えっと、牧歌的なプラモデルを作ってみる・・・・・・
たとえば、バンダイの新製品「ゴーイングメリー号」
あーー ちなみに、ワンピースとかそんなに真面目に取り組んでない・・・というか、
「時間が合ったときに見てしまう・・・」くらいのひとです。
ここだけのはなし、帆船模型したいなぁ・・・・・といった漠然とした、夢とかがあったんですが、
技術やら、時間やら、知識だけでなく、お金も結構要りそうな折、
この際、手軽(すぎる)バンダイのキットで楽しんでしまおう!・・・そんな感じの話
えっと、ゴーイングメリー号のキットですが、「超ロボダッチ海賊船」みたいな内容。
ドライブラシしがいのある木目彫刻の出来は、程ほどなんですが、
帆とか、ロープとか、艤装とか、いろいろと「バンダイ精度品質」で、設計されてます。
これを、じっくり渋く仕上げてみましょう!!!!
特に「あーーー 俺も年末買おうと思ってたんだー」って人の一助になれば幸いかなぁ・・・・と
えっと、まずそのファニーでお子様向けとも言えるアイテムとは裏腹に、「すごく組みにくい」キットです。
パーティングライン?なにそれ??みたいな人も、色分けシールは凄く張りにくそうだし、
肝心の麦わら一味は、未彩色です・・・・・・・
一方、あたしみたく、こんなちっこい麦わら一味を塗る自信はないが、せめて船くらい、しっかり塗って、格好良くしあげてやらう!!!
って、お客にも、大層「辛い」内容です。
あくまで、「近年のキットとして」厳しいだけで、精度はいいし、コストとの兼ね合いで仕方ない部分もあると思います。
まぁ、そのへんも含めて、作業スタート。
えっと、このキット「塗りながら」組む事にいました。
まず、インスト写真で、いっとー気になる、「渦巻きデザインの手すり」の裏側。
ぽっかり空いてて、イケテナイので、開口一番、エポキシパテを詰めます。
渦巻きに繋がる部分のぽっかり空洞にもしっかり詰めときましょう。
たぶんですが、これをやるだけで、ずいぶんと印象が良くなると思います。
当然、パテはすぐに乾かないので、次の作業に進みます。
「あとで、猛烈に塗りわけるのが、面倒くさそうな船窓部分」を、いっそ開口。
こうしておけば、なんかの間違いで、電飾したくなっても大丈夫!・・・ならんけど
そんなに数は無いので、がががっとやってまいます。
まだパテは乾かないので、つぎは、甲板色を、塗ってしまいます。
タン色に成型してるパーツを切り出し、ダークブラウン下地で、パネルごとに、チーク材っぽい色に・・・
ブラックのパステルで洗ってから、ドライブラシして、完全に仕事を終えてしまいます。
ちなみに、このキット、パーティングラインと、挟み込みだらけです・・・・・・・
細かい艤装パーツとか、マストなんかも、真っ二つなんで、予め、多めのプラセメントでしっかり組み立てときましょう。
表面のディテールがもったいないので、プラパテとか、アロンαは、使わないほうがいいので、
接着剤だけで、継ぎ目を、処理するのが最善っぽいです。
甲板が塗りあがったら、挟み込みが発生する中央部分をあらかじめマスキング。
そのころには、パテが硬化してるんで、盛りつけた手すり裏を、切削して、船体を組み立てます。
カラーチャートを見ると、手すりや、竜骨部分の、白塗りとかで、少々途方に暮れますが、
それはおいおいどうにかする。。。。ってことで、少々発生する継ぎ目を処理しときましょうか。
そいで、この、「羊の飾り物」・・・・これおもいっきり挟み込みだし、先につけたら、
あとあと、どうしようもない事になる・・・・・
しかたないので、船体側の接続ダボを、全部切り取り、羊パーツを、後嵌めできるようにしときましょう。
<ついでに、船首の大砲も、後嵌め加工ね。
次に、組み立てた船体に、マホガニ風に「パネル塗り」w
木目塗装は、けっこう面白いので、いっそ嵌って楽しむくらいが吉です。
その後塗装部分を丁寧にマスキング(めんどうくさい)し、側舷の金属部分を塗装、
更にマスキングして、こんどは、白ペンキと思われる部分をクレーから塗り上げていきます。<合わせ目処理した羊部分もね!
船体とは違った調色で、キャビンを塗り、さらに違えたブラウンで、マスト周りを塗装。
ロープとか金具のモールドもじゃま臭がらずにちみちみ塗り
それぞれ全て、パステルワークとドライブラシなんかを済ましていきます。
次にセイル部分ですが、半透明で透過するのは面白いので、帆布色で、シャドーをいれて、立体感をだしときます。
更に、麦わらシールを張るわけですが、「なんかしっぱいしそう」だし、渋くしきたいので、激しく割愛・・・・・
後ろのセイルは、アイボリー部分を、グラデーションにし上げてから、付属の「シール」を、マスキング代わりに貼り付け、
「レッドショルダー印血の色」で、ストライプ部分を仕上げますよ。
このあたりまできたら暫時組み上げ、ポリ製のロープパーツを塗装しながら装着、さらに、金具部分に色注し
ちなみに、当然ポリパーツに、ラッカーはのりませんので、「塗装後は触らない」「剥げたらマジックで塗る」で、フォローすることw
一気に海賊船らしくなったら、細かい色注しと、全体のウエザリング。
パステルワークに加え、黒と茶と緑で船体に雨だれ、白ペンキ部分は、グレーでハゲチョロ。
かなり面白い作業ですが、やりすぎると、プチフライングダッチマン号になるので注意・・・・
あーそうだ、「みかんの木」も、さわやかに塗っときましょうね<オレンジの実は、白下地して、美しくww
さすがに、麦わらチームの人形を塗る技術は無いので、ここらで出来上がり。
床の間に、TVの上に、ご贈答に、広く世間に愛されるこんなプラモもたまにはよろしいかとww
めずらしく、だらだらと、工程を書き連ねましたが、本気で面倒くさかったです・・・・・・・・
「プラモなんか 面倒くさいもんさ」
豚風に、さらりと言ってのけれる、強気でカッコウイイプラモ人な貴方にお勧めな逸品、
是非ご賞味ください。
たとえば、バンダイの新製品「ゴーイングメリー号」
あーー ちなみに、ワンピースとかそんなに真面目に取り組んでない・・・というか、
「時間が合ったときに見てしまう・・・」くらいのひとです。
ここだけのはなし、帆船模型したいなぁ・・・・・といった漠然とした、夢とかがあったんですが、
技術やら、時間やら、知識だけでなく、お金も結構要りそうな折、
この際、手軽(すぎる)バンダイのキットで楽しんでしまおう!・・・そんな感じの話
えっと、ゴーイングメリー号のキットですが、「超ロボダッチ海賊船」みたいな内容。
ドライブラシしがいのある木目彫刻の出来は、程ほどなんですが、
帆とか、ロープとか、艤装とか、いろいろと「バンダイ精度品質」で、設計されてます。
これを、じっくり渋く仕上げてみましょう!!!!
特に「あーーー 俺も年末買おうと思ってたんだー」って人の一助になれば幸いかなぁ・・・・と
えっと、まずそのファニーでお子様向けとも言えるアイテムとは裏腹に、「すごく組みにくい」キットです。
パーティングライン?なにそれ??みたいな人も、色分けシールは凄く張りにくそうだし、
肝心の麦わら一味は、未彩色です・・・・・・・
一方、あたしみたく、こんなちっこい麦わら一味を塗る自信はないが、せめて船くらい、しっかり塗って、格好良くしあげてやらう!!!
って、お客にも、大層「辛い」内容です。
あくまで、「近年のキットとして」厳しいだけで、精度はいいし、コストとの兼ね合いで仕方ない部分もあると思います。
まぁ、そのへんも含めて、作業スタート。
えっと、このキット「塗りながら」組む事にいました。
まず、インスト写真で、いっとー気になる、「渦巻きデザインの手すり」の裏側。
ぽっかり空いてて、イケテナイので、開口一番、エポキシパテを詰めます。
渦巻きに繋がる部分のぽっかり空洞にもしっかり詰めときましょう。
たぶんですが、これをやるだけで、ずいぶんと印象が良くなると思います。
当然、パテはすぐに乾かないので、次の作業に進みます。
「あとで、猛烈に塗りわけるのが、面倒くさそうな船窓部分」を、いっそ開口。
こうしておけば、なんかの間違いで、電飾したくなっても大丈夫!・・・ならんけど
そんなに数は無いので、がががっとやってまいます。
まだパテは乾かないので、つぎは、甲板色を、塗ってしまいます。
タン色に成型してるパーツを切り出し、ダークブラウン下地で、パネルごとに、チーク材っぽい色に・・・
ブラックのパステルで洗ってから、ドライブラシして、完全に仕事を終えてしまいます。
ちなみに、このキット、パーティングラインと、挟み込みだらけです・・・・・・・
細かい艤装パーツとか、マストなんかも、真っ二つなんで、予め、多めのプラセメントでしっかり組み立てときましょう。
表面のディテールがもったいないので、プラパテとか、アロンαは、使わないほうがいいので、
接着剤だけで、継ぎ目を、処理するのが最善っぽいです。
甲板が塗りあがったら、挟み込みが発生する中央部分をあらかじめマスキング。
そのころには、パテが硬化してるんで、盛りつけた手すり裏を、切削して、船体を組み立てます。
カラーチャートを見ると、手すりや、竜骨部分の、白塗りとかで、少々途方に暮れますが、
それはおいおいどうにかする。。。。ってことで、少々発生する継ぎ目を処理しときましょうか。
そいで、この、「羊の飾り物」・・・・これおもいっきり挟み込みだし、先につけたら、
あとあと、どうしようもない事になる・・・・・
しかたないので、船体側の接続ダボを、全部切り取り、羊パーツを、後嵌めできるようにしときましょう。
<ついでに、船首の大砲も、後嵌め加工ね。
次に、組み立てた船体に、マホガニ風に「パネル塗り」w
木目塗装は、けっこう面白いので、いっそ嵌って楽しむくらいが吉です。
その後塗装部分を丁寧にマスキング(めんどうくさい)し、側舷の金属部分を塗装、
更にマスキングして、こんどは、白ペンキと思われる部分をクレーから塗り上げていきます。<合わせ目処理した羊部分もね!
船体とは違った調色で、キャビンを塗り、さらに違えたブラウンで、マスト周りを塗装。
ロープとか金具のモールドもじゃま臭がらずにちみちみ塗り
それぞれ全て、パステルワークとドライブラシなんかを済ましていきます。
次にセイル部分ですが、半透明で透過するのは面白いので、帆布色で、シャドーをいれて、立体感をだしときます。
更に、麦わらシールを張るわけですが、「なんかしっぱいしそう」だし、渋くしきたいので、激しく割愛・・・・・
後ろのセイルは、アイボリー部分を、グラデーションにし上げてから、付属の「シール」を、マスキング代わりに貼り付け、
「レッドショルダー印血の色」で、ストライプ部分を仕上げますよ。
このあたりまできたら暫時組み上げ、ポリ製のロープパーツを塗装しながら装着、さらに、金具部分に色注し
ちなみに、当然ポリパーツに、ラッカーはのりませんので、「塗装後は触らない」「剥げたらマジックで塗る」で、フォローすることw
一気に海賊船らしくなったら、細かい色注しと、全体のウエザリング。
パステルワークに加え、黒と茶と緑で船体に雨だれ、白ペンキ部分は、グレーでハゲチョロ。
かなり面白い作業ですが、やりすぎると、プチフライングダッチマン号になるので注意・・・・
あーそうだ、「みかんの木」も、さわやかに塗っときましょうね<オレンジの実は、白下地して、美しくww
さすがに、麦わらチームの人形を塗る技術は無いので、ここらで出来上がり。
床の間に、TVの上に、ご贈答に、広く世間に愛されるこんなプラモもたまにはよろしいかとww
めずらしく、だらだらと、工程を書き連ねましたが、本気で面倒くさかったです・・・・・・・・
「プラモなんか 面倒くさいもんさ」
豚風に、さらりと言ってのけれる、強気でカッコウイイプラモ人な貴方にお勧めな逸品、
是非ご賞味ください。
ただね、こんな巧いメリー号の作例見させられた後に
普通のワンピース好きなお兄さんが、よーし、俺も作るかってなったら
うわっ騙されたー!って皆なりますよ、多分。
なんだよ、結構プラモって大変じゃねーか的な感じで。
一般的にワンピース好きな人なんか、そうそうモデラーじゃないと思います。
つーのもですね、いま景品で一番ブームなのがワンピースなのですよ。
これが一昔前だったらドラゴンボールなんですがいまは兎に角ワンピース。
普通のカップルとか親子連れですらワンピース、ネコも杓子もワンピースですよ!
かなり幅広いファン層が居るらしく
エースが死んでからはファンが特に増えたっぽいですね。
新景品入荷とともにあからさまに同じ品ばかり狙うテンバイヤーみたいなのまで出現しますからね。
んで、取れたらオクに出品かボークスで個人ショウケース売りです。
まぁ景品のフィギュアやメリー号等も現在のレベルでは相当出来も良く、塗りも上等ですしね。
皆が熱中するのも解らないことも無いです。
そんなお手軽で模型的にはライト層のファンがコレ買ってもこんな風には完成させられんだろ、って話なのです。
MGのルフィとかライダーは無塗装でも結構見られるものにはなりますけどね~。
まぁここを閲覧している人には無縁の話かもしれませんが。
余談ですが、後、最近皆殺立っているのがオーズのオーメダルです。
1000個とか入荷してきて平日のお昼に30分で完売とかもう意味が解らんです。
そんな感じ。
正直、「持ってるカード」は、模型初心者の人でも、充分持ちえるもんで、「スキル」って威張れるもんじゃないっぽいよw
年齢なりに、ファティマ インタシティー言うところの「戦闘経験」で、こなしてるとかw
でも、「広く浅く なんでもつくる人」では、ありたいですな!!!
「挑戦が楽しそうだ」って、のが、チョイスの大前提ではありまするよー
@よくしらないひとからみたワンピース
うーん、続けてみてないけど、「やっぱしおもいろし」んだと思います。
それを、齧る人の味覚は、千差万別だけど、「美味いもん」は、やはり美味い・・・・
特に、楽しんで作られてる奴は、かなり美味い。
「ここに落とし穴があるから、落っこちてください」
「落ちたら矢印の方にお進みください」
みたいな、疑似餌みたいのとは、食いつきの時点でなんかが違うんじゃないかのう・・・
おそらく普通に「凄いやつ」で、「本物」っぽいから、
グッズも「普通の人が持ってるを社会(の大部分)が、許しちゃうわけで、
そうなると、ファン深度にかかわらず、その分母は巨大なもんになる・・・・・
「クール!だから持ってて良いんだ」的な??
まー オタク文化に免疫が少ない人は、結局転売さんとかの、めしの種にされちゃうわけなのかも・・・
そんななかで、このバンダイのキットが、実際、どのあたりに、ターゲットを置いた商品なのか、少々悩むところがあるよね・・・
こないだの展示会で、TOYのサニー号のリペイントがでてたんですが、
普通にイイモノだったし、それを横目に、モチベーションを燃焼したマンパワーを振り回す我々は、
新幹線乗らずに、18切符で各駅停車の旅するのににているのかも。。。。。
即物的に、「目的地に着きたい人」の前にはなんの魅力も無いんだけどね・・・・・
悲しいかな、「人と違う旅がしたい」以外にはさほどの魅力は無い・・・・
おまけに、かなりしんどい内容だし・・・・
でもさ、「ワンピース好きな人」の分母はかなり大きいので、
その中に、「鼻息の荒いモデラーさん」も居てくれると信じましょうw
レンジ外にもかかわらず、結果的にあたしが作ってるわけだし、「しんどいけど、面白かった」ってのはリアルですよ。
つかさーー オーズのメダルの値打ちはさっぱりわからんけど、
ガンダムプラモ華やかな入りし頃は、あたしらも似たような状況だったしw
俯瞰で言えば、そういう意味なんじゃない???
そういう熱い状況が、現存してるのは、面白いと思いますけどー