頂いた濃茶用の抹茶が一缶あり、我が家だけで飲むのはもったいないので、有効活用!の機会を考えていました。以前、陶芸との関連のある茶道の一端を知ってもらうのも勉強になると思い、教室の休憩の折何度か何度か薄茶を飲んでもらったことがあります。先月から新しいメンバーも加わったこともあり、今日休憩時間に濃茶を飲んでもらういいタイミングか!?と。
今日の企画は、遠州流の先生のAさんにお点前してもらいます。Aさんの教室では、コロナ禍以来、濃茶の場合も回し飲みでなく、1人一服にしているという。これはいいアイデア!と、これに習うことにしました。夫々濃茶を点て、そのお茶を自分で飲む=自服してもらうことにしました。
準 備
長板の総飾りでー
長板の総飾りで
今日の茶花
水屋の様子~茶碗、茶筅は人数分準備
お点前開始
まず、お茶を練るところまでお点前をしてもらいました。
正客に座っている人はお茶をしている人です。
一人一点前~セルフサービスで
一人分のお茶(茶杓で大盛3杯≒4g)を抹茶茶碗に入れ、湯(80℃前後)を適量(≒12㏄前後)そそぎ、茶筅と一緒に全員に出します。その後、各々がある程度練ったころを見計らい、濃さの調整するために再度若干の湯(≒3㏄前後)を加え、再度練り完成とします。次に、自分で点てたお茶を出し袱紗を添え飲んでもらいました。なお、菓子は一人ずつさらに入れて出し、お茶を飲む前に食べています。
お菓子もケースがある場合はー
お茶を入れ、湯をそそぎます
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練れば練るほど美味しい濃茶になるという
お点前終了
お点前が終わった様子
茶道には、種々の道具を使いますが、とりわけ抹茶茶碗や建水、茶入れ、水差し、花瓶など陶磁器で造られたものがたくさんあります。茶道具を作る場合、このような体験することも大切かと思います。