ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

音楽の道に進むということ

2018-10-01 08:20:48 | Weblog

音楽の道に進むということは、突き詰めて考えると、
「親から勘当される」こと、
とワンセットに近くなる、と思っています。

決して、親子関係を断てと言ってる訳ではなく、
そういう状況も十分想定内に入る、ということです。

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基本的に、こういう選択から成り立っていると僕は思います。
1)資金援助を親にしてもらう代わりに、親の言うことを聞く。
2)資金援助をしてもらわない代わりに、親からの自由を得る。

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音楽の道はリスクが多い。
1)楽器の練習や音楽の上達は時間がかかる。
    また、適性があるかどうか、判断するのにも時間がかかる。
2)それで飯が食えるには過酷な競争が待っている。
3)多くの時間と労力の投資のあと、見返りは少ない。
4)それを職業にしたとして、継続的な収入が見込めるわけでもない。

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となれば、損得を基準にして選ぶ職業ではない。
となれば、親が反対するのは当然、と僕は考えます。

協力を得られるならば、それはラッキー。
大いに感謝するべきだと思います。


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だから通常、音楽をやりたい、となると親と揉めます。(笑)
で、音楽の道に進むと関係は悪くなるかもしれませんが、
自分で生きていくチャンスかもしれません。

また、親子の関係は、なかなか切っても切れないものだと思います。
ならば、1)一度、距離を置くか、
2)能力を証明して、認めてもらう
というのは、王道と言えるのではないか?と僕は思います。

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結局、普通の話になってしまいましたが、
これが大人になる、ということなんじゃないかと思います。

 






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