深度計予備回路

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KSRのお話 その4

2008-08-20 13:36:07 | KSR
えっと、シエル2008は、サフ吹き下地までできてたりします。
相変わらずスピードだけは、でてるようなきもしないではないですがー
<作業は1時間ずつくらいなんですけどね・・・

そんで、スピードのノリが悪かったKSRボアアップの続きはどうなったのか。
KSRのお話その4で・・・・・

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買い物をスッキリ済ませて、日曜朝から、作業開始!
細かい事かくとキリ無いから雰囲気だけ記してみるぞ!

まず、車体外装の分解ですな。
説明書みながら、「外せ」と書いてるものは、横着しないで皆外すのです。
愚直なくらい、説明書を真に受けながら、分解作業を進めるのだ。

気が付くとバイクは枯れ枝のようになってます。
わしが、この分解作業で困った事を数点。
「カムチェーンのコマの位置を、マークしとくと良い」とか、あちこちでいわれてますが、
このマークは、「マジックペンでつけても、すぐオイルで消えちゃうからだめです」
ケガキ傷で、自分にだけ解る印をしっかりつけとくとグーです.


それと、シリンダーを組みつけてるボルトは、良く見える4本だけじゃなく、カムチェーンの穴の底に二本隠れてて、見落としがち・・・ショックハンマーでなんぼ叩いてもシリンダーが取れなくて悩みました。

更に、カムシャフトを抑えてる板を止めてるプラスネジは、超アラートです。
オイルで滑る上、ネジ止め剤で、しっかり止まってて、普通の工具では、悲劇しか生みません。
ケチらず、ハンマーで叩きながらネジを緩めるショックドライバーと、ネジ頭滑り止め剤を、買い(借り)ましょう。
「これらが無いとボアアップ出来ない」というくらいに重要です。
「最初にかいとけ」といわれそうですが、わしも、ここまでやって、ホームセンターに、まい戻ることになりましたので、

「読んでるみんなも もっかい行けばいいんだ!!!」<コラ

まー このへんで、お昼ご飯になってるだろうし・・・

あとは、ピストンサークリップを、嵌めるのにコツが要るとか、
ピストンリングのあわせ口を、説明書通りの配置にあわしたまま押し込めたかどうも不安だとか、
共振止めのゴムは、CRC振らないと全然刺さらないとかいったあたりに、
いささかの地雷はありますが、気の利いたBGMで流して、歌でも歌いながら作業してると、結構出来るものです。

KITのピストンを取り付けたあとは、折り返し作業で、こんどは組み付けです。
意外と五里霧中で分解するより、勝手知った分、精神的には楽です。
説明書を熟読しながら、せっかく買ったトルクレンチで、規定トルクを守って(締め具合で悩むより気楽だよね)元通りに組み立て、調節するとこは、していきます。

終盤では、カムチェーンテンショナーの仕組みに悩むとおもいますが、まぁ、仕掛けが解ってしまえば、どうってこたーないです。
つか、その辺まで着たら、峠も越えて下り坂ですな。

ちなみに、説明書で、適当に書かれている、ブローバイガスの行く末ですが、
付属のエアクリーナーに、「戻しパイプ」が付いてるので、ここに戻すといいのです・・・・・・・が
KSR付属のものでは、パイプ長さが足りないばかりか、口径差が、ちゃちゃめちゃなので、どうにもこうにもブルドッグです。

よくしらべると、TAKEGAWAさんが「専用の取り出し口パーツ」も発売してます。
「セットにしとけよ」と呪詛を吐いて購入するか、シュラウドステー代わりに、
エアクリーナーボックスをダテで、つけないといけないので、そこに挿して知らん顔しとく手もあります。
<わしは、汎用パイプ買って、えかげんに接続しましたな

限りなく元通りに組みあがってきたらば、オイルを入れて、タンクのガソリンを、ハイオクに入れ替えます(大事)。

「さーーー始動だよ」

ノーマルより重くて蹴り難くなってる上、「どうも自分が信用できない」為、思い切って蹴れないとはおもいますが、

既にマシンは「もう戻れない太陽の牙ダグラム」

遠いデロイア星から、ロッキーやナナシもきっと応援してくれてると思うので、勇気を出してキックしましょう。
作業ミスが無ければ、エンジンはかかります、

かかる気配はするけど、もう一歩のときは、おしがけする手もあります。
すったもんだしてる間に、あたしのKSRは、エンジンがかかりました。

あとは、残りの部品を組み付け、余ったパーツを片付けて、
キャブレターの調節をしましょう。
これが上手にできたら、始動性はそんなに落ちません(キックにコツはいりますが)し、発進トルク、スピードのノリ等、数字から予測する程度のパワーアップで、
脱カブっていうか、「あぁ、これなら許せる」と思えます。

だらだら長くなりましたが結果は

「はやくなりました」

キャブレターのセッティングを詰めるのに、まだ時間はかかるのですが、とにかく
「とーちゃんおれはやったぜ」というかんじですか!
雰囲気で言えば、PGガンダム組み立てるくらいの辛抱ができたら、結構出来るようなきがします。

ボアアップが気になってる人、ドカンとちゃれんじしてみようぜ!!!!!