那覇市第一牧志公設市場組合(粟国智光組合長)は24日、熊本地震の被災者支援を目的としたイベントを平和通り商店街などで行った。
エイサー集団による道ジュネーやストリートライブなどを通して、市民や観光客に義援金への協力を呼び掛けた。
午後2時に始まった道ジュネーでは、エイサー集団の琉球風車(かじまやー)が勇壮な演舞を披露。
商店街を訪れた市民や観光客らは足を止めて見入り、休憩時間には募金箱に次々とお札や硬貨を入れていった。
琉球風車代表の玉城勇世(はやせ)さん(20)は「道ジュネーが少しでも役に立てればと思って参加した。この思いが被災地に届いてほしい」と話した。
そのほか、市場関係者らで構成するバンドが投げ銭形式で義援金を募るライブを行ったほか、公設市場開設65周年記念ビール缶を熊本出身市場事業者らが販売するなど募金活動を展開。粟国組合長は「被災者は大変だと思うが、頑張ってほしい」と話した。