一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒤-4.特定外来生物「セイヨウオオマルハナバチ」発見! 2023.5.3

2023-05-14 07:00:00 | ⒤🦋昆虫の種類・生態

 5/3、友人O氏から、セイヨウオオマルハナバチが家の玄関の壁にとまっていた!、と下記の写真添付のラインを受け取りました。


オシリの色が白い➨セイヨウオオマルハナバチ(from;O氏)


 セイヨウオオマルハナバチについては、以前、上川総合振興局と市民団体「大雪マルハナバチ市民ネットワーク」のパンフレットを見て知っていました。この団体は、特定外来生物の一つであるセイヨウオオマルハナバチの防除活動の普及を進める組織です。



セイヨウオオマルハナバチ(庭のツリフネソウにー)


特徴】体長は女王バチで18~22mm、働きバチで10~18mm。マルハナバチ共通の特徴である丸く、毛むくじゃらな体です。胸部と腹部は黄色と黒色の縞模様に。このハチは、庭でも時折見かけていました。なかなか動きが俊敏で、あんこ型の相撲取りの感じで、たくましい体つきをしています。


これは、オシリの色が茶色のエゾオオマルハナバチ


在来のエゾマルハナバチとの違い】このエゾオオマルハナバチは、本州に生息しているオオマルハナバチの仲間ですが、セイヨウオオマルハナバチは、形、縞模様、行動様式などが似ているので一見違いは分かりませんが、実は大きな違いがあります。それはオシリの縞模様の色が白いのです。

駆除する理由】このハチは、名前の如く「ヨーロッパ原産」で、マルハナバチの仲間で、温室栽培のトマトやナスの受粉のため輸入され、野生化したものです。このハチの悪行は、花に穴を開けて蜜を吸ったり、在来のハチを減少させるなど生態系に悪影響を与えることが懸念されています。


           【特定外来生物とはー
 海外起源の外来種であり、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの。または及ぼす恐れがあるものの中から指定されています。指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止されています。なお、
卵、種子なども含まれます。

このセイヨウオオマルハナバチは、農家の救世主!として輸入されたものですが、結果的にそれが管理しきれなくなり野生化し繁殖したものです。このような例は、植物、動物とも多々あり時折話題になっています。なかなか難しい問題を含んでいるようです。

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⒤‐3.庭に、ホウジャク(蜂雀)が!

2023-02-05 07:00:00 | ⒤🦋昆虫の種類・生態

 数年前の10/10 、数日東京に滞在している時のことです。 住宅街を歩きながら、イキイキ咲いている花や可愛い果実に心ひかれました。北海道では秋も深まり、晩秋の季節を迎えようとしているのでなおのことです。この日の最高気温はナント!31℃の猛暑日で、これは近年にないこと。





 
















 

🦋この散策の中で、一番興味深かったのは上の写真です。初めて見た光景なので、 ホバリング・蜜を吸う・で検索することに。これは蜂でなく「蛾」なのです。言われてみれば、蜂にしては、とは思っていましたがー。スズメガ(雀蛾)科の蛾で、雀のような体系で蜂のように飛ぶのでホウジャク(蜂雀)と。日本全国、世界各地に棲息する普通の蛾で、7~11月に出現するとのことです旭川では今まで目撃情報なし!でしたが、ナント、翌年家の庭で目撃しました。学術的!証拠写真を撮ろうと思いましたが、慌ただしくすぐどこかへ飛んでいきました。
                    ホウジャクのこと
 成虫は鋭角の三角形の翅をもち、これをすばやく羽ばたかせて時速50km以上の高速で移動し、その飛行速度は数多い飛翔昆虫の中でも一番速い部類に入るといいます。また翅を素早く羽ばたかせることで空中にホバリングすることができ、樹液や花の蜜を吸引している姿は素早くてなかなか写真に撮るのが難しいものです。成虫は口吻が発達していて、様々な花の蜜を吸引しますが、口吻の長さは種類によって様々で、それぞれ好みの花の蜜腺に届くような長さをしているようです。

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⒤‐2.当麻町・「当麻世界の昆虫館 パピヨンシャトー」へ

2022-12-06 07:00:00 | ⒤🦋昆虫の種類・生態

 

 本昆虫館には、日本はもちろん世界各地に生息している昆虫が展示されています。展示室では、色鮮やかな美しいチョウや珍しい昆虫など、ふだん見ることのできない2000種類、約1万点もの標本を間近に観察することができます。🦋




 左;展示室、右;生態観察室

 また、世界の生きた昆虫を見ることができる生態観察室が併設されています。沖縄の蝶が放し飼いにされていたり、実際に触れることができるクワガタ、カブトムシ(触れるコーナーとして)もいます。ヘラクレスオオカブトやネプチューンオオカブトなど外国産カブトムシやクワガタ等もおり、創意工夫された昆虫館です。 


 展示室

 




生態観察室 


 維持管理が大変だと思いますがー。

 本昆虫館をはじめて見学しましたが、展示物がスゴイ!が第一印象です。また、生態観察室では、自然環境を再現したり、カブトムシやクワガタムシを実際に触れながら観察できることは、展示の方法としていいことだと思います。カブトムシ、クワガタムシなどの好きな子には、心ときめかす場所!となることでしょう。

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⒤‐1.旭川市・「西神楽公園(ほたるの里)」へ~ホタルの観察

2022-11-09 07:00:00 | ⒤🦋昆虫の種類・生態

 カテゴリー「⒜昆虫の種類・生態」のはじめに本カテゴリーは、昆虫類、クモ類などの話題を記録していきます。


 7/28、西神楽公園内の「西神楽ホタルの里」へ行ったときのことです。
 まず、沢伝いを歩いてみました。もともとここにホタルが住んでいたかどうかわかりませんが、湧き水の出るイイ環境です。エサはカワニナですが、順調に繁殖していることを期待しながらー。


 この場所から水が湧いています。


 沢伝いに遊歩道があります。


 沢を挟んで向こうにキャンプ場がー。


 沢のすぐそばにも遊歩道がー。


 いい雰囲気です。ここにホタルがいるはずです。

 
ホタル観察用の順路の看板。 


 この沢は、”せせらぎ水路”とのことー。


昨夏は、人の流れに従って歩いたのでよくわかりませんでした。


湧水は、この池に溜まっています。ここにはたくさんいるはず!。




~そして、夜~

いました!あっちにもー、こっちにもー。
あっ!飛んだ!  感動の一瞬です。
ダメモトで、ーとシャッターを!
よく目を凝らして見てください。


 赤い点は、肉眼では見えなかったホタルの光です。


 白い点は、肉眼でも見えるホタル。

  まずは、ホタルが見れて満足しました。イベントの時は、列を作って進むので、ゆっくり見れませんでしたが、今日はマイペースで見ることができました。なお、北海道古来のホタルは「ゲンジボタル」で、ここのホタルの種類は、「ヘイケボタル」。外来種になるという。

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