ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ギターで歌うということ

2011-05-03 10:26:38 | Weblog

ギターで歌うということ。

これはとても大事だと思います。

 

僕は、生真面目な性格らしく(苦笑)、メトロノームで裏拍をとる

練習をめちゃくちゃやりました。最後には、踏切の警報音とか、

横断歩道の音が、裏拍に聞こえるぐらい。(これは今でもそう。(苦笑)

 

でも、そのあげく「歌い方が細かい」「せこい」と

指摘されるようになって、とっても悩んだ時期があります。

 

実際の演奏は、メンバー全員が揺れますし、

それをうまくアジャストする方法も鍛えなきゃと

ループを使うようにもなりました。

 

そういう時に、バンドがある種アンサンブルの混乱状態にあるときに、

敢えて、カウントしない。ただ、廻りを良く聞いて、

自分を信じて歌う、ということも必要だな、と思っています。

 

もしかしたら、僕は特殊な例で、クリックで練習する事で

救われることも多いのかもしれません。

 

個人練習が多く、バンド活動が少ない人は、

決してクリック至上主義にならないで欲しい。

 

あなたは、音楽をやりたいのであって、クリックになりたいのではないはずです。

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