「かざすAI図鑑」を使い、観覧を楽しむ利用者=6月25日、本部町の沖縄美ら海水族館
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沖縄美ら海水族館(本部町)はこのほど、スマートフォンなどのカメラを水槽内の生物にかざすだけで生物名が分かるアプリ「かざすAI図鑑」の利用を開始した。
飼育員のオリジナル解説が付いた生物もおり、観覧を一層楽しくさせるアイテムだ。
公式アプリ「美ら海アプリ」内の機能で利用できる。大水槽「黒潮の海」や「サンゴ礁への旅」などの多くの生物をカバーしている。
料金は無料。
位置情報(GPS)をオンにすることで認識できる生き物の数を無制限に設定することが可能。
水族館事業部魚類課の松本瑠偉課長は「飼育現場の声を参考にしている」と話す。ジンベエザメが「立ち泳ぎしながら水面近くの餌を食べる」など、餌やりの時のみ使われていた解説が使われている。
認識した生物は自動で記録され、図鑑として集約される。