奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

高丸 0729

2019-07-30 06:04:35 | 山登り
高丸1316.3m 俗称「黒壁」 2019年7月29日(月)

行程 夜叉ヶ池駐車場7:22 →10:18山頂11:20 →駐車場14:00

 高丸は3回目の挑戦、一度目は2012.12.2夜叉ヶ池駐車場終点から尾根コースで行くも敗退、二度目は2016.6.25同尾根を利用して登頂

 1度目、通行止めから単車に乗り換えるが駐車場手前2キロ凍結で転倒、めげずに駐車場まで歩いて尾根から登るが立木から落ちる雪がたまらず敗退した

 今回は駐車場から夜叉ヶ池へ行く階段を降り、最初の谷(大岩谷)からの沢登り、地図を見ると途中から意外と急こう配、どんな滝があるかが心配だ

 8:16 登って約1時間、まだ普通の沢だ


 8:51 約15メートルの滝現れる 帰りは懸垂下降した

 滝を越え30分も歩くと水が消え稜線近くで藪となる、進路(山頂)は14時方向なので山頂めざし斜めに登る。当然帰りのための目印に赤布を付け、のこぎりで枝を切って登る、これも目印になる。尾根に出ると2本赤布を付け、戻り通り過ぎないようにする。山頂は畳3枚ほど切り開いてあった。前回なかった標識版を撮影する。

 10:18 標識板

 山頂でのんびり過ごし下山開始、2本付けた赤布までが意外と近かった。左に折れ目印の赤布を探しながら登ってきた谷に戻る。転ばないよう慎重にゆっくり降る。難関の15メートル滝を過ぎるが、なかなか着かない、夜叉への登山道近くになると水道ホースの残骸がでてきた。そう昔、駐車場に手洗い場があったのを思い出した

 13:53 ホースの残骸が

 今日の反省など=8mm×30mロープほかシュリンゲなど数種類用意していたので安心して登れた。山頂でゆっくりするにはカップ麺、ノンアルビールだけでは物足りない
 高丸は三角点名、黒壁は俗称、美濃徳山の地名p253に三周黒壁=山全体がく黒い壁のようになっている山、とある。別称「鳥ヶ東山(新日本山岳誌)」。今度は門入側から登ってみたい  1/2.5万地図[広野、美濃川上]
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夜叉マラボラン 0728

2019-07-30 04:26:02 | 山登り
7月27日(土)~28日(日)
2019(第27回) 夜叉ヶ池伝説マラニック・ボランティア参加

ボランティアに初めて参加した。このマラニック(大会)は、1泊2日で走破距離約135キロメートル(雨乞い伝説コース)という非常に過酷なレースだ。おまけに初日が神戸町役場11:00発で坂内交流センターまで43.3キロメートルの距離を夏の暑い時間帯に走る。2日目は暗闇の早朝3:30出発、ヘッドランプを付けて標高1000メートルの夜叉ケ池に登って折り返し、神戸町中央公民館まで89.5キロメートル走って戻る。参加者は331名(大会冊子より)

ボランティア参加で帽子がもらえた

 私の担当は夜叉ヶ池の登山口駐車場から夜叉ヶ池までを安全に登って降れるよう、安全
ロープを池手前の急な斜面に張る仕事など

 15:34 右の新しいロープを張り終え、降るところ

 この日はたまたま台風がやってきて雨の中での作業であった。作業が終わり幽幻を過ぎ駐車場に戻ると駐車場手前の仮橋二つが増水で水没していた

 15:01 行く途中の幽幻の滝、帰りはもっと増水していた

 この日は坂内交流センターに泊(昼、夜の弁当と買物券をもらえた)、車で寝る人もいた。明日は台風後の増水でランナーが池まで安全に登れるかこのグループ[夜叉ヶ池隊9名]で朝4時に確認するとのこと、結果は残念ながら(池まで行かず)駐車場終点で折り返すことになった

 今日の反省など 安全ロープだけではなく頭に当たりそうな立木などにも赤布も付けた。
登山道は大会前日に(私が7/24夜叉ヶ池山に登った時はしていなかった)綺麗に草刈りがしてあった。一つの大会を実行するのに受付、宿泊担当、エイドステーション、救護班などのボランティアが300名ほどいたのはビックリでした
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検定(山名編)の答 0726

2019-07-26 05:00:58 | 奥揖斐の歴史など
検定(山名編)の答

山名編
Q7 揖斐川左岸で一番高い山 A:磯倉

 真ん中のデカいのが能郷白山、その右が磯倉 2015.3.28 若丸山山頂から撮影 磯倉は俗称? 1/2.5万地図には山名はなく1541と記載されています

Q8 揖斐川右岸で一番高い山 A:点名[高丸]俗称[黒壁]1/2.5万地図[広野]


Q9 ワントムズ山とは    A:烏帽子岳

 烏帽子の形に似ている。門入では[ヨボシ]と呼ばれる②p247 2017.2.19 坂内村椀戸谷から登り撮影 次は門入側から登りたい

Q10 蘇茂岐山       A:蕎麦粒山

 奥美濃の槍ヶ岳とも評され、坂内村からは「ソムギ」、門入では「ソボギ」と呼ばれている②p243 2013.2.17 土蔵岳へ登り帰りに撮影


細見美濃国絵図 天保5年(1834年)を部分複写(岐阜県図書館の地図研修で頂きました)図には、武図棒立、蘇茂岐山、門入、戸入などの名があるが、櫨原はなく塚が二つある。場所的に下流側の塚が櫨原だろう。

Q11 シャガタテヤマの点名は A:白谷
 基準点成果等一覧サービスで925mの山を探すと出てきます 地図は、[能郷]

Q12 徳山村がすっぽり入る国土地理院1/20万地図名は? A:岐阜

 写真編は後日掲載します


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検定(地名編)の答 0725

2019-07-25 04:37:04 | 奥揖斐の歴史など
 2019年7月25日(木)、27日4.5.6追加

奥揖斐検定の答え 今回は地名編のみ、山名編、写真編は後日とします

 読者からこの検定は難しいといわれた。山名編は、標高を書いているのでわかりやすいと思ったのですが、、、。
 答えは①徳山村史(徳山村発行)、②美濃徳山の地名(水資源開発公団徳山ダム建設所監修)、③藤橋・徳之山の風土資産絵地図(②と同じ)、④徳山ダムパンフレットから、⑤私の解説、で答えます

地名編
1 8つの集落は、徳山(本郷)、下開田、上開田、山手、櫨原(ハゼハラ)、塚、戸入、門入
注:徳山村が山手村、塚村ほかと合併したので、旧徳山村は本郷と呼んだ⑤

2 2集落が一つの大字名は、開田。登記簿を見ればそうなっています⑤.①p463では漆原村(下開田)と池田村(上開田)が合併して明治8年開田村となったとあります。このころ登記簿が作られたのでしょうか⑤





 上3枚は③の藤橋・徳之山の風土資産絵地図を撮影

3 村外に出る峠名を5つ
 [冠峠]今の冠山峠とは場所が違います、[檜尾峠]金草岳に登るときにこの峠の説明板があったかと思います、今度確かめます⑤、[高倉峠](コウクラと読みます、門入から入谷・高倉峠を越えて越前に出たとの記録もあります①p768)、[越前越・杉ノ谷峠]越前越はエツゼンギと読みます②。徳山では杉ノ谷峠、越前側では美濃峠、徳山峠と呼んだそうです⑤、[美濃俣丸③・街道②]根洞(コンドウ)谷、金ヶ丸(カネガマル)谷の間にある尾根道を行き来したと②にあります。他に[ホハレ峠]、[広瀬又]、[鉄嶺(クロガネ)峠]、[馬坂峠]などがあります

4 一部沈んだ谷の名5つ
  揖斐川左岸 白谷、漆谷、磯谷、扇谷、ヒン谷
   〃 右岸 犬谷、上谷、シツ谷、西谷、鬼入谷 ほか

5 沈まなかった谷5つ
  揖斐川東谷上流の谷 イチン谷、赤谷、道谷、才の谷、ソバク又
   〃 西谷 〃   黒谷、茂津谷、入谷、蔵ヶ谷、根洞(コンドウ)谷 ほか 1/2.5万地図[美濃徳山、冠山]ほか

6 8集落で水没しなかった集落は、門入 

    
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夜叉ケ池山 20190724

2019-07-24 17:15:05 | 山登り
夜叉ケ池山(三国岳偵察)
 2019年7月24日(水)

行程 登山口 8:15 →幽幻の滝 9:11 →夜叉ケ池 9:37 ~県境稜線でコーヒータイム10:25 → 11:15夜叉ケ池山で引き返す →12:10 夜叉ケ池12:40 →駐車場 13:52

 三国岳は最近登山者がいなくヤブ化して行けないと聞いていたが、2017年10月5日初版「岐阜県の山・島田靖ほか2著(山と渓谷社)」を見たら山頂に3畳ほどの切り開きがあり、ヤブも少しの登山道の写真が載っていた。で早速挑戦した。揖斐の街中は快晴、梅雨も明けたかと思う、坂内道の駅で登山届を投函し、登山口へと向かうとキャラバンが一台停まっていた

 8:14 僕は2台目に到着

 現地は今朝から雨が降った模様。草、木の葉に雨粒が付いている、幽幻の滝の水量が多い

 9:11 滝の上部にオニユリが2輪咲いていた

滝を過ぎ池の方を見上げるとガスっている。三国岳は無理かと一瞬考える

 9:30 池方面にはガスがかかっていた

 県境稜線にでると三周の方から一人の登山者が降りてきた。聞けばキャラバンの人、天気予報ではこれから晴れるといい、ブラックコーヒーでも如何と言ってくれた。了解するとナント豆から挽き、ドリップで入れる、おつまみ付き

  9:43 コーヒーミルでまずは豆挽き

 あまりにも美味しいのでもう一杯というと、豆を挽かせてもらえて2杯目を飲ませて貰えた。聞くと山県市の人、今年は鈴鹿の山を登るそうで、鈴鹿でまた会いましょう、と言って別れた

 10:30 上から夜叉ケ池を撮影、山県の人が小さく見える

 撮影後すぐに笹の登山道が始まる、水滴がズボンに着くのでスパッツをつけカッパの下を穿く(山県の人のアドバイス)

 10:51 笹の向こうに夜叉ケ池山

 ヤブは、夜叉ケ池から三周ヶ岳に行く程度の笹薮、かき分けないと登山道は見えない。一旦下ってまた登り、そうこうするうちに夜叉ケ池山を通過、地図を見るとこれからまた降るようだ

 11:11 これから110メートルほど降ってまた110メートルほど登る

 シャツは濡れカッパはびしょびしょ、昼も近いし池へ戻ることにした

 11:15 標識板

 池に降りるところで一人の女性が登ってきた、最初のピークまで登るそう、聞くと福井市から来たとのこと

 池に着くと女性2人、男性1人(瑞穂市の人)が食事中、男性と山話しをすると非常用のアマチュア無線機を見せてくれた、なんて小型なんだろう

 14:14 小型無線機、ラジオも聞けるそうで鳴らしてくれた
 
 食事(プルコギベイク、自分で焼いた卵焼きと胡瓜のキューちゃん+ノンアル1缶)をしていると先ほどの福井の女性が降りてきた、あまりにも可愛いので写真を撮らせてもらった(ブログ掲載も了解)、先日の蓼科山女性ボッカといい、今日の福井の人といい、なにかついているようだ

 12:34 池を背にポーズ

今日の反省など 手袋をしてなかったので笹で小指を切った、赤布を入れる袋を落としてしまった。福井の子のアドレスを聞くのを忘れた(冗談です)

 夜叉ケ池山 1/2.5万[広野] 
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