ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

しあわせな子ども時代の思い出が浮かばない

2014-03-13 19:01:56 | よくある悩み
介護の悩みで意外と多いのが

「こどものころに大事にしてもらえなかったのに、なんで今面倒を見なきゃいけないの?!」と怒りがこみ上げている人。

同じ気持までには寄り添えないながら、理解はできます。


わたしも、子どもの頃のほんわかした思い出がないんです。父とのあいだに。

いつもちょっとしたことでカッとなる人でした。
暴力をふるったりはしなかったけれど、いつ怒り出すかわからなくてびくびくしていました。

ひとりっこだから甘やかされて育ってんでしょう?

と人に言われるたびに苦笑いでした。

クリスマスも、飲みに行ってしまっていて一緒に過ごした記憶がありません。

母とふたりで、クリスマスの音楽を聴きながら、ちいさなツリーの前でケーキを食べる・・・・

いま思い出しても切ない気持になります。

「女と子どもは物を言うな!」という父でした。

カラダを気づかってお酒をとめても、「偉そうな口を利くな!」と22歳のわたしに怒鳴る人でした。

絶対アンタの面倒は見ない!! 

そう宣言もしました。



みなさんもアンタの面倒なんかみたくない!って言ってもいいんだと思います。

だってこちらは散々傷つけられてきたんですから


でもひとつだけ大事なことは


介護は自分の満足のためにあるかもしれないということです

わたしは、これ以上できないくらい父の介護に向き合いました。

父への感謝でもなく、強制されたわけでもなく、そうすることで自分が悔いを残さないと思ったからです。


見捨てた自分を許せないとあとから苦しむなら、過去には目をつぶって面倒見るべきです

世間の目で判断するものじゃなく、自分で決める

決めたらまっとうする

そうしないといつまでも混乱した気持のままなのです


正しいとか正しくないとかじゃ介護なんか乗り切れないんです

人気ブログランキングへ


介護疲れの方のためのアロマセラピー出張します横浜近郊と 各地空港から移動30分以内なら 出張可能です

詳しくはhttp://yokohama-aromadrops-aya.jimdo.com/訪問セラピー/