奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

カワウソ穴探険 1118

2019-11-19 16:52:04 | 奥揖斐の歴史など

カワウソ穴探険 2019年11月18日(月)~19日(火)

行程 
18日 7:00揖斐総合庁舎~8:00ホハレ峠~9:25I山荘9:35~11:45カワウソ穴12:00~14:45I山荘
19日 9:45I山荘~11:35ホハレ峠~12:30揖斐総合庁舎

 カワウソ穴は旧徳山村門入の西谷川左岸にある。門入には弘法様が掘ったという弘法穴(水銀鉱山跡)、蝙蝠穴(昔はコウモリが沢山いた。糞を採取して売ったという。水銀採掘抗跡)、そして今日行ったカワウソ穴が「美濃徳山の地名」※に紹介されている


 弘法穴、蝙蝠穴は以前行ったが、今回はI山荘が明日で閉鎖(⛄と🚢の関係)するとオーナーが言われるので門入最後の夜を楽しむため、大阪のWK会1名、大阪?K1名、大垣63の1名と行った
 旧門入集落から歩くこと2時間、シモトダテの少し上流の転げ落ちるような斜度の尾根を約60メートル降り、200メートルほど上流に行くと目的のカワウソ穴があった



 11:34 この岩(左岸)の向こうにカワウソ穴



 11:35 カワウソ穴全景、人間は入れない大きさ



 11:35 奥を覗くと2メートルほど先まで穴が見えたが、その先は暗くて見えない

 探険後に昼食、3人は河原に降りた地点に戻らず、穴がある斜面を直接登るという。私は川に降りた地点に長靴を置いてきた(川でサンダルに履き替えた、二人は沢靴、一人は長靴)ので、戻って降りてきた斜面を登った



 12:15 写真は尾根の中心からやや上流(左)側を撮っている



 12:31 帰りは紅葉の写真など撮り、下りの道を2時間弱で戻った

 15時前に山荘に着いた。まだ早いが、Iさんの好意で15時から飲みだした。温かい野菜炒めを作り、アユを焼き、料理上手のIさん若嫁作の「茹で卵の醤油漬」や漬物類のご馳走で、途中風呂に交代で入りながら21時過ぎまで飲んだ

 16:01 手製の竹串でアユを焼く

 翌日は、朝食後、山荘の冬支度のお手伝いなどしてホハレ峠へと帰った



 10:19 紅葉も終わり?木々は落葉していた 写真はKさん、見るからに沢屋さん

※ H9年 水資源開発公団徳山ダム建設所監修の本



 1/2.5万地図は「広野」

今日の反省など
・河原でクロックスのスリッパに履き替え歩き出すと、右足のスリッパが流れ慌ててストックでとり寄せ、バンドでスリッパを固定した
・帰り、スリッパで河川を横断するとき、滑って転んで腰から左肩まで沈んでしまった、沢をなめたらアカン
・朝食時、用意してもらった塩鮭を焼き忘れた(オーナーが作った味噌汁が美味しすぎたから)



その味噌汁


 大阪W会のWさんからのお知らせ
35度41分10.20秒 136度20分56.70秒 35.686167,136.349083
 カワウソ穴下手から直登した林道の位置座標です
もし下る場合は尾根上を下り、岩場からは下流側にザイルを固定して傾斜は緩いが懸垂するのがおすすめ

 

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金草岳と古民家泊 1116

2019-11-17 17:01:06 | 山登り
金草岳(1227.1m)と古民家泊  1/2.5万地図[冠山、古木]
 2019年11月16日(土)

行程 10:02登山口発~10:25布滝三角点~11:53白倉岳~12:06金草岳(昼食)12:42~14:35登山口~温泉~古民家泊
 
 私は、山で人と会うとすぐに話しかけ、すぐに友達(思い過ごしか?)になる。今回当地(揖斐川町)の古民家を借り、北海道白雲岳避難小屋で会った大阪のH登山部の人、門入で会った大阪のK友会の沢屋さん、南ア赤石岳で会った神奈川の人(無所属)ら3組を招待した。金草岳にはH登山部の夫婦と私3人で登り、ほかは夜集合することにした。

 登山道横に三等三角点

 上の写真、金草岳に登る途中にある点名「布滝」、いままで気が付かなかったが、今日はきれいに刈り払われてあったので、初めて拝まさせてもらった

 10:57 桧尾峠手前のロープ場、以前より道が荒れたみたい

 この山は登り始めるとすぐに長い下りがあり、帰りのきつい登りが気にかかる山だ。長い下りが終わると桧尾峠への登り、ロープ場もあり、ここの登りが一番きつかった。峠で一服し、しばらく尾根沿いを歩くと熊の糞が点々とあった。ベチャっとした塊の糞は見たことがあるが、点々としたものは初めて、熊は歩きながら糞ができるのか!

 11:47 大阪の二人

 そんなこと考えながらしばらく歩くと白倉岳、それからすぐに金草岳山頂に到着した

 12:04 山頂の二等三角点、点名「塚奥山」


 12:04 山頂ではすぐにガスがかかり、目的の一つの金草からのダム湖の写真がイマイチ、帰りは登山口手前で雨となり雨具を着て降りた(天気予報は晴だったのに)

 14:55 帰り、塚の林道の紅葉

 帰りの紅葉で気分を取り直し、民家に着いて食事の支度をするうちに全員集合、神奈川の連れの刈谷の人が銘酒「空」を持ってきた。すっきりとした美味しさ、さすがに銘酒

 19:57 盛大?な夜の宴会

今日の反省など
 夜6:30~11:30までヘロヘロになるまで飲み、寝床に行く途中畳えで転んで、手を付く前に畳を顔でキャッチ。翌朝、右の頬に痣ができていた。お酒は飲み始めて3時間くらいでお開きにすべきですね


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奥揖斐通行止情報と推薦の雪山 1114

2019-11-14 16:08:29 | 山登り
通行止めの情報と奥揖斐のとっておきの雪山
 2019年11月14日(水)

⛄ 冬季、国道417号は、徳山ダム管理所があるところで通行止になります(本日揖斐土木施設管理課に確認)

 通行止予定 2019年12月13日から2020年3月5日まで
 → 予定ですので雪が多く降れば通行止は早くなり解除も遅くなります
  ただ先でトンネル工事をしているので、余程の積雪でない限り来年開通は予定どおりと私は思います

☆☆ 奥揖斐のとっておきの雪山


 花房山から雷倉間の稜線の手前(下の地図③すぐ下)2015年3月8日撮影

☆ 隠れた雷倉への簡単コース
 今日、この冬に雷倉に登ろうと旧久瀬村小津の高地谷を車でのぼり樽谷と中又谷分岐のところまで行きました。2015年3月は樽谷への橋が壊れていましたが、今日は土管橋ができていました

 樽谷から土管の上に土、コンクリートをかぶせた橋を下流に向かって撮影

 冬、雪が積もると、積雪にもよりますがこの地図のスタート地点の2Km手前くらいから歩きます


☆ 少しハードな若丸山周回コース

 下の地図の1262m付近を右折したところから撮影。若丸山の向こうに能郷白山と右に磯倉が見える 2016年3月21日撮影

 通行止めが解除になれば、徳山ダム湖左岸側最後の塚のトンネルを出たところが登山口駐車場。国道を横切って赤い線に沿って通称「坊主尾根」を登り、黒い線で降りる。開始すぐに渡渉があるので長靴に履き替えて渡るか、素足で渡る。黒い線を往復すると約6~7時間で往復できる。ストック、輪かんじき必要、アイゼン、ピッケルもあった方がいい


☆ 今日の反省など
・先日アップした、「自慢話し 1112」が余りにも自慢し過ぎと、一部の読者から意見がありましたので、今回は道路状況などを入れ、真面目に書きました

☆ おまけ

 雷倉南の樽谷・中又谷合流点から約1km上流にある樽谷の滝
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自慢話し 1112

2019-11-12 20:38:42 | 山登り
山雑誌「岳人」12月号に「日高山脈の二座に挑戦」掲載される
 2019年11月12日(火)

 雑誌「岳人」は、現在モンベル会長T氏が編集超で発行人。以前は東京新聞出版部(中日新聞東京本社)から発行されていた
 私は、山登り以外では書き物をするのが好きで小冊子(近年は「門入起こし協力隊メモ」)を作ったり、雑誌などに記事を投稿するのが趣味である
 雑誌に掲載されるにはいくつかのポイントがあり、岳人の場合、①北ア、日高とか有名な山域又はマイナーな地域、②人が余り登っていないルート、③1泊2日程度の山行が有利など
 
 今年9月に久々に上記①~③に該当する山に登ったので、投稿したら掲載するとの返信、若干短めに添削され、私の気持ちが伝わっていないところもあるが、私の「自慢話し」として紹介したい

 今月15日発売(※)の岳人12月号の記事(P82)

 日高に3回登っていると書いたが、3回登って3回岳人に掲載された。1回目は「日高山脈・伏見岳~幌尻岳」(岳人2013年10月号・2泊3日)、2回目は「カムイエクウチカウシ山札内川八の沢」[日高山脈](岳人2014年12月号・1泊2日)、三回目が今回(詳しくはこのブログのペテガリ岳0906~、1839峰0902参照)

 2014年12月の記事

 他に、「大雪山縦走」(岳人2012年10月号・5泊6日)、「中央アルプスアザミ岳」(岳人2014年2月・前泊日帰り)と9回投稿して5回当選(も自慢)。落選の4記事は、不動山、千回沢山などの奥揖斐の山3記事と、カムエクと同じ月に行ったニペソツ山。落ちた理由は上記3ポイントを見ればなんとなくわかる

※ 掲載された者には事前に掲載誌が送られ、モンベルから粗品が送られる

 今回の反省など
 ① 投稿が「山だより」になったため、文も短く写真も一枚になった。もっと文章を丁寧・高尚に書いて、「山行記録」として掲載されたかった。他の山行記録の内容が私のよりよかったのだ
 ② それより、二座ではなく、1839峰だけを丁寧に書いた方がよかったかも「二兎追う者は一兎をも得ず」のたとえ
 ③ 2014年12月のカムエクの記事は自分では気に入っている(このころからモンベルの編集となった)

 今月15日発売の「岳人12月号」の表紙、「岳人」買ってくださいね
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花房山 1109

2019-11-09 20:47:50 | 山登り
花房山(1189.5m)2019年11月9日(土)  1/2.5万地図[樽見]

行程 7:00藤橋道の駅 🚙 7:30登山口 →11:00山頂11:50 →14:30登山口 

 今日は月に一回山に登るという会に参加させてもらった。総勢26人、楽しい山行になりそうだ。花房山は小津三山の一つ(二つは小津権現山、雷倉)
 2005年11月発行の新日本山岳誌を見ると小津の高地谷~モレ谷から登るとあり、今日登った、一般ルートと思っていた東前の谷からのルートは上部で藪漕ぎを強いられるので主に残雪期に登られていると書いてある。そうかな、私が2000年ころ初めて登ったコースも今日の東前の谷ルートで、モレ谷から登る人は残雪期しかいないと思う。そんなことはどうでもいいか


 8:09 登りはじめは急登

 始めは急登、途中に痩せた尾根を何ヶ所か通過、3時間ほどで山頂手前に出、そこから20分ほど歩くと山頂である(下写真参照)

 10:52 もうすぐ山頂

 私はこの山頂からの景色が好きで、行くと必ず徳山ダムの湖を見て、その背景の県境の山々を同定する。下の写真には写っていないが御嶽山、乗鞍岳、白山、屏風山が右手に見え、下の写真では右から能郷白山、磯倉、福井県の銀杏峯ははっきりわからないが、次の二等辺三角形の山が福井県の部子山、尖がった一番目が若丸山、二番目が冠山、そして金草岳
 釈迦嶺、笹ヶ峰、上谷山も写っているのだろうが私にはどの山かがわからない

 11:00 徳山ダムと県境の山々

 どうです、1/20万地図を持って花房山に登りませんか、これから冬にかけて雪が積もる季節になると山も同定しやすくなり、最高にいい写真が撮れますよ


 2014年3月初旬に撮った写真、雪があると銀杏峯の柔らかいラインがうっすらわかる


 花房山から南東に下がりモレ谷左岸の尾根に降りる写真(2014年2月下旬に撮影)


 登山口が切れているが黒い線が東前の谷ルート、赤い線が2014年2月下旬写真のモレ谷のルート

今日の反省など
・紅葉はいまひとつでした
・今日の参加者:コンロを使う人、ビールを飲む人、煙草を吸う人は一人もいなかった
(火の用心、事故防止、健康志向、大いに結構だがビールは飲みたいね)
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