東京の東京国際フォーラムで12日開催される「第12回ゴールドコンサート」に、県内から脳性まひの障がいがある新垣舞さん(20)を中心とした4人グループ「舞とくくる」が沖縄から唯一出場する。
グランプリを競い合う障がい者の音楽コンテストでは全国最大規模。
関東予選(1次予選)を勝ち抜いて全国大会への切符を手にした。
バンド結成時から掲げてきた「ゴールドコンサート出場」の夢をかなえた新垣さんは、「観客に感動を与えられるような演奏をしたい」と意気込んだ。
舞さんは幼いころから沖縄民謡が好きで、小3の時に三線を始めた。
その後、数々のコンテストで成績を残し、2014年3月、沖縄民謡を中心に演奏するバンドを結成。舞さんのそばで、ずっと支えてきた母千賀子さんもバンドメンバーに加わった。