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▲癒し系面々のアルプホルン・エコーの皆さん
29.nov.2008
毎週土曜日が練習日なのですが、長らく欠席しており久し振りに出席しました。
懐かしい、そして“癒し系”面々に会い ホッ!
某新聞の取材があるとのことで正装での演奏、少し緊張しました。
皆さんの足を引っ張らないような、演奏が早くできると良いのですが・・・
29.nov.2008
毎週土曜日が練習日なのですが、長らく欠席しており久し振りに出席しました。
懐かしい、そして“癒し系”面々に会い ホッ!
某新聞の取材があるとのことで正装での演奏、少し緊張しました。
皆さんの足を引っ張らないような、演奏が早くできると良いのですが・・・


太陽が沈むと南西の空に輝く金星とその上方で輝く木星、毎日少しづつ近づいていましたが、今夜は大接近します。晴れていますので、その様子が17時ごろから19時ごろまで見えそうです。その右下方向には細い上弦の月も見えますよ。
明日の夕刻には、金星が右目、木星が左目、上弦の月が口と、人の顔のように見えます。そして、接近した金星と木星は、3日には逆転し金星が上になります。
夜空が美しくなる季節です。視力改善にもなると云われる『星の観測』をしてみませんか。
▲ 乾燥させた柿の皮となすの葉が一味を加えてくれます
30.nov.2008
日干しをしていた大根が、半割りをしたためか予定より早くしなやかになったので、漬け込みをしました。
来年1月上旬には、美味しい沢庵漬けが味わえます。
<我家流沢庵漬けレシピー>
○大根 25kg
○炒り糠 4kg
○塩 1kg
○ザラメ 500g
○沢庵漬けの素(醸源) 100g
○柿の皮、なすの葉、唐辛子、大根の葉 適量
30.nov.2008
日干しをしていた大根が、半割りをしたためか予定より早くしなやかになったので、漬け込みをしました。
来年1月上旬には、美味しい沢庵漬けが味わえます。
<我家流沢庵漬けレシピー>
○大根 25kg
○炒り糠 4kg
○塩 1kg
○ザラメ 500g
○沢庵漬けの素(醸源) 100g
○柿の皮、なすの葉、唐辛子、大根の葉 適量
お待たせしました。ガマズミ酒の出来上りです。
澄んだ紅いリキュール酒、非常にお洒落で、甘く、酸味も残り美味しく仕上がりました。
健胃作用、疲労回復、食欲増進、動脈硬化などに効用があるとのこと。
味見のつもりが、つい飲み過ぎました。
▲ 大根の日干し 葉付き大根や唐辛子、柿の皮なども干します
24.nov.2008
沢庵宗彭が創建した東海寺(東京都品川区にある臨済宗大徳寺派の寺院、寛永16年(1639年)創建)では、「初めは名も無い漬物だったが、ある時徳川家光がここを訪れた際に供したところ、たいそう気に入り、『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』と言った」と伝えられている。(出典: Wikipedia)
この沢庵漬けも初冬の風物詩となっています。
大根を洗い、日干しをして、それぞれの家庭特有の味付けで沢庵漬けが作られます。
今年は少し遅れての日干しとなり、美味しい沢庵漬けができるのか心配です。
漬け込みは、大根がしなやかになる10日後ぐらいです。
24.nov.2008
沢庵宗彭が創建した東海寺(東京都品川区にある臨済宗大徳寺派の寺院、寛永16年(1639年)創建)では、「初めは名も無い漬物だったが、ある時徳川家光がここを訪れた際に供したところ、たいそう気に入り、『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』と言った」と伝えられている。(出典: Wikipedia)
この沢庵漬けも初冬の風物詩となっています。
大根を洗い、日干しをして、それぞれの家庭特有の味付けで沢庵漬けが作られます。
今年は少し遅れての日干しとなり、美味しい沢庵漬けができるのか心配です。
漬け込みは、大根がしなやかになる10日後ぐらいです。
▲ 裾へ雪を広げる北アルプス
24.nov.2008
北アルプスの雪も裾へ広がり、里もいよいよ雪の季節が間近になりました。
信州の降雪地域では、自動車のタイヤを夏用と冬用の2種類を備えており、雪が舞い始めると、夏用から冬用へと一斉にタイヤ交換をします。そのため、ガソリンスタンドや自動車修理工場などは大忙し、時には順番待ちになるほどです。
我が家では、自前で交換作業をします。4本のタイヤ溝をチェックし、前後左右の配置を決めて装着します。ジャッキでの上げ下げ、タイヤの脱着、倉庫からのタイヤの出し入れなど結構な力仕事になります。
4台のタイヤ交換で額には薄っすらと汗。 ホッ! これで、雪道もスイスイ、安心です。
▼ 結構な力仕事となるタイヤ交換

