プレーの欠点の本質とは？

自分の欠点から、逃げないようにしましょう。

でも、そう考えると、あなたのプレーは、欠点だらけに
思えるかもしれません。

ファンキーなカッティングが出来ない。
ついつい走ってしまう。
ブルースのニュアンスが出ない。
ジャズのフレーズが出て来ない。
コードを知らない。

でもね、それは一言で欠点とは言えない。
なんでも、かんでも全部しようと考えると、精神を病んでしまいます。（笑）

まず、やりたい音楽、なりたいギタリスト、いちばんやってみたいこと、
つまり目標を決める。「一番やりたい」が、ここで大切。

その目標に辿り着く上で、
障害になる自分の問題を「欠点」と言うと思います。
目標がしっかりわかったなら、それから逃げちゃいけない。

ファンキーなギタリストに、クッションの感じられるリズム感は、とても大事。
ブルースギタリストに３連符が弾けないと話にならない。
ハードロックギタリストは、滑らかに早くスケールが弾けなきゃ様にならない。
ジャズギタリストになりたいけど、コードスケールは難しそうですね、で立ち止まったら、
一生、そんなことは出来るようにならない。


目標を実現するのに障害となる問題と向かい合いましょう。
それを「欠点」というのじゃないでしょうか？

たとえ、出来ない事があっても、なりたい自分に要らないものは、
出来ない事そのものが、個性になる事もあるんです。


そして、欠点を理解したからと言って、すべて、
来週ぐらい、すぐ解決する問題ではありません。

３ヶ月かかるものもある。
３年かかるものもある。
実は、一生ついて廻るやっかいなものまで、
様々だと思うんです。


だから、あきらめちゃいけません。
目標を忘れずに続ける事。



ちなみに、僕は、よくうっかり、ステージでメロディーを間違えちゃうんです。
悔しいんだよな。