ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ガットギターについて(弦の選択、ギターの調整)

2015-08-22 06:06:19 | Weblog

弦の選択については、色々、長年、研究を重ねてきました。特にエレアコの状態で、演奏することが多いので、色々策も練ったのですが、結局、エレアコがうんぬん、の前に、生音がいかに綺麗に鳴っているか、これが決め手になると思います。

もちろん、チューニング、そして、良い音で鳴らす為の左右の手のテクニックはもちろんですが、僕は、ブリッジの調整は、とても大事だと思います。 ここのところ、ブリッジの高さを調整して、各弦のテンションバランスを統一することにハマっています。

ブリッジの削り方は大事で、底面の削り方が直線になっていることも、生音への影響はもちろん、ピエゾピックアップではアンプを通すと各弦で大きい音になったり、 小さかったりする事故が発生します。そういう事でも、プロにやってもらうのは安心です。僕は、京都のイーストヴィレッジ=ギターに相談しています。


また、弦の選択も非常に大事です。結構、プロがよくやっているのは、セットで弦を選ぶことから、一歩進んで、どの弦を他のメーカーに変える、と言った工夫です。たとえば、3弦だけを太いものにする。他のメーカーにする。とか。すごい人だと、1、2、3弦メーカーさえバラバラでも、音はばっちり繋がる。そんな選び方をする人もいます。一種の泥沼ですが、バラで弦を売ってくれるところが少ないのも確かですが、ハマると、大変音が繋がる選択が出来ます。これはそれぞれの人の好みなので、なんとも言えませんが、その人なりの秘密があるようです。

東京ではメディアカーム。新大久保のクロサワ楽器のクラシック=フロア。京都では、月光堂が、色々相談に乗ってくれるところではないでしょうか? 

 

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