そういえば、バークリーで教え始めたトモ藤田氏が久しぶりに日本に帰ってきて、
もう15年ぐらい前になるだろうか。言った言葉があります。
「僕はね。ギターで歌う事にしてん。歌ったフレーズしか弾かへん事にした。
それからやね。ギターがどんどん好きになったのは」
「やっぱりジャズが出来ないといけないと思ってバークリーに行ったけど、
ブルースに出会って救われた。やっぱり、僕の原点はチャーやねんね。」
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トモ藤田氏の素晴らしいところは、合理的な考え方の持ち主であるところだと思うのです。
飲みに行った先で
「おしぼりでございます」と3人全員にお店の女の子が言った後
「あれ、全員に言うんやね。二人目は『おしぼりでございます』って
『そらわかってるわ。』って感じやけど。(笑)
でも、日本は丁寧でそこがええんやね。」
アメリカ的な合理的な考えも出来るし、日本人的な優しさもわかる。
「ホテルで朝 . . . 本文を読む
トモが、話した面白い話があります。
「仕事の最初のセッションにイバニーズとか持って行ってはいけないよね。
ロックしかできないと思われちゃうことがあるし。
やっぱり、ストラトとレスポール。それから足下にエフェクトたくさん。
プロデューサーはそれで安心するもんね。結局、使わへんかったりするんやけど(笑)」
そうだよなあ。
欲しい音をだしてくれそうな感じの安心感でしょうね。
それはあるなあ。
実際、 . . . 本文を読む
トモ藤田氏と飲んだ。
かれは、ギタリストのみならず、ギター教師としてもカリスマ的だ。
彼は、本当に好奇心の固まりで、
釣りやら写真やら色々なものを楽しんでいる。
あるとき、奥さんに
「あなたはいつも前向きすぎる。
人は、もっと傷つくの。もっと落ち込んだときに書くような
バラードを書けば」
みたいなことを言われたんだそうだ。
どうすれば落ち込めるだろうと
晩御飯を抜いてみた、という彼。
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