先日、家にやってきた若いギタリスト。蚊の鳴くような弱いピッキングです。
一通りセッションした後「ピッキングが弱いんじゃない?」と指摘した。
「いや。誰々に習って『もっとソフトにピッキングするように言われたんです』」
ウ~ン。確かに粗野なピッキングは力が入って、「もっとソフトに」とアドバイスする事もあります。
ちなみに僕は、「軽く弾きますね」とよく言われるけど、ガッチリ結構弾きます。
だから、生徒のギターを軽く弾いただけでも大きな音でびっくりされる事もある。
さて、「ソフトに弾く」と言う事と「しっかり弾く」と言う事は紙一重です。
ある素晴らしい同じギタリストを生で見て「意外に小さい音だ」と思ったり
「うわあ。音デカイ」 と思ったり、違う意見が出る事もある。
実は、どういう状況でも、美しい音で、しっかり音楽にする技術が必要なんだと思います。
ソフトに弾いても、しっかり弾いているように 聞こえるぐらい音楽が鳴っている。
かなり強く弾いても、音が潰れない。
そう言う事は、すべて紙一重のセンスと積み重ねから成り立っている、と思います。
自分の音を良く聞き、その音色を感じる事。
自分の音との対話が肝心ではないでしょうか?
でなければ、観念とか、言葉に振り回される 、と思っています。
最新の画像[もっと見る]
- 鴨沂高等学校に自分の吹奏楽曲の指導に行ってきた 2年前
- ギタリストの為のコードの本を書いています。 2年前
- 2023年2月6日生駒でセッション大会 2年前
- 2023年2月6日生駒でセッション大会 2年前
- 2023年2月6日生駒でセッション大会 2年前
- 2023年2月6日生駒でセッション大会 2年前
- インスタグラムにE Bluesのイントロの投稿を始めました 2年前
- セッションで得られる価値 2年前
- セッション大会を大事にする意味 2年前
- セッション大会を大事にする意味 2年前