takano_nagano@yahoo.co.jp
▲鈴生りの梅
今年は、我が家の梅が豊作だ。枝折れが心配されるほどの鈴生り状態だ。
春先の寒波で果樹の花芽がやられ果物類は総じて不作とのことだが、高冷地は遅くまで寒く開花が遅れたのが功を奏したようだ。
今年も40kgほどを収穫し、一家総出で恒例の梅漬けと梅酒と梅干しをつくる作業となる。一家総出と言っても父が逝ってからは、女房と91歳の母と私の3人なのだが。
段取りと総指揮は女房が担当。私は収穫作業。老いて元気の無くなった母もこの時ばかりは元気になりヘタとりを一人でこなし、梅モミも妻に負けずにやる。
この『梅漬けの頃』が過ぎると本格的な夏になる。
いつまで、こうして3人で夏を迎えられるのか。
今年は、我が家の梅が豊作だ。枝折れが心配されるほどの鈴生り状態だ。
春先の寒波で果樹の花芽がやられ果物類は総じて不作とのことだが、高冷地は遅くまで寒く開花が遅れたのが功を奏したようだ。
今年も40kgほどを収穫し、一家総出で恒例の梅漬けと梅酒と梅干しをつくる作業となる。一家総出と言っても父が逝ってからは、女房と91歳の母と私の3人なのだが。
段取りと総指揮は女房が担当。私は収穫作業。老いて元気の無くなった母もこの時ばかりは元気になりヘタとりを一人でこなし、梅モミも妻に負けずにやる。
この『梅漬けの頃』が過ぎると本格的な夏になる。
いつまで、こうして3人で夏を迎えられるのか。
▲2日目、醗酵が始まってます
干し柿づくりで余った柿を使って、今年も柿酢を作りました。
木の上で熟れて軟らかくなったものをもぎ取り、ヘタを取り除き、手で潰しながら容器に入れます。
容器の半分ぐらいになったところへ、醗酵の酵母菌を加えます。これで良し・・・。
2日目、容器の蓋をとって中を覗くと、醗酵が始まり、独特の芳香が伝わってきます。
今年はどんな出来栄えになるのか楽しみです。
▲キノコ保存の下準備をするのは88歳の母の仕事
またまたキノコの記事でスミマセン。
山のキノコを一年中食べるには、塩漬け、冷凍、乾燥、瓶詰などの保存が必要です。キノコによって、食べ方によって様々な保存方法がありますが、マツタケの冷凍以外は塩漬けが簡単です。
先ず採ってきたキノコのゴミや土を落とす下準備をして、次に茹でてアクを抜く、そして塩で漬ける、と作業は簡単です。
食べる時は塩出しをして使います。キノコの味も残り、鍋料理には便利です。キノコを大量に採りましたら塩漬けがお薦めです。
ウラベニホテイシメジやホンシメジは、薄味をつけて瓶詰も良いです。クリタケなど小さなキノコは乾燥保存も良いですよ。
色々とお試し下さい。そして、美味しいキノコ料理をお楽しみ下さい。
▼茹でてアクを抜く
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▼山のキノコは、鍋料理が最高!
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山のキノコを一年中食べるには、塩漬け、冷凍、乾燥、瓶詰などの保存が必要です。キノコによって、食べ方によって様々な保存方法がありますが、マツタケの冷凍以外は塩漬けが簡単です。
先ず採ってきたキノコのゴミや土を落とす下準備をして、次に茹でてアクを抜く、そして塩で漬ける、と作業は簡単です。
食べる時は塩出しをして使います。キノコの味も残り、鍋料理には便利です。キノコを大量に採りましたら塩漬けがお薦めです。
ウラベニホテイシメジやホンシメジは、薄味をつけて瓶詰も良いです。クリタケなど小さなキノコは乾燥保存も良いですよ。
色々とお試し下さい。そして、美味しいキノコ料理をお楽しみ下さい。
▼茹でてアクを抜く
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▼山のキノコは、鍋料理が最高!
