27日に開幕する「琉球・幕末・明治維新 沖縄特別展」(琉球新報社、沖縄産業計画主催)の展示作業が26日、浦添市美術館で行われ、琉米、琉仏、琉蘭の3修好条約原本が会場に展示された。
条約は1850年代に琉球国がアメリカ、フランス、オランダのそれぞれと交わしたもので、原本は外務省の外交史料館が保管している。同史料館から借用した原本を県民に公開する。
複数の国際法研究者は「条約は琉球国が当時、主権を有していた証し」と指摘し、3条約を根拠に79年の琉球併合(「琉球処分」)は「国際法上不正」との見解を示している。
沖縄の自己決定権要求が高まる中、3条約原本は「主権回復」の根拠として注目を集めそうだ。
同展は3条約のほか、貴重な資料約180点を通して、幕末から明治維新にかけて活躍した人々の姿を生き生きと浮かび上がらせる内容となっている。
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時間見つけて行ってみよう。
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