ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

自立ということ(親御さんたちに)

2009-08-15 03:12:38 | Weblog
親御さんに。

息子、娘さんが、ある日、会社を辞める。学校を辞める。
学校に行かない。
と言い出した時、とても、ショックだと思います。

僕は、3年間勤めた会社を辞める時、
「辛抱が足りない」「社会の落伍者」「正気で考えているのか?」
両親も含め、本気で説得にたくさんの人が来てくれたものです。
でも、自分でこれがラストチャンスだと思い、軌道修正した思いが有ります。

それまで、進学の進路指導の度「なんとかして音楽をやりたい」と言っては、反対され言いくるめられ、
言い返す知恵もなく、反抗したり、問題を起こしたものです。
「ひきこもり」とかある種の緊急避難なんでは、と僕は考えています。

また、音楽家の多くは、思春期の2、3年
ほとんどひきこもりに近く音楽にのめり込んだ経験をしています。

何か獰猛なエネルギーを押さえ込み、コントロールしようとしても、無理ではないかと考えます。
少なくとも僕はそうでした。


そして、解決は自立。そして、自立は、自活から始めることだと思います。
それは厳しい。やりたい事をやる代償だから。

*********
ただ、音楽をやりたい、という職業選択は、小学生がアイドル歌手になりたい。野球選手になりたい。
というぐらい本当は、幼稚な選択かもしれない。
ぼくは、どの職業も愛せば素晴らしい事を教えてほしい。

それから、礼儀。人を敬う事。これは家庭で教えて欲しい。
厳しい徒弟制度にでも入らなければ、他ではこれは身に付かないのではないでしょうか?
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