20年ぶりに誕生したアメリカマナティーの赤ちゃん(国営沖縄記念公園海洋博公園提供)
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沖縄美ら海水族館(本部町)は26日、飼育するアメリカマナティーの赤ちゃんが20年ぶりに誕生したと発表した。16日午前7時半ごろに生まれ、全長は123センチ、体重は34キロの雄。母親の「マヤ」に甘えながらも、元気よく水槽内を泳ぎ回っている。
アメリカマナティーは大西洋地域に生息する植物食性の哺乳類。同館で赤ちゃんが誕生するのは、マヤの第1子「ユマ」が2001年に誕生して以来、20年ぶりとなる。ユマは国内における繁殖個体の最長飼育記録を更新中だ。現在、赤ちゃんを含めて4頭飼育している。
コロナの影響で休館中だが、赤ちゃんの様子はユーチューブを通して配信している。海獣課の河津勲課長「繁殖を通して明るい話題を提供したい。水族館が再開したら、ぜひ赤ちゃんを見て元気を出していただきたい」と述べた。