僕は、ギターのテクニカルな上達は、ロジックに考えるのが良いと思います。
例えば、3連符が苦手なんです。と言われる。
弾けない>
運指は、ちゃんと決まっているか?>
ピッキングの手順は決まっているか?>
弾けるまでテンポを落としてみる>
フレーズを拍ごとに区切って練習してみる>
それを倍に繋げてみる>
さらに倍に繋げてみる>
弾けたらテンポをあげてみる>
滑らかに弾けているのか、確認する>
これ以上テンポが上がらなく>
少しテンポを落として、悪い点を再検討する>
みたいなことを自分で考えてみるといいと思います。
弾けないなら、手順を守って、弾けるテンポから、
ゆっくり始めて、慣れるまでやる。
まあ、至極当然なことなんですけど。
当然のことが案外出来ないのが人間だと思います。
そこにメンタルなものとか、自分の性分が関わってくることもあります。
そこが「自分」と言う取り扱いにくいものと向かい合うことになり、
これがギターの楽しさでもあるんですけど。
**************
さて、そこまで言われた通りにやってくれて、
それでもなかなか彼の音楽にどうも感心しない人が時々います。
すごく早いテンポの曲を弾くのだけど、
どうも何か感じるものがなくて、困ってしまう。
人は感じ方が違うから、踏み込めない領域かな?
と思っていたのですが、
同じ人を見て、やはり同じような感想を言う人がいる状況も、
しばしばあるので、やっぱり何も感じないときは、
「何も感じないんだけど」と最近は正直にいうことにしました。
状況は考慮しますが、ある意味かわいそうなことなので。
そう言う人は、例えば、僕のアドバイスをビジネス本を読むように、
逆にロジックにギターを考えすぎてるのかな?と思うこともあります。
「はい。これとこれを守れば、人は感動するんですね。了解しました」
と言う具合です。「どうですか?感動しましたか?」
いや、そうではないと思うんです。
「自分のハートにこれに自分は感動があるのか?」
問うてみるのが大事だと思います。
そうすれば、普段から感動があるものを
身近なものに発見する目が養われると思うんです。
いわゆる感受性と言うんでしょうか。
これはね、人を評価しているだけでは、
なかなか良くならないんです。自分でやって見ないと。
で、僕も日常的にちょっとづつ傷ついているんですけどね。わはは。
現実は厳しいね。では、また。
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