8月の観光月間が始まった「観光の日」の1日、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は県民団結式を那覇市のパレットくもじ前広場で開いた。県内17市町村のご当地キャラクターと観光レディーが集まり、各地の魅力を紹介した。
ミス沖縄2019スカイブルーの玉城真由佳さんは「ウチナーンチュ一人一人の仕事や活動が観光客の笑顔につながっている。うとぅいむち(おもてなし)の心を持って笑顔の輪を広げよう」と呼び掛けた。BEGINの比嘉栄昇さんがプロデュースした観光客歓迎ソング「いちゃりば結」を会場全体で踊り、盛り上がった。
観光月間中は毎週末、県内各地でビーチ清掃が行われる。
4日に那覇市の国際通りで第25回一万人のエイサー踊り隊が開催されるなど各地でイベントを展開する。
黒糖で外国人客を出迎え
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は1日、那覇空港国際線ターミナルビルで、沖縄に到着した外国人客の出迎えを実施した。
8月の観光月間に合わせて観光客に歓迎の意を示すほか、悪化する日韓関係の中で外国人観光客の不安を払拭(ふっしょく)する狙いがある。
下地会長は「日韓関係の改善を願いつつ、沖縄への歓迎の気持ちを伝えたい。夏休みに沖縄に来る客も多い。滞在を楽しんでもらいたい」と話した。
現役や歴代のミス沖縄をはじめOCVB職員らが「Welcome to Okinawa」と書いた横断幕を掲げ、県産黒糖3千個を配った。