【沖縄音楽ガールズユニットtinktink】vol.196
ロボット競技コンテストで優勝し喜ぶ金城颯真さん(左)と山田黎弥さん(アミークスロボットクラブ提供)
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国内最大級の学生ロボット競技コンテスト「WROJapan2020 決勝大会オンザウェブ」が12日、オンライン上で開催され、沖縄アミークスインターナショナル小学校のチーム「AMICUS RS」が小学生部門で満点を獲得し、優勝した。同校の優勝は2年連続。同校は先月の世界大会でも、小中学生の両部門でそれぞれ6位入賞を果たした。
同チームは5年の金城颯真さん(11)と6年の山田黎弥さん(12)の2人。レギュラーカテゴリーのエキスパート競技(小学生部門)に出場した。
自律型ロボットを使い、与えられた課題を制限時間内にクリアする競技で、技術やタイムを競った。ロボットには児童があらかじめプログラムを組み込んでいる。
全国から49チームが出場し、最終的に勝ち上がった9チームが決勝に進出した。
ふなやれ
カラキの葉(沖縄科学技術振興センター提供)
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本島北部に自生する琉球列島固有種の植物「沖縄ニッケイ(カラキ)」に含まれる化合物「カテキン三量体」に、新型コロナウイルス培養細胞への感染抑制効果があることが分かった。琉球大学と北里大学大村智記念研究所が7日発表した。お茶や、のどあめなどの医薬部外品開発に期待があるというが、研究者らは「現在販売されているお茶では濃度が足りず、飲んでも効果は期待できない」としている。
研究に携わった琉球大の照屋俊明教授によると、新型コロナウイルスを感染させた培養細胞にカテキン三量体の溶液を加えたところ、何も加えない場合よりウイルスの増殖が抑制された。
カテキン三量体はお茶などに含まれるカテキンが三つ結合した化合物で、沖縄などに自生するハマビワに含まれていることが分かっていた。ハマビワは伝統的に食べられていた植物ではないため、お茶などの製品になっている28種の植物を調査したところ、カラキにも含まれていることが分かった。
琉球大と北里大は、沖縄の植物や海洋生物の中から創薬に使えそうな化合物を探す共同研究を進めていた。同研究は沖縄科学技術振興センターが受託した県の「成長分野リーディングプロジェクト創出事業」の一環。
大宜味村によると、カラキはその根を泡盛に漬けた「カラキ酒」があるなど、昔から食材として親しまれていたという。国頭村や大宜味村は地域の特産品としてお茶やあめなどの商品を開発している。大宜味村は苗木を農家に配るなど、生産拡大に努めている。