ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

特別養護老人ホームからようやく連絡が!

2010-07-27 18:42:14 | Weblog
日中ほとんど居眠りをして過ごし、食事も全介助になって、グループホームからは特養への転居をすすめられていた父。

わたし自身は今のホームと自宅が近いこともあるし、実際入所申込書をだしてはいたもののなんとなく現状維持を望んでいた。

でも、この秋にはそろそろ本気で考えないといけないとも感じていたし、今週中に特養に入所待ちの順位を聞く℡をしようと決意したところだった。

そうしたら昨日、「お父様の順番がきました」と電話があった。
なんというタイミングの良さ!

「どうされますか?もう他へはいられましたか?」
「いえ、2年間ご連絡を待ち続けていました。もちろん入所の意向でお願いいたします」

さっそく母に電話をした。
母は・・・・気がのらないようだった。
とりあえず、見学に誘ってみた。

そして今日夕方「お母さん、今から迎えにいくからね」
母「え?なんで?」
私「今日、お父さん老人ホーム見にいくって約束したでしょ?」
母「え?そうだっけ?ぜーんぜん忘れてた!」
私「・・・・」

とりあえず決行した。

そのホームは古いから、個室ではないし作りも病院みたいだ。
母は文句を言いそうだなと思いながら連れて行った。

けれど私はそこのスタッフの方々の温かさや医療面での安心は一押しだと思っている。

以前と同じスタッフの方が施設内を案内してくれた。

おまけに帰り際に父のことをよく知っているという施設長方とお話することになった。

ちなみに、知り合いだから優先されたということは全くない。本当に何年待ったかな、という感じ。

「ここには懐かしい顔が何人かいるからきっとお父さんにとってもいい環境だと思う」と。

だけどそんな場所だからこそ、自分の今の姿を見られてたくないと思うかな。

母は「お父さんの気持ちを聞かないと」と言う。

そりゃそうだけど、今回見送ったら次があるかはわからない

今のホームは日当たりも環境もよい個室だし、そりゃあ本人は今まで通りを望むでしょう。

けど、この先の健康面を考えるとわたしは不安でしかたない。

来週特養スタッフの方がグループホームの父に会いに来る。