ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

EMBGのみんなへ『ギターのメンテナンス』について

2010-06-25 18:21:25 | Weblog
・ギターのメンテナンス(ネックの反り・フレットの減りなども)について軽くでも教えてもらいたいです。

A:僕は、ギターのメンテナンスは、自分でほとんどしません。
メンテナンスは、非常に微妙ですから。信頼出来るお店に一度は見てもらうのが良いと思います。
しっかりすれば、本当にギターは見違えるほど良くなります。

それから買ってから1年ぐらいですごくコンディションが変わるギターがあります。
これは、木のシーズニング等の問題もあると思うのですが、
買ったときと何となく違うと思うなら、専門家に見てもらう事をお勧めします。

それをふまえて、自分でできるのは、
1)弦の高さを調整したり、2)オクターブチューニングをすることでしょうか。

1)弦の高さは、面倒でもほんの少しづつ上げたり下げたりする事。
ストラト等、ねじを半回転してもずいぶん感じが変わります。


オクターブチューニングは、新しい弦でチューニングメーターを使ってやりましょう。
オクターブチューニングは、ダダリオなど信頼出来る弦のメーカーの場合、
弦を張り直す度に大きくやりなおすことは無いと思いますが、念のため確認しましょう。
張り替えた時にオクターブチューニングがやはり大きく狂っている場合は、
ネックのそりなどが考えられます。

弦がビビる場合、大学生の中は単に弦が古すぎるだけという人もいますので、
まず弦を変えてみよう。ビビリは、本当に表現を狭めるので、
放っておかず、すぐ解決する事。

それでもビビる時は、ネックの反り・フレットの減りが考えられます。
正直、僕はそ『ネックの反り・フレットの減り」は、プロに任せる方が良いと思っています。
トラスロッドは微妙でほんの少し廻すだけでよいし、加減が難しい。
フレットの減りも多くは、ちょっとした擦り合わせで何とかなる場合が多い。
これはプロに任せるしかありません。

数千円で終わる事もありますし、見積もりだけでもしてもらおう。

**********
そういう訳で、メンテナンスに時々、楽器屋に通っています。
僕は、伏見の『イーストヴィレッジ=ギター』に行っています。
ここのガンさんは、プロのギタリストがたくさん絶賛する
ギター=テク。

京都には『フルアップ』今はフリーのみーやん(個人)など
良いギター=テクが多いです。

あと、クラシックギターのことなら、ダントツで洛北の『月光堂』
クラシックの弦の種類の在庫は、ここが一番!
板の割れなど、相談にも乗ってくれると思います。




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