ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

認知症フォーラムin都筑

2009-10-10 16:56:03 | Weblog
「認知症でもだいじょうぶ」がテーマの講演会に行ってきた。
ゲストは「長谷川式スケール」で有名な長谷川先生。

内容は認知症の基礎知識と接し方。

地域の商店街が認知症サポーターとして取り組んでいること。

認知症の夫を介護して10年の奥様の体験談。

アルツハイマー患者であるご本人と奥様の紹介VTRとお話。


長谷川先生のお話で印象に残ったのは
認知症の人の時間はゆっくり流れていて、介護者の都合でせかして答えを用意したりはいけない
ということ。

わたしもせっかちなので、つい「元気?それとも調子が悪い?」とか「もう時間がないんだよね」と言ってしまう。

認知症の夫を介護している松本さんの言葉には愛があふれていて、ボロボロと泣いてしまった。
認知症の夫とともにあらたに仕事をはじめ、全国をトラックで配送に奔走したこと。夫の大好きな山に登ったこと。

自分は大好きな母に少しも優しくないことを思い知らされた。

   透析があるから。
   車に酔うから。
   わたしは仕事と子育てが忙しいから。

全部ウソじゃないけど、言い訳でしかないんだ。

ひとりでさびしいという母に、ひまなとき会いにいくんではなくて、曜日を決めて散歩につきあったり、外食したりだって出来なくはない。

明日から変わろう!

だけど夕べから長男がインフルエンザなのだ

また当分母には会えない