takano_nagano@yahoo.co.jp
山仕事では、よく焚き火をします。
伐採木の小枝や刈り払った下草を焼却したり、時には暖をとるために火を燃やします。
この火を燃やす作業は、簡単そうですが結構コツのいる、また楽しいものです。まず、乾いた枯葉や小枝を集め燃やしつけ、徐々に太い木や生木を加えて大きな火にします。
こんな時、いつも想い出すのが幼い頃の囲炉裏の火です。
田舎ではどこの家にも、玄関を入って土間に続く大きな部屋、今日のキッチン兼ダイニング兼リビング兼応接には囲炉裏があり、常に火が燃え、あるいは灰の中に火種が残っていました。
囲炉裏は、生活の場の中心であり、家族団らんの場であり、家庭教育の場でもありました。パチパチと燃える木から上る煙の香り、祖父の膝に抱かれてあたった暖かい火、ワタシで焼いたサンマの香り、大鍋で煮たほうとう汁の味など、今でも記憶は鮮明に残っています。
50万年前に人類は最初に火を手に入れたとのこと。この火が日本の家に定着し、第1級の文化に成熟したのが囲炉裏だと思っていますが、今ではその文化は消え去り、憧れの文化となってしまったことは寂しい限りです。
お帰りにはこちらも
▲切り口から水滴(樹液)がポタリ
遅れていたブドウの剪定を済ませたのだが、・・・少し心配。
例年だと2月中旬でも大丈夫だったのに、太い幹から生えた枝を切ると樹液がポタリ。
今年は既に活動が始まっているのか・・・
遅れていたブドウの剪定を済ませたのだが、・・・少し心配。
例年だと2月中旬でも大丈夫だったのに、太い幹から生えた枝を切ると樹液がポタリ。
今年は既に活動が始まっているのか・・・
りんご栽培で大切な作業に「剪定」があります。どの枝にも陽の光が当るように、りんごの生り芽を見ながら、不要な枝を切り落とす作業です。りんご農家では、今この作業に追われています。今年は雪も無く仕事はし易いようですが、あまりの暖かさに美味しいりんごができるのかと心配している農家もあります。
我家でも少ない本数ですが、数日前から始めました。空に向っての作業は首と肩が疲れますが、澄み切った青空とアルプスを眺めまていますと気分は爽快になります。
(追記)
そんな爽快気分を邪魔するのが、ラジオの国会中継です。同じ事の、馬鹿げた、しかも品格の無い口調での論戦にはうんざりします。もっと日本の将来のために、世界の中で日本は、という論戦をしてもらいたいのですが・・・。国会議員は気楽な家業なんですね。(笑)
お帰りにはこちらも
▲剪定が終って、スッキリしたキウイ畑
1月中旬から始めたキウイの剪定作業が本日ほぼ終了、伸びた枝や絡み合った枝が無くなりキウイ畑はスッキリ。
始めた時は雪の上で凍えていたのに、本日は作業シャツ1枚でも汗だく、防眼ゴーグルが雲って使えないほどでした。まだ1月なのに、春が来てしまったのか・・・。
剪定した大量の枝は集めて、火災の心配の無い雪か小雨の日に燃やし、その灰は土壌改良剤として畑に戻します。
ホッと一息ですが、続いてリンゴとブドウの剪定作業が待っています。
1月中旬から始めたキウイの剪定作業が本日ほぼ終了、伸びた枝や絡み合った枝が無くなりキウイ畑はスッキリ。
始めた時は雪の上で凍えていたのに、本日は作業シャツ1枚でも汗だく、防眼ゴーグルが雲って使えないほどでした。まだ1月なのに、春が来てしまったのか・・・。
剪定した大量の枝は集めて、火災の心配の無い雪か小雨の日に燃やし、その灰は土壌改良剤として畑に戻します。
ホッと一息ですが、続いてリンゴとブドウの剪定作業が待っています。
今日からキウイの剪定作業開始。雪を踏みながらの作業、晴れても寒い。
絡み合ったり、混み合った枝を切り取り、均一に陽の光が当るようにする。
暖冬なのか、木は今にも水が上がりそうな気配、急がないといけない。
19.nov.2008
日本列島に寒波襲来!の天気予報。最近の予報は良く当ります。
今日は寒い中、雪の降る前にとりんごの収穫作業に追われました。
りんごは、色付きが良く蜜が入ったものから取り、それ以外は残して後日に収穫します。
今年は、色付きや蜜の入りも良いもですが、鳥や蜂の害が例年より多く感じました。彼らは、色付きが良く美味しそうなりんごを狙って来ますから、それだけ我が家のりんごが認められたことにはなるのですが・・・。
▲ 今年のキウイは大きい
キウイの収穫時期になりました。霜の降りる前ギリギリに収穫するのが良いと云われています。
キウイの収穫は、少し乱暴に扱っても傷つかないので簡単、“むしり取って箱に投げ入れる”という感じです。
今年のキウイは、例年に無く大きく粒ぞろい、美味しそうな顔をしています。収量は1トンぐらいになりそうです。
長野県日記 もご覧下さい
キウイの収穫時期になりました。霜の降りる前ギリギリに収穫するのが良いと云われています。
キウイの収穫は、少し乱暴に扱っても傷つかないので簡単、“むしり取って箱に投げ入れる”という感じです。
今年のキウイは、例年に無く大きく粒ぞろい、美味しそうな顔をしています。収量は1トンぐらいになりそうです。
長野県日記 もご覧下さい
▲ はぜかけ米はハーベスターで脱穀
はぜに掛けて自然乾燥をした稲はハーベスターで脱穀、手間のかかる作業ですが、これが美味しいコシヒカリの“はぜかけ米”です。
当地域のコシヒカリの“はぜかけ米”は、最近人気があり大部分が関東方面の特定ルートへ流れてしまうようです。
はぜに掛けて自然乾燥をした稲はハーベスターで脱穀、手間のかかる作業ですが、これが美味しいコシヒカリの“はぜかけ米”です。
当地域のコシヒカリの“はぜかけ米”は、最近人気があり大部分が関東方面の特定ルートへ流れてしまうようです。
お米の収穫は、コンバインで刈取りと脱穀を同時に行い、機械で乾燥させる方法が一般的ですが、当地ではまだ多くが昔ながらの「はぜかけ(“はざかけ”ともいう。)」方式で行われています。
刈取った稲を「はぜ」に掛け天日に干し乾燥させてから脱穀をした、「はぜかけ米」は乾き過ぎないしっとりとしたお米になり旨みが増します。
しかし、「はぜかけ米」は手間と労力がかかる為、通常の出荷米はコンバインで行い、自家用米や自己流通米は「はぜかけ米」で行うようになりました。
今日は、母の実家でこの手間と労力がかかる稲刈り「はぜかけ」作業。雨が降出しそうな天候のため、「はぜ」を作って作業を止めました。
【はぜかけコシヒカリ(新米)を味わいたい方へ】
10月中旬には脱穀ができます。ご連絡下されば実費にて送ります。
信州の漬物というと“野沢菜漬”ですが、その種蒔きは白露の頃が適期といわれています。今がちょうどその時期で、今蒔くと霜が降りて野沢菜が軟らかく、そして美味しくなる11月下旬に収穫できるからです。
さて、この野沢菜の種蒔き作業には色々な農具が使われますが、我が家流の種蒔き農具を紹介します。
左から、
○鍬(ミツマタともいう);種を蒔く畝(うね)を作ります。
○クレンヅチ;種を蒔いた後、土をかぶせます。
○糸定規;畝が直線になるように使います。
○押し鎌;土をかぶせた上に、撒くワラを切ります。
○熊手;種を撒く前に、草の根やゴミを除きます。
○箕(み);切ったワラを入れて運びます。
どれも、年季が入っており、押し鎌は50年以上昔のものです。
それと、最新鋭機の特製“ハンディータイプの種蒔き機”です。(▲)
プラスチックの名刺ケースの底に2箇所の穴を開けたもので、手の振り方により種の落ち方を調整できるという優れものです。穴が工夫されています。
種を蒔き終わると、雨を待つことになります。
さて、この野沢菜の種蒔き作業には色々な農具が使われますが、我が家流の種蒔き農具を紹介します。
左から、
○鍬(ミツマタともいう);種を蒔く畝(うね)を作ります。
○クレンヅチ;種を蒔いた後、土をかぶせます。
○糸定規;畝が直線になるように使います。
○押し鎌;土をかぶせた上に、撒くワラを切ります。
○熊手;種を撒く前に、草の根やゴミを除きます。
○箕(み);切ったワラを入れて運びます。
どれも、年季が入っており、押し鎌は50年以上昔のものです。
それと、最新鋭機の特製“ハンディータイプの種蒔き機”です。(▲)
プラスチックの名刺ケースの底に2箇所の穴を開けたもので、手の振り方により種の落ち方を調整できるという優れものです。穴が工夫されています。
種を蒔き終わると、雨を待つことになります。