家族ってなんだろうなあ。そういうことを考えさせられた児童書、紹介します。
主人公は、幼いころ母を亡くし父と二人暮らしの中学生の陸君です。
「ファミリーマップ」 おおぎやなぎちか
陸君も良いのですが、第一寿荘に住む「よっちゃん」のキャラクターが秀逸で準主役級。
よっちゃんは陸のパパの友達で、陸の面倒を幼いころからみてきた母親代わりのような存在。
でも、よっちゃんは「男性」です。
アーティストであって、なんでも屋であって、お茶目で心優しい明るい人。
陸がよっちゃんのことを心底信頼しているのがうなずけるほど、良いんですよん~よっちゃん。
パパの再婚、新しい家族、男とか女とか差別とか…。
物語をおっていくうちに、色々とかんがえさせられることが出てくる。
家族ってね、色んな形があって良いんですよね。
陸とよっちゃん、パパと新しい奥さんと赤ちゃんにエールをおくりたくなる物語。
読後感爽やか。
にほんブログ村ブログ読んだよっと訪問クリックしていただけると嬉しいです
ナチュラルライフランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます