大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

冷静さには二種類ある

2010-05-13 12:00:00 | 日記
仕事はもちろん、おおよその物事に対しては冷静沈着であるほうがうまくいく。ところでこの冷静さには、内容の異なる二種類のものがある。
一つは、精神活動が衰えているがための冷静さだ。何事にも無関心で、多くの事柄を自分から遠く感じているために、傍目からはいかにも冷静に見える。
もう一つは、自分の衝動や欲望に打ち克ってきたあげくに得られた冷静さだ。このこの冷静さを持っている人は的確な対処ができ、多くのことに理解を示し、一種の快活さを感じさせるという特徴がある。

ニーチェ 『漂泊者とその影』

美しい感覚

2010-05-13 11:00:00 | 日記
美しいと思う感覚が、どこから生れてくるかと考えてみると、人間というものは、子どものころに無心に見たものが心に焼き付けられていて、その焼き付けられたものが大人になると発散して、そこから美しいという感覚が生れてくる。