一日一トライ~”その記憶の記録”

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Ⓤ‐23.ウクライナ戦争の”出口戦略”

2025-02-24 09:00:00 | Ⓤウクライナを考える

 2022.2.24にロシア軍の侵攻が始まり、早くも4年目に入りました。この間、残酷にも相互に数多くの尊い命が失われ、ケガで苦しんでいる人も大勢います。また、今まで培ってきた家屋や財産が破壊され、国土が焦土化されています。国内外の難民をはじめ、住民は不安と恐怖と隣り合わせの生活の日々のことでしょう。この戦争を一日も早く終わらせたい・終わってほしい!は、共通の願いです。


 ウクライナでは東部、ロシア国内のクルスクでは未だ激しい攻防が続き、膠着状態が続いています。西側の報道では、ウクライナ側がドローンやハイマースなどの活躍によりまさっている感がありますが、失地回復がままならぬようです。こうした中、「ウクライナにロシアとの交渉を促すべき」という立場と、「ウクライナの徹底抗戦を支援すべき」という立場があります。長期化するウクライナ情勢のいわゆる“出口戦略”をどう考えていくべきなのでしょうか。


霧氷① 2024.2.16 8:00/-15℃ (from;バイク友)

 そのキーパーソンになる存在が、1/20第47代アメリカ大統領に再度就任したトランプ氏です。選挙運動中に「この戦争を24時間以内に終結させる!」と(現在は6か月以内と変更)豪語。また、ウクライナに対する支援の打ち切り発言も。トランプ大統領は2/12、プーチン大統領との電話協議で戦争終結に向けて米ロ交渉を始めることで合意したという。ウクライナや欧州では、ロシアの占領地の扱いなどをめぐり、当事者の頭越しに進められる協議への警戒感が広がっています。

 2/15、ゼネンスキー大統領はミュンヘン安全保障会議で演説し、トランプ米政権が急ぐロシアのウクライナ侵攻をめぐる停戦交渉について、「ウクライナ抜きの決定は受け入れられない」とアピール。また、欧州に対して自力での防衛努力を求め、「欧州統一軍を形成すべきだ」とも訴えています。ゼレンスキー氏は、演説後の質疑でも「(米ロ首脳が直接協議で)2人が何を話すかは自由だが、ウクライナ抜きの交渉は危険だ」ともいっていました。


霧氷② 2024.2.16 8:00/-15℃ (from;バイク友)

 確かに、米国は経済的・軍事的にも大きな比率でウクライナを下支えしてきました。トップが変わればものの見方や事象の捉え方、問題解決の手法に違いが出るのは当然です。しかし、安易な妥協は後の時代に禍根を残すことになります。交渉者は利益やエゴでなく、将来を見据えた立場で慎重に戦争終結の道筋を探ってほしいものです。今後の和平交渉は、立場・主張の違いから相容れないものがあり難航することが予想されますが、何らかの形でぜひ実現することを強く願っています。


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