まちの風  岡田勝一(まさかず) 元淡路市議会

 岡田 勝一(まさかず)
 活動日誌です
"すべての世代と共にまちづくり"をスローガンにしてきました

2月1日 行政視察

2013-02-04 06:27:34 | 活動報告
 東北地方太平洋沖地震発生時まちの人口35585人のうち
悲しくも306名の犠牲者出した宮城県亘理町へ大震災復興の
お手伝いに長期派遣されてる淡路市川端参事の励ましかね
この目で復興状況の確認と自分達の力で取組める事案探しに
会派で研修兼ね行政視察に行ってきた








 3.11 2年近く経ち上空から見た海岸付近一面に広がる
四角い水沼??広がる光景は?片や想像する瓦礫の山は?
仙台空港到着後ただちに亘理のまちなかへ向かう




 水沼は水稻田の除塩作業中であり今年の作付けに向けて
急ピッチで進行中、瓦礫の山は亘理町一次仮置き場~二次仮
置き場(災害廃棄物中間処理場建設され)災害廃棄物56万㌧
津波堆積物27万㌧大型施設稼動、今年10月まで完全処理
(24時間稼動)処分完了予定で進んでいました





 農産漁村復興基盤総合計画はじめ全体41事業、
総額594億7700万余 仮設住宅9地区1126戸3143入居
 もとのまちに戻るには20年近い歳月を要する事であろうと思
われる大惨事。私達淡路市も阪神淡路大震災から18年まだ
まだひと踏ん張りが必要です




 東北のねばり心で負けないよ!一人じゃない!やっぱり東北
が好き!農耕民族の諦めない強い精神力で復興目指しともに
頑張るエールの交換行いました






また少し山間部に位置する角田市は津波こそ無いものの地震
による上水道の断水長期化と下水道管の破損等生活様式の
苦労話しと限界集落抱え高齢者の生活の足となる公共交通
撤退、市民バス走らすも利用者の減少と委託費用の増加で市
の財政圧迫、費用対効果が得られない現状から市民バスの
限界受け新たな地域交通システム、デマンド型乗り合いタクシーへ
転換、先進地視察行い
◎ 市民サーブスの向上と財政支出の抑制
◎住民ニーズへのきめ細かな対応
◎中心市街地活性化事業との連携
◎協働のまちづくりへの展開 
 基本的に平日のみ運行(土日祝日=運休)地域内のタクシー
会社より(ジャンボタクシ9人乗り4台、普通4人乗り1台)運転手共
借り上げている(利用者無いときは動かない)
 運営主体 商工会に委託 角田市は運営費の50㌫を補助
予約方法はITを活用、利用料金1回400円福祉タクシー券もOK
 目的は病院通いが主、1日平均利用者 150名
5年間運用してきたが料金ほかクレームは1件も無しとのこと
《利用登録者 7217人 年間延べ利用者146192人》
 淡路市の取り組みの良い部分のみ参考にしたいと思う行政
視察でした