ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ジャズ=セッションの進み方

2016-06-18 03:43:10 | Weblog

ジャズって、パッと集まって、適当に弾けるなんて凄い!
と、思うし、勇気もあると思うし、
どうやって参加するかも わからない。
そんな人たちのために、ちょっとだけ説明しましょう。 

ジャズというのは、スタンダードと言われる
ジャズをやっている人なら、知っている共通の曲があります。

昔は、Real bookと言うのがあり、海外のものだったので
わざわざ取り寄せたり、していたのですが、

 最近は、こう言う本が出ていて、みんなこれを持ってセッションに出かけるようです。

ジャズ・スタンダード・バイブル FOR ADLIB ~50の名曲で学ぶ実践アドリブ構築 (CD付)
クリエーター情報なし
リットーミュージック

ジャズというのは、まず、

1)曲のメロディーを演奏し、
2)そのコード進行を、ぐるぐると何回も繰り返し、いろんな楽器の人が
代わる代わる、それを演奏します。
3)最後にもう一度、メロディーを演奏して、おしまい。

これにイントロとか、エンディングをつけたりします。
****
楽器をもって、そういうセッションをやっていくところに
押しかけていく伝統があるのですが、
大変な勇気が必要だと思います。

だから、まず、楽器を持たずに覗きに行ってはどうかと思います。
1)何という曲をやっているのかリサーチ。キーも。
2)密かに録音して、よくやるテンポも確認
3)家でメロディーを弾いて、コードも弾いて、
慣れないなら、アドリブを作曲しても良いんです。

で、出かける。
「この曲なら出来ます。このぐらいのテンポで練習してきました」
ぐらい、ハッキリ伝えて良いと思います。
新しい参加者は、セッション=ホストにとって嬉しいことですから。

F Blues(Bug's Groove /Bilie's Bounce etc)
Autumn Leaves
All the things you are
Stella By Starlight
My Funny Varentine
My One And Only Love 

とか、大変よくやる曲 です。
****

さて、とは言え、ビビっている人の為の
セッション大会も企画しています。
今週の日曜日の朝にします。
かなりハードルを下げますので、
よろしければ、参考にしてください。

https://www.studiorag.com/article/16/06/okamoto_guitar.html
 


 

 

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