝坊の上、雪で道路が凍結しまくりのトロトロ運転で9時に渡船屋さんに到着しました。
途中、行きつけの餌屋さんでボケの購入を予定していましたが、駐車場の雪が深そうで入る勇気が無くて止めました。
それにしてもアイスバーンって、、あんなにガタガタ悪路だとは思いませんでした。
筆者の車はショックが硬くて幅広タイヤですので、延々と「ワ・レ・ワ・レ・ワ・ウ・チュ・ウ・ジ・ン・ダ」状態でした。
大型トラック2台が道路脇に脱輪したり電柱にぶつかっていましたので、朝寝坊して正解だったのかも知れません。
筆者が悪路と戦っていた、、ちょうどその時友人は三重県に向かっていましたが、「甲ヶ崎向かってるんか、、正解!こっちは渋滞で車が動けへん」と電話がありました。
深夜でしたら2時間30分でいける所を8時間30分かかったそうです。。お疲れポン&心中お察しいたします。
野村渡船店さんに到着し、大将が荷物を運ぶのを手伝ってくれはりました。
先週の釣行時に、山海堂釣具店さんがおられて自社ダンゴのアピールをされていましたので、地ダンゴ好きの筆者は迷わず渡船屋さんでダンゴを購入しました。
山海堂さんの話によると、昨年末に、このダンゴを使った常連さん達が爆釣されたそうで、「ココの釣り場と相性バッチリと思います!」とのコトでした。
何とも頼もしいダンゴを買って、大将にお任せでポイントに到着しました。
先週は生命反応が全く無かったのですが、昨日も変わらず何も触ってきません。
手持ち餌は前日買ったオキアミとサナギと、渡船屋さんで貰える牡蠣です。
筆者は牡蠣とダンゴは相性が悪いようなイメージを持っていて、牡蠣の時はダンゴを打たない方がいいような気がしていました。
渡船屋さんは、ダンゴを撒いた方がいいといいます。
ココは水深が4mも無いように思いますが、超浅場だからでしょうか?
10時頃に潮の流れが落ち着き始め、海水を多めにいれたダンゴを、手が冷たいので杓ですくいながら投入していきました。
エサ取りが何も居ないので、サシエサに包む必要がありません。
潮が完全に止まったのを見て、投入中の牡蠣の上からダンゴを3発上撒きしてみました。
名人の解説では、ご法度の方法ですが、魚が何も居ませんので関係ありません。
投入直後に、穂先がモゾモゾ動き始めました。
「え、、ウソ!?」
油断しきっていたので、固まった筋肉を解凍しながら穂先がモタレるのを待ってアワセました。
ガツンという衝撃を頭が確認すると、急に心臓がバクバクしてきました。
実は、ココの釣り場では、今までずっとバラシてばかりだったのです。
新竿の剛腕のせいか、低水温のせいか、、すんなりとチヌは上がってきました。
60cm枠のタモですくってみると、上顎の歯に針先が数ミリだけ刺さっているだけで、タモの中でチヌが動いた時に針が外れました。
ただ重たいだけのヤリトリで拍子抜けしましたが、何とか釣れてくれて何よりでした。
新竿は16mmの超硬グラスチューブラーですが、穂先を細くして先端付近まで使った竿です。
写真:「チュブラーに色くらい塗れよ~」な筆者用手抜き竿
取り込みをした印象は、太いグラスの割には程良い硬さで、筆者の好みの調子でした。
さっそく、また牡蠣を投下しました。
まだ何か居ます。
アワセるにアワセられないイライラする穂先の動きです。
ただ、何となくフグみたいな感じがしてきました。
「チヌに化けろー!!」と念じてみましたら、アタリがなくなりました。
回収してみると、ラインにカジッタような傷がありますので、おそらくフグです。
ダンゴを投下して、また牡蠣を投下したら、今度は何も居ませんでした・・・・。
ってコトで、夕方まで粘りましたが結局この1枚で終了でした。
昨日の釣果=52cm1枚
朝寝坊でどうなるコトかと思いましたが、大将のポイント選択とダンゴの集魚力のお陰で、やっと6年ぶりに年無しを釣ることができました。
感謝感謝です。