奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

花の取立山 No445

2024-05-20 03:51:57 | 山登り

花の取立山(1307m) 1/5万地図[越前勝山)、1/2.5万地図[北谷]

 起伏の緩い加越国境(山頂は福井県勝山市北谷地区にある)に位置している。福井県ではミズバショウの咲く山として有名である。 ミズバショウが知られるようになったのは、1966年の福井県民体育大会の時、山岳競技の下見をしたところ、コースをはずれて偶然にも発見された。冬、吹き溜まりの積雪は4、5mにもなるが、雪解け水が湿原に流れ込み、人知れず大群生地になった。シーズンには尾根筋に長蛇のハイカーの列ができ、腰を下ろす芭蕉(場所)もないほど。勝山市や地元の青年団が毎年、登山道を整備し、群生地の保護に努めているが、湿原への踏み込みが後を絶たない。山頂へは2時間半ていど・・新日本山岳誌参照

行程:4:55 岐阜市(集合地)=北陸自動車道=7:30ころ駐車地 7:41~9:20 取立山~ミズバショウ群生地~10:04 こつぶり山(食事)10:53~11:50 取立大滝~12:18駐車地=冠山トンネル=15:30ころ岐阜市

 

7:41 駐車場はまだ満車ではない・・帰りは満車でした

 

9:20 三等三角点「取立」、三角点は山頂の2分ほど手前でした

 

9:22 山頂からの白山

 

9:22 右は別山か

 

9:44 ツツジ

 

9:51 避難小屋、裏にトイレあり

 

9:58 ミズバショウは少し咲いていた(10日ほど来るのが遅かった)

 

10:01 群生地

 

10:07 ここの展望地(広場)で昼食。ここからも白山が大展望できた

 

11:05 尾根筋にはたくさんのハイカー

 

11:50 帰りに寄った「大滝」

 

12:41 整備された登山道

 

☆ 今日の反省など

・こちらは大勢(21人)4班に分けて行動したが、たくさんのハイカーが登ってき、つい登り優先を妨げてしまった

・ミズバショウ群生地はロープで囲ってあった。花は少し遅かった

 

反時計回りで歩きました

 

 

14:03 冠山トンネル手前(福井県側)に新しくオープンした道の駅

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残雪の守門岳(新潟県) No444

2024-05-06 07:03:27 | 山登り

残雪の守門(スモン)岳(1537m)1/2.5万地図[守門岳(新潟16-2)ほか]

2024年 5月 3日(金)~5日(日)8人

行程

3日 21:00安八町=岐阜羽島IC=

4日 長岡IC=5:40二口登山口~9:35青雲岳~9:50守門岳(食事)10:40~青雲岳~11:50大岳~保久札登山口~14:30二口登山口=温泉=宿泊(大雲沢ヒュッテ)

5日 モネの池散策~8:00宿泊所発=往路を戻る=14:50安八町・・往復960km

 所属する山の会長から、安くて美味しい料理のでる民宿に泊まって守門岳に行かないかと誘われ、その山が200名山とも知らず二つ返事でOKした

 守門(すもん)岳、新潟県旧守門村(現魚沼市)三条市にまたがる守門山塊主峰袴岳を守門岳と呼ぶそう。

 豪雪と大雪庇で有名なこの山には、日本海型気候による広大なブナ原生林が北側の田代平湿原周辺と黒姫、烏帽子岳周辺など(標高?)1000m以上に残っており、林床植物の種類も多い。古くから信仰による登拝があったが、大正時代から著名な登山家の足跡があり、積雪期に槇 有恒(※)、深田久弥の記録が残されている。(新日本山岳誌抜粋)

 

5:44 出発

 

5:48 すぐに急登はじまる

 

6:40 ブナ林

 

6:58 イワウチワに蟻さんが!

 

6:59 歩く途中

 

7:33 残雪と新緑と

 

8:09 カタクリ

 

8:39 越後三山

 

8:45 青雲岳(アオクモダケ)方面

 

8:52 振り返って一枚

 

9:23 青ヶ岳

 

9:24  青雲岳(アオクモダケ)へ 

 

9:24 大雪庇のところ

 

9:56 守門岳

 

記念に一枚 

 

11:08 大岳(オオタケ)へ

 

11:50 大岳

 

12:20 保久礼(ホツキュレ)登山口方面に下る

 

13:32 雪がなくなると冬靴で歩くのは辛い

 

14:09 保久礼登山口

 

17:54 夕食時に出た看板メニューの1品、海老の尻尾は余計

 

☆ 今日の反省など

・夜11時集合~460kmを朝5時まで6時間運転、半分は交代してもらったが、徹夜の運転・助手席は70歳越えた私にはさすがに堪えました。下山後の風呂上がりの缶ビール、夕食時の瓶ビールはさすがにうまかったが、食事後の部屋での焼酎は疲れで飲めず、酔う前に布団に入りました

・今年の山と渓谷1月号に守門岳は、東洋一の大雪庇に花と鳥の宝庫を訪ねて・・守門岳は袴岳を主峰として、青雲岳(この本ではセイウンダケとある)、大岳(オオタケ)、との三峰からなる越後屈指の名峰の一つ・・初夏はヒメサユリ、秋は紅葉、年間を通じて、自然の織りなす美しさに心打たれ、多くの人が訪れる、と紹介されている

・次に来るときは、この付近の山を巡り、花と鳥をゆっくりと訪ねてみたいもの

※槇 有恒(ゆうこう)1894年生 仙台出身 近代アルピニズムの開拓者‥マナスル登山隊体長。北九州の風師山に石碑などがある(ヤマップあしながおじさん2024.2.24参照)。

 

コース(左回り

 

翌朝、散歩したモネの池

 

 

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