「ヨーロッパに沖縄の種を植えよう」とドイツ・デュッセルドルフ市で開催した「第3回世界若者ウチナーンチュ大会ドイツ・2014」は1日夜(日本時間2日深夜)、3日間の日程を終え、閉会式を開いた。
世界のウチナーンチュに三線を贈ろうとドイツ沖縄県人会に県内外から託された三線10丁の贈呈式があった。
今大会の3日間を写真で振り返り、ドイツビールで乾杯した。
贈呈式で世界若者ウチナーンチュ連合会の玉元三奈美代表は「沖縄からのプレゼントだ。ドイツの沖縄文化を広げてほしい」と話し、寄贈者の名前を読み上げた。
移民の歴史があり多くの県系人がいるブラジル、アメリカに次ぎ、規模は小さくとも世界を回りたいと開催した3年目のヨーロッパ大会。参加する若者らが企画、運営してきた。来年はフィリピンで開き、5年目に沖縄に戻ることを決めている。
3日間参加した岸本有剛(ゆうごう)さん(沖縄国際大3年、宜野湾市)は「自分たちでつくり上げることができた。参加者は少なくても海外のウチナーンチュとの出会いは良かった」と話した。(田中由希香ドイツ通信員)
フィリピン大会には三線を贈ることにしよう。
金丸でした。