奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

上谷山 1128 No160

2020-11-30 08:28:31 | 山登り

上谷山 1982.9m 1/2.5万地図[美濃徳山(岐阜10号-2)]

2020年11月28日(土)

行程  6:30 JA揖斐本店→ 8:51下開田望郷広場駐車地→ 10:57山頂(昼食)12:08→ 駐車地→ 避難訓練(泊)→ 朝小屋解散(往:2:06 復:1:34)

 本日は「ぎふ百山」などに挑戦する3人に上谷経験者4人で登る。また、避難訓練を兼ねた忘年会を近郊の電気・水道なしの小屋で行った

 上谷山は、ガイドブック等では「ウエンタニヤマ」、福井滋賀県境に同名の山(1197m)があるが、こちらは「カミタニヤマ」。美濃徳山の地名、ぎふ百山では、ウエンダニとダに濁点が付いている

 旧徳山村には、8つの集落があったが、大字は7つしかない。そのひとつが「開田」、そう、この山の三角点の名

 日本山岳誌(2005年発行)によると、「登山道はなく、シッ谷右岸の細径を・・・シッ谷と上谷を分ける尾根に登って登頂(シッ谷出合から約4時間)。また積雪期であれば、原谷から鏡山(1086m)を経由して登ることもできる(原谷車止から約4時間)。とあるが、今日はダムができて一般的?になった下開田望郷広場から登る

   8:55右手にダム湖を見ながら上る

  徳山会館の前を通り過ぎてすぐに左へあがると、旧下開田集落の望郷広場の駐車地、そこに車を止め、出発。(今年3月24日の上谷山ブログにも写真と地図あります)この歩きやすい道の後、急登、倒木、などを越え、山頂に着く

 山頂手前ですこし霰が降ってきた、やはり山は下界と違う。山頂に着くと2人が鏡山(続ぎふ百山)に行きたいという、2週間前に登ったOさんに、僕は以前往復40分で登ったから、1時間で戻ってきてと案内を頼み、残った4人でゆっくりと昼食、3人は約束どおり1時間で戻ってこられたので、軽く昼食をしてもらい下山する

 12:08 赤布で飾られた山頂(誰が付けたのでしょうね、この赤布、余ったから付けたのか?)、登山道もやけに赤布が多かった、つけた人、赤布を存置するのはやめましょう

 13:39 下開田望郷広場と徳山会館、登山者5名

 経験の浅い者が下りで遅れ、同行の5名は先に下りている。このあと二人は先に帰り、5名は藤橋温泉入浴後、某避難小屋で炊き出し+宿泊訓練して翌朝解散しました

☆ 今日の反省など

・大字が7つの理由:私の記憶では、漆原村(下開田)と池田村(上開田)が合併して開田という村になった。その後、下開田と上開田に分かれたので、大字は7つ(詳しく知りたい人は徳山村史を見てください)

・そういえば、徳山(本郷)から上開田へ行く橋の名が池田橋だった。僕は池田郡からその名はついたと思っていたが、池田村からなのでしょうね

・偶然というか、今年3月24日に4人でのぼったとき、往2:06、復1:36だった。往路の時間は3月とぴったし同じ、復路も3月24日が2分遅いだけ、びっくりです

・土曜日なのに、誰とも会わなかった

 地図は省略します(0324上谷山にあります)

 

 16:49 宿泊訓練でのアンコウ鍋

 このほか、天然アユの炭火串焼き、自家製大根の煮干+唐辛子+昆布つゆのピリ辛煮など作って雑炊で締めました 

 この日好評のゆず大根(漬物)の分量は、大根3キロ、砂糖500g、酢200cc、塩100gと刻んだゆずの皮(一個分)です、三日目から美味しいです

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五蛇池山 1122 No159

2020-11-23 04:01:24 | 山登り

五蛇池山(1147.6m)1/2.5万地図[美濃広瀬(岐阜11-1)]

2020年11月22日(日)

行程 6:25揖斐→ 7:10駐車地→ 8:39蕎麦粒分岐→ 10:02峠→ 10:45山頂(昼食)11:16→ 11:40ころ峠→ 12:47分岐→ 14:09駐車地

 五蛇池山は今回4回目、初めて登った20年ほど前は、蕎麦粒山への分岐を過ぎても谷沿い左岸側に登山道(炭焼きの人の道?)があったが、今は面影が残る程度。今日はこの山に登ったことのない3者と登ったことのある3者6人で登る 

 今日も前回(0425五蛇池山ブログ参照)同様、先頭は女性、6人の足を考えてそれなりに彼女は歩くが、僕はついていくのがやっと、最後尾を歩く

 

 7:53 林道跡を歩く

 

 9:21 谷から尾根へ(先頭変わる)

 10:02 峠から広瀬又、この左に未登の三角点「猫沢」743.8mがある  

 

 10:13 山頂まであと30分?

 10:33 山頂手前の軽いヤブ

 山頂に真新しい山銘板が、地形図の標高は1147.6mなのだが!!    (ヤマップの表示は1147.5mでした→11/24調べ)  

 山頂で楽しい食事タイム、何時雨が降ってもよい空模様、30分で切り上げ、早々に下山

 

  11:30 季節外れのシャクナゲ

 

 12:43 もうすぐ蕎麦粒分岐、このあと渡渉

 13:09 美味しそうなキノコ

 

☆ 今日の反省など

・ヤブ山は、防護めがね・ヘルメットは必要:数回、目をやられそうになった。帽子も10回以上飛んだ

・登山口から廃林道に入ってすぐ、大きく左に曲がるところの山側に赤布が付けてあった。つけた位置(下山時に見えにくい)で882.4mの三角点に行った人ではないと思う、間違いの元なので、5mほど登って外しました

・最近、蕎麦粒山へのルートはこのコース使われていないと思っていたが、各務ヶ原市のある山岳会が付けた道標が分岐に付けてあった

・こんな天気、誰も登ってこないと思っていたら、下山開始すぐに単独が登ってきた(福井ナンバーの人)。登山者と会わないような山は熊に襲われる危険もあり単独登山は控えましょう(余計なお世話か!)

 地図は省略→ 0425五蛇池山参照

 

☆ 道路情報

 林道塚線・林道冠山線の冬季通行止め

 令和2年11月20日16:00から令和3年6月上旬まで(積雪の状況により変更あり)福井県への通り抜けはできません

 詳しくは藤橋振興事務所へ0585-52-2111

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門入 I山荘冬支度 他 1116 No158

2020-11-18 06:18:17 | その他

門入 I山荘冬支度(雪囲い)1116 No158

2020年11月16日(月)~17日(火)

行程

16日:11:50揖斐→ 14:46ホハレ峠→ 13:58 I山荘着→ 風呂→ 食事会→ 就寝

17日:9:15冬支度10:30→ 12:00昼食・後片付け→ 12:50 I山荘発→ 14:14ホハレ峠

 近年、雪が少ないが、昔(60年以上前)の門入は徳山村の中でも雪が多く、山荘がある付近は冬になると子供たちのスキー場になった。私が初めて徳山に行った40数年前、門入では冬になると雪崩で川が埋まったり、電線(電柱も低かったが)を跨いで、隣の家に行くとも聞いた

 今年4回目の門入泊、今回はI山荘の冬支度の手伝いだ。山仲間に声をかけたが、平日とあって参加者はゼロだったが、一人参加表明。ホハレ峠~門入の一人歩きは心細い、2人になったので元気百倍で峠から下る

 4~5人で歩くときはホハレ峠~門入まで大体1時間40分前後で歩くが、我が登山部No1山屋ミスターOさんは歩くのが早い、行きは2人で1時間12分で門入に着いた。多分私が歩いた最速タイムだろう。休憩はコビクラの谷でお茶一口飲んだだけ、Iさんには15時に着くと言っていたが14時に着いてしまった

 到着後まずは缶ビール、風呂が沸いていると言われたので、私が先に入り、ミスターが入っている間に料理(ネギトロ、天然アユの炭火塩焼3尾/人、アンコウ鍋など)開始、主人のIさんも風呂に入って本格宴会、途中2度目の風呂に入り、また飲んで最後はアンコウの出汁で卵雑炊、薪ストーブの火が消えないよう夜中も薪をくべ、温かい山荘でぐっすり寝て、翌日は7時起床、8時朝食(アジの開き、バローウインナー入りもやし炒め、キノコ、茄子、新白菜、あげ入り味噌汁など)、そのあと目的の冬支度(雨戸の戸袋に、山荘玄関山に、外にある風呂釜に、さらに植木2本に雪対策、4回泊で飲んだ空き缶洗いなど)を行い、昼飯(味の素ギョーザ、ピリ辛の茄子と万願寺唐辛子麻婆ほか)を食べ、ホハレ峠へと(帰りは休憩なしで1時間24分)戻りました。画像フォルダが調子悪く、写真は5枚しかアップできなかったのが残念

 17日 9:19 雪囲い 脚立の向こうはガラス戸、すぐ左がその戸袋、玄関は帰る直前にコンパネで覆います[屋根の雪が落ちてガラスが割れないよう、戸が壊れないよう板(コンパネetc)で囲います]

 

 17日 12:51 Iさんが直立不動で見送ってくれた。来年、またお邪魔します

 

 昭和30年代の写真、場所は門入、スキー板を持っている。後列左が小学校のN先生、撮影者不明、Iさん提供

 

 I山荘の桧風呂、当然、薪で沸かします

 

☆ 今日の反省など

・門入は、空が開けていて星がきれい、食材運んで手料理、夜のひととき最高!!

・二日間、風呂に入って飲んで食べてばかりいたけど、仕事はしっかりやりました

・Iさんと話していると下界のことは忘れてしまいます

 ※門入の地図は 0802「ホハレ峠3-3」No128を見てください

 

☆ 特 記「花房山遭難を考える」

 今月初め、奥揖斐の「花房山」で遭難(滑落)事故があった。先月も徳山の塚から登った「千回沢山」でもヘリ出動の事故があったばかり

 この日 私は、藤橋城の近くにいた。9時過ぎに救急車がサイレンを鳴らし、花房の登山口に行った。続いて消防の指導車が2台、レスキュー車がそのあと来て、レスキュー隊員4人ほどがザックを背負い、山に登った。1時間後くらいにヘリコブタ―が飛んできて、しばらく飛んでいた。ヘリは岐阜方面に飛び、救急車はお昼頃、サイレンを鳴らさず空で下った

[新聞記事]

★揖斐川町で79歳滑落、救助(11月2日 岐阜新聞 社会22)

 1日午前11時25分ころ、揖斐郡揖斐川町東杉原の花房山(1189m)をグループで登山していた岐阜市折立の無職男性(79)が滑落し、仲間が「自力で下山できない」110番した。操作中の県防災ヘリが発見し、約2時間後に救助した。男性は脇腹などに軽いけがを負ったが、命に別状はない

 署によると、男性は19人のグループで日帰りの予定で入山。山頂から北西1300メートルほどの場所で、約50m滑落した

[事故を考える]

・この事故で車4台(隊員10名前後)、ヘリが一機飛んだ。千回沢は救急車、パトカー2台、ヘリ一機飛んだ

・別の新聞には、(北西1300mと書いてあるので、花房難関の痩せ尾根?で)ストックを落として、それを拾おうとして滑落したとか

 11月 1日の写真、消防のレスキュー車、消防指導車、白い車は登山者か

 

☆ 私も高齢者(じきに70歳)

 自分の実力を再認識し、週数回山に登るなどして体力の維持を図り、事故のない、楽しい登山を心掛けます。他人に迷惑をかけないように!!!

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉見 1115 No157

2020-11-16 05:42:07 | 山登り

倉見 926.8m  1/2.5万地図[樽見・能郷]

2020年11月15日(日)

行程 8:00神戸町役場→ R157→ うすずみ温泉駐車地→ 9:15登山口→ 11:30山頂12:15→ 13:50駐車地

 今日は私が入っている山の倶楽部での登山。倉見は、以前、本巣市にある「M・山の会」人達と、また今年3月本巣7山を登ったとき、この山が7山に入っていたので再度登った。ガイド本には・・山頂付近には広葉樹がしっかり残っていて、ぶ厚い落ち葉を踏んで登って行く何ともいえずよい気持ちの山である、とある。まさに本日は紅葉の、(山頂付近は)ぶ厚い絨毯のような登山道を歩いた

 コースはガイド本の解説とは違って、本巣のある山岳会のご努力で整備されており、登山口さえ見つければ、迷うことはない。では、歩きながら写真で紹介しましょう

 9:11 登山口手前の案内板

 10:00 登山道右手の紅葉

 10:55 山頂間近、山はぶ厚い落ち葉でいっぱい

 11:27 山頂着、ブナやミズナラの落ち葉だらけ、♨温泉マークの意味は?