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▲蕗の煮物には、決まって乾燥ホタルイカが
田舎と云うとふるさと、おふくろ、そして『おふくろの味』となるのだが、何故か昔の田植え料理の『おふくろの味』について、友人とのメールで盛り上がっている。
昔、農家の大きな行事の一つに田植えがあった。その時の料理に必ず「蕗の煮物」があり、そのレシピはどの家でもほぼ同じだった。我が家では、少し太い作り蕗(自然の物でない)を使い、乾燥ホタルイカが入った。時には、竹輪や油揚げも。
こんな話で盛り上がると無性に食べたくなり、『おふくろの味』に挑戦してみた。
蕗の皮を引き、湯がいてアクを抜き、乾燥ホタルイカ、竹輪、油揚げも加えてフライパンで炒める。
息子の作った『おふくろの味』、当のおふくろは旨いと言ってくれるのだが、どうも昔の味とは違う。
昔はもっと美味しかったのだが・・・
(27日追記)
乾燥ホタルイカではなく、凍み豆腐(高野豆腐)が入った蕗の煮物もあったようです。(ご親切なメールを頂きました。)
お帰りにはこちらも
田舎と云うとふるさと、おふくろ、そして『おふくろの味』となるのだが、何故か昔の田植え料理の『おふくろの味』について、友人とのメールで盛り上がっている。
昔、農家の大きな行事の一つに田植えがあった。その時の料理に必ず「蕗の煮物」があり、そのレシピはどの家でもほぼ同じだった。我が家では、少し太い作り蕗(自然の物でない)を使い、乾燥ホタルイカが入った。時には、竹輪や油揚げも。
こんな話で盛り上がると無性に食べたくなり、『おふくろの味』に挑戦してみた。
蕗の皮を引き、湯がいてアクを抜き、乾燥ホタルイカ、竹輪、油揚げも加えてフライパンで炒める。
息子の作った『おふくろの味』、当のおふくろは旨いと言ってくれるのだが、どうも昔の味とは違う。
昔はもっと美味しかったのだが・・・
(27日追記)
乾燥ホタルイカではなく、凍み豆腐(高野豆腐)が入った蕗の煮物もあったようです。(ご親切なメールを頂きました。)
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▲ご近所の名人から頂いた、米の粉の芸術品“やしょうま”
信州松本地方では、お釈迦様の亡くなられた2月15日の涅槃会(ねはんえ)のお供物として、2~3月に米の粉で「やしょうま」を作ります。
作り方は、米の粉を蒸して、食紅で色を付け、棒状にのした何種類ものパーツを作ります。そのパーツを組み合わせて模様を作り、周りは板状の生地で巻き、長く細く伸ばします。直径20cmぐらいのものが、5~6cmになるまで力を入れて伸ばします。すると、金太郎飴の原理で、どこを切っても同じ模様が出ます。
お釈迦様の弟子のヤショが作って差し上げたところ、お釈迦様が「ヤショ、これはウマ(旨)いぞよ!」と言われたことから、“やしょうま”と呼ばれるようになったとか。
昔は、近くのお堂に涅槃図が掛けられ、その前にお供えをしたり、みんなで交換をしました。小学校へ持って行き、先生を囲んでストーブの上で焼いて食べたりしました。
懐かしい“やしょうま”ですが、今では作る人は少なくなり貴重品です。米の粉で作った芸術品、軽く焼いて砂糖醤油で食べます。古の良き時代を、懐かしく想い出させてくれます。
お帰りにはこちらも
信州松本地方では、お釈迦様の亡くなられた2月15日の涅槃会(ねはんえ)のお供物として、2~3月に米の粉で「やしょうま」を作ります。
作り方は、米の粉を蒸して、食紅で色を付け、棒状にのした何種類ものパーツを作ります。そのパーツを組み合わせて模様を作り、周りは板状の生地で巻き、長く細く伸ばします。直径20cmぐらいのものが、5~6cmになるまで力を入れて伸ばします。すると、金太郎飴の原理で、どこを切っても同じ模様が出ます。
お釈迦様の弟子のヤショが作って差し上げたところ、お釈迦様が「ヤショ、これはウマ(旨)いぞよ!」と言われたことから、“やしょうま”と呼ばれるようになったとか。
昔は、近くのお堂に涅槃図が掛けられ、その前にお供えをしたり、みんなで交換をしました。小学校へ持って行き、先生を囲んでストーブの上で焼いて食べたりしました。
懐かしい“やしょうま”ですが、今では作る人は少なくなり貴重品です。米の粉で作った芸術品、軽く焼いて砂糖醤油で食べます。古の良き時代を、懐かしく想い出させてくれます。
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▲ アルコールから甘くて浅い酢に変化
部屋いっぱいに漂っていたお酒の匂いが無くなってきました。液体を舐めてみると、ほのかな柿の香りがする甘くて浅い酢の味、そのままでも美味しく飲めそうな酢に変化していました。
ザルとガーゼを使って保存ビンに濾して入れ替えました。酢酸発酵が進み、来春には美味しい柿酢になる筈です。楽しみです。
部屋いっぱいに漂っていたお酒の匂いが無くなってきました。液体を舐めてみると、ほのかな柿の香りがする甘くて浅い酢の味、そのままでも美味しく飲めそうな酢に変化していました。
ザルとガーゼを使って保存ビンに濾して入れ替えました。酢酸発酵が進み、来春には美味しい柿酢になる筈です。楽しみです。
美味しそ~! 夕食後、早速ナイフとお皿を出しました。
ミーのママさん手作りの「苺とブルーベリーのタルト」、鍋料理でお腹がいっぱいの筈なのに、別腹(ベツバラ)にしっかりと入りました。
甘酸っぱい苺と少し酸味のあるブルーベリーが、カスタードクリームの優しい甘さとマッチし、しっとり感のあるサクサクタルトも絶妙な味、プロ以上のお手並みに感激しました。
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干し柿作りから約20日が過ぎて水分が抜けてきたので、更に甘味を出すための“柿もみ”をしました。
もう少し水分が抜けて、表面にブドウ糖の結晶である白い粉が現われてきたら完成です。
今月下旬には、美味しい干し柿が食べられます。