大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

建長寺・建仁寺 金沢翔子 般若心経展

2010-05-14 19:20:00 | 金澤翔子さん関連
先日、建長寺と建仁寺で開催された、ダウン症の書家、金沢翔子さんの般若心経展を観に出掛けてきました。

鎌倉の建長寺では、翔子さんが中国人の胡弓奏者シャオロンさんの演奏に合わせて、摩訶般若という字を5メートルの大きな和紙に揮毫しました。多くの観客で建長寺の本堂は埋めつくされていました。翔子さんが書を揮毫し終えると涙ぐんでいる人も見かけました。

建仁寺でも鎌倉とほぼ同じ展示作品でしたが、平日のため比較的ゆっくりと拝見することができました。作品を間近で一点一点対面すると、金沢さんの書には、一字一字の中にエネルギッシュな生命力と魂を感じました。とてもいい展覧会でした。



建長寺にて



建仁寺にて

賢さは顔と体に表れる

2010-05-14 12:00:00 | 日記
賢明に考える習慣を持つと、そのうちに顔が賢そうな輝きに満ちてくる。表情ばかりか、体の見た目も賢そうになってくるのだ。たとえば、他人から見て動作や姿勢のあり方にシャープな感じが出てくる。
どのような精神を持つかによって、人間の外観もまた変わるのだ。元気な人が活発に歩くように、悲しみと失意を秘めた人がとぼとぼ歩くように。

ニーチェ 『人間的な、あまりに人間的な』

絵は

2010-05-14 11:00:00 | 日記
たとえ絵としてはつまらん絵でも、絵の中に物語的要素というか、あるいは対話の要素というか、そういうものがあってそれが魅力の源泉になっていた。必ずしも歴史画であるとか人物画であるとかに限らない、風景を写生的に描いてあってもそういうところがある。それがどの辺りから消えたのかと、私は時々考えるのですが、どうも東山さんの一世代前あたりかららしい。これはどういうことですかね。

安藤次男さんの言葉