24.nov.2008
北アルプスの雪も裾へ広がり、里もいよいよ雪の季節が間近になりました。
信州の降雪地域では、自動車のタイヤを夏用と冬用の2種類を備えており、雪が舞い始めると、夏用から冬用へと一斉にタイヤ交換をします。そのため、ガソリンスタンドや自動車修理工場などは大忙し、時には順番待ちになるほどです。
我が家では、自前で交換作業をします。4本のタイヤ溝をチェックし、前後左右の配置を決めて装着します。ジャッキでの上げ下げ、タイヤの脱着、倉庫からのタイヤの出し入れなど結構な力仕事になります。
4台のタイヤ交換で額には薄っすらと汗。 ホッ! これで、雪道もスイスイ、安心です。
▼ 結構な力仕事となるタイヤ交換

▲ 塩漬けをした白菜の山、薬味を塗り込んで漬けます (韓国水原市にて)
先日、知人からのメールで、11月は韓国でも漬物の時期となり、市場にはキムチ漬けの材料が山積みになっているとのことです。恒例のキムジャンの時期とのことです。
韓国の人々にとっては、キムチは無くてはならぬもの、それぞれの家庭で、食堂で特色あるキムチを漬けます。白菜、大根、キューリ、ネギ、魚類など様々なキムチを漬け、専用の冷蔵庫まで備えています。
お馴染みの白菜キムチは、「①塩漬け→②薬味作り→③薬味の塗り込み」で作業を進めますが、食堂などではその量の多さと作業にあたる女性たちのパワーには驚きます。このパワーが美味しいキムチになるとのことですが。
先日、知人からのメールで、11月は韓国でも漬物の時期となり、市場にはキムチ漬けの材料が山積みになっているとのことです。恒例のキムジャンの時期とのことです。
韓国の人々にとっては、キムチは無くてはならぬもの、それぞれの家庭で、食堂で特色あるキムチを漬けます。白菜、大根、キューリ、ネギ、魚類など様々なキムチを漬け、専用の冷蔵庫まで備えています。
お馴染みの白菜キムチは、「①塩漬け→②薬味作り→③薬味の塗り込み」で作業を進めますが、食堂などではその量の多さと作業にあたる女性たちのパワーには驚きます。このパワーが美味しいキムチになるとのことですが。
▲ 一家総出の“お菜洗い”に近所のⅠさんが慰問に
22~23.nov.2008
信州といえば漬物、その横綱格が“野沢菜漬け”です。霜が数回降りて、野沢菜が軟らかくなった今が漬け込みの時期です。
野沢菜は畑で抜き取りながら、カブとなった根の部分と葉の先を切り落とします。そして漬かり易くするために、根元に十字や井字の切り込みを入れ半日ぐらい干します。
そして翌日は、“お菜洗い”です。昔は、暖かい湧き水の出る所まで運んでその作業をしたとのことですが、今は自宅でお湯を沸かして洗います。
野沢菜漬けは大きな行事で、我が家では朝から一家総出の作業となります。父は庭に据えた釜でお湯を沸かし、妻は第1次洗い、母は第2次洗い、私は雑用を担当します。
洗い上ったお菜は水を切り、その日に漬け込みます。味付けは、塩を使わない醤油ベースで漬け込みます。漬け込みは私の担当で、2樽に60kgの漬け込みが終ったのは午後6時半、寒さで手は凍えていました。
10日後ぐらいには、美味しい野沢菜漬けが食べられます。楽しみです。
<我が家流・醤油漬けのレシピー>
野沢菜30kg(洗った後の重さ)の場合
砂糖1.5kg、唐辛子適量、野沢菜漬けの素1箱、酢2升、醤油3升、焼酎適量

▲ 野沢菜の収穫

▲ 収穫した野沢菜を下ごしらえ
長野県日記と60代日記にもご訪問下さい。
22~23.nov.2008
信州といえば漬物、その横綱格が“野沢菜漬け”です。霜が数回降りて、野沢菜が軟らかくなった今が漬け込みの時期です。
野沢菜は畑で抜き取りながら、カブとなった根の部分と葉の先を切り落とします。そして漬かり易くするために、根元に十字や井字の切り込みを入れ半日ぐらい干します。
そして翌日は、“お菜洗い”です。昔は、暖かい湧き水の出る所まで運んでその作業をしたとのことですが、今は自宅でお湯を沸かして洗います。
野沢菜漬けは大きな行事で、我が家では朝から一家総出の作業となります。父は庭に据えた釜でお湯を沸かし、妻は第1次洗い、母は第2次洗い、私は雑用を担当します。
洗い上ったお菜は水を切り、その日に漬け込みます。味付けは、塩を使わない醤油ベースで漬け込みます。漬け込みは私の担当で、2樽に60kgの漬け込みが終ったのは午後6時半、寒さで手は凍えていました。
10日後ぐらいには、美味しい野沢菜漬けが食べられます。楽しみです。
<我が家流・醤油漬けのレシピー>
野沢菜30kg(洗った後の重さ)の場合
砂糖1.5kg、唐辛子適量、野沢菜漬けの素1箱、酢2升、醤油3升、焼酎適量

▲ 野沢菜の収穫

▲ 収穫した野沢菜を下ごしらえ


生野菜の越冬保管は、色々な方法があります。地下室に保存したり、畑に穴を掘って埋めたり、室内に置いたりして、鮮度を保ち春まで食べます。
我が家では、裏の畑に小屋掛けをして、その下に根の付いたままの野菜を並べておきます。白菜やキャベツ、ねぎは根を土に入れ、大根や人参は葉を少し残して根は土をかけておきます。
簡単な方法ですが、春まで新鮮な野菜を食べることができます。
20.nov.2008
1番 佛眼山 法善寺(麻績村上町)、
2番 楊柳山 宗善寺(麻績村上町)、
3番 笹命山 岩井堂(筑北村坂井古司)、
15番 富蔵山 岩殿寺(筑北村坂北別所)、
17番 福寿山 関昌寺(筑北村本城田屋)、
20番 鷲峰山 長安寺(松本市四賀会田)

▲ 第一番法善寺大屋住職を囲んでの記念撮影
先月25日に続き、本日は第2日目。天候は予報に反して概ね晴れ、しかし寒い一日でした。
○第一番 佛眼山 法善寺(麻績村上町)
曹洞宗 御本尊 聖観世音菩薩
古くは善光寺街道の麻績宿として栄えた地にあり、信濃三十三番札所霊場のほぼ中央に位置しています。寺の歴史は永く、延喜時代に法相宗岩龍山西谷寺と称した奈良興福寺系の古刹として創建され、その後廃寺になり、そして明応元年(1492年)に佛眼山法善寺として再興し現在に至っています。その間二度の火災に遭い、現在の本堂は約170年前に、山門は約400年前に建てられ、その後幾度も手を加えられているとのことです。大きな本堂屋根、本堂内部や山門の造りは、札所一番にふさわしく威厳があります。

▲ 札所一番としての威厳を感じさせる境内

▲ 御本尊の聖観世音菩薩像

▲ 二度の大火から逃れた山門

▲ 葺替で降ろされた本堂屋根の鬼瓦
文政12年(1829年)に作られた実物。大きさは約3m

▲ 大屋住職さんから、釈迦涅槃図のお話をして頂きました。
○第二番 楊柳山 宗善寺(麻績村上町)無住(朱印は麻績村上町第1番札所法善寺)
元曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
麻績宿本陣の臼井家により創建されましたが、明治2年に廃仏希釈により廃寺、本尊はその後も臼井家によって守られて来ました。平成12年に本尊の木造十一面観世音菩薩立像が村宝に指定され、平成14年10月に新たに地に建立された収蔵庫に移されました。
第1番札所 法善寺より250mほど登った松林の高台に建立された収蔵庫は、美しい六角の観音堂となっており、中には臼井家十三代当主中兵衛定信が刻んだ木彫りの五百羅漢の一部、十数体の羅漢像も祀られています。

▲ 町を見下ろす高台に建つ観音堂

▲ 御本尊の十一面観世音菩薩立像と羅漢像

▲ 観音堂から数十メートル上ると、月と伝説の山、姨捨山(冠着山)が美しく見えます

▲ 十三代当主中兵衛定信が屋敷内に建てた六角堂
○第三番 笹命山 岩井堂(筑北村坂井古司)無住(朱印は宮下憲一宅)
宗派不明 御本尊 馬頭観世音菩薩
現在の堂は、500mほど西側の山裾から移ったといわれていりますが、開基は不明とのことです。
源平の昔、源義経の家来佐藤継信の愛馬“磨墨(するすみ)”がこの地で急死し、村人がその供養をしたとのことで、堂内には磨墨の木像と歯が秘蔵されています。
また、この観音様は別名「しりつみ観音」といわれ、8月9日の縁日では女性のお尻をつまんだり触っても良いとされています。
▲ 馬頭観世音を本尊とした岩井堂

▲ 御本尊の馬頭観世音菩薩

▲ 秘蔵の磨墨(するすみ)の木像と歯
○第十五番 富蔵山 岩殿寺(筑北村坂北別所)無住(朱印は筑北村坂北碩水寺)
天台宗 御本尊 馬頭観世音菩薩
室町・鎌倉の時代に開基され、支院を有するほどの大寺であったとのことです。 近年火災で全焼し、その後再建はされましたが、以前の面影はなくなりました。
仁熊の大日堂には秘仏である重要文化財の木造大日如来が安置されており、縁日には奉納花火や、屋台で賑わいます。奥ノ院である富蔵山山頂までは、徒歩で2時間位とのことです。
また境内には、長野県宝の三所権現(神像)を祀ったお堂があります。この権現像は鎌倉時代に作られたもので、本格的神像彫刻としては他には類例の少ない貴重な尊像とのことです。

▲ 本堂と奉納馬像

▲ 修復された山門

▲ 参道沿いの大きな馬頭観世音
○第十七番 福寿山 関昌寺(筑北村本城田屋)無住(朱印は筑北村坂北碩水寺)
曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
寺の開基は定かではありませんが、青柳氏がこの地の城主の時に祀ったと伝えられています。
JR篠ノ井線が境内のすぐ脇を走るため、昔は蒸気機関車の煙から飛び火し、幾度も火災に遭っているとのことです。
“一生まめの寺”ともいわれ、大豆一升をあげてお参りすると、一生まめに暮らせるといわれています。

▲ “一生まめの寺”ともいわれていました

▲ 境内のすぐ脇を電車が通っています
○第二十番 鷲峰山 長安寺(松本市四賀会田)無住(朱印は松本市内田第27番札所牛伏寺)
臨済宗妙心派 御本尊 千手観世音菩薩
善光寺街道会田宿にあり、行基菩薩自ら千手観音を刻み安置したことが始まりといわれています。本堂は荒れ果てた姿となっています。
観音堂は1.5kmほど北の奇岩怪岩の岩山にあり、周囲には多くの石仏が祀られ、岩壁には磨崖仏が彫られてます。岩井堂との別名があり、古くからの修行の地であったとのことです。

▲ 岩井堂の別名をもつ観音堂

▲ 御本尊の千手観世音菩薩

▲ 岩井堂へ登る岩道は鎖場が続きます

▲ 近くからは会田富士(虚空蔵山1,139m)が美しく見えます
長野県日記と60代日記にもご訪問下さい。
1番 佛眼山 法善寺(麻績村上町)、
2番 楊柳山 宗善寺(麻績村上町)、
3番 笹命山 岩井堂(筑北村坂井古司)、
15番 富蔵山 岩殿寺(筑北村坂北別所)、
17番 福寿山 関昌寺(筑北村本城田屋)、
20番 鷲峰山 長安寺(松本市四賀会田)

▲ 第一番法善寺大屋住職を囲んでの記念撮影
先月25日に続き、本日は第2日目。天候は予報に反して概ね晴れ、しかし寒い一日でした。
○第一番 佛眼山 法善寺(麻績村上町)
曹洞宗 御本尊 聖観世音菩薩
古くは善光寺街道の麻績宿として栄えた地にあり、信濃三十三番札所霊場のほぼ中央に位置しています。寺の歴史は永く、延喜時代に法相宗岩龍山西谷寺と称した奈良興福寺系の古