 

 山頂で45分ほど楽しい昼食タイム・そして下山、展望は広葉樹林に囲まれ、あまり良くない

 12:29 登山道脇の案内、18/18が登山口で分子が小さくなるほど山頂へ

 13:06 下山時の風景

 13:46 もうすぐ道の駅

 

☆ 今日の反省など

・本巣7山=能郷白山、雷倉、倉見、文殊山、宇津志山、大茂山、船木山(記憶で書いています)。この7山、山頂で山銘板と撮った顔写真をもっていけば、うすずみ温泉850円/人の入湯料が500円/人になります(♨温泉マークの答え)

・Tさん作成「奥美濃の三角点峰(Ⅰ~Ⅲ等三角点さがし編)」によると、点名:倉見の俗称は「水無しの岳」、俗称:花房山[樽見]の点名は「水飲」、点名:大井[樽見]の俗称は「ツルベ岳」、奥揖斐の地名などには「清水(きよみず)」とか水にかかわる名が多い

・20年くらい前の西濃建設の社報に、揖斐川の揖は、「湧く水のこと」、斐は、「美しい」の意と書いてあった記憶がある。揖斐川は、湧き水が流れるような美しい川だったのだ 

・・・→ 今日の反省でなく、余談など、でした

 

 

☆ その他

 2020年11月14日の刈安[能郷]山頂の写真、私の山仲間4人が撮りました。私ら4人が8月に登った時(No133ブログ参照)は登り3:30、下り2:25かかりましたが、この日は、登り2:15、下山1:10だったとのこと。季節と登山者のリーダーが違えば、往復の時間にこんなに差がでるのですかね、美濃百山A+B級を達成したこの日の一人が記念に銘板設置

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屏風山 1112 No156

2020-11-13 04:06:47 | 山登り

屏風山 1354.2m 1/2.5万地図[平家岳]

2020年11月12日(木)

行程 5:55織部の里→ 7:20駐車地→ 7:32ゲート→ 8:39林道終点→ 9:06登山口→ 10:04尾根取付→ 11:32山頂(昼食)12:11→ 13:02尾根取付→ 13:49登山口→ 14:15→ 15:27駐車地(全行程:15:27-7:20=8:07)

 奥揖斐の山、人其々に好きな山があると思うが、横綱は最高峰の能郷白山として、大関は西の蕎麦粒山(1296.7m)、東は屏風山と私は思う。理由は2山ともにその鋭鋒が素晴らしく、他の山から見てそれとわかる

 日本山岳誌によると・・両白山地の鋭鋒で、この地域ではもっとも優れた山姿の山、これによって一帯は「屏風山脈」と呼ばれたとある

 最近、台風による倒木、人が登らずヤブ化する山が多い。この山もご多分に漏れず倒木にヤブ化と聞いたので久しぶりに登ってみた

 駐車地から林道を80分ほど歩き、屏風谷に下りて川を溯ること30分で登山口、そこから途中2ヶ所倒木が登山道を横切る急坂を60分登り、ヤブ化した尾根道・笹の急登を90分歩いて山頂へ、これが今日の行程。では、歩きながら写真で紹介します

 8:40 谷に下ってすぐの堰堤を越える(顔が写ってごめんなさい)

 10:16 ヤブ化した尾根道(谷からの急登は写真を撮る余裕なし)

 10:27 尾根道から山頂をのぞむ

 11:32 山頂着 二等三角点「屏風山」

 12:11 山頂から能郷白山、その左、尖った磯倉が僕は好き

 13:40 行も帰りも倒木を越える

 13:43 これからロープ場を下る(斜面の角度が想像できます?)

 13:43 登山口(屏風谷)に下る

 8:06 行きの林道で見た、ただひとつの花(名は知らない)

 

☆ 今日の反省など

・登山口から最初の30mほどロープ場を上るとき、先頭の私、注意していたが、石を落とし、石が2番目の人のすぐ右を落下した。今日は全員(3人)ヘルメットしていなかった(登るならヘルメットを!)

・北山(907.5m[下洞戸])も倒木がひどいが、屏風山の倒木は直径がでかい、跨いで超えるのに一苦労した

・登山、当初10日(火)を予定してたが、「てんきとくらす」福井・能郷白山で検索すると登山指数C、今日(〃A)に登山日を変更して正解だった(越美の山々は秋~冬場は北陸の天気なのです)

 ブログ:城台山日記の地図を借用→

 私の屏風山記事と、ブログ:城台山日記の屏風山記事二つ読むと、屏風山のイメージが完成します

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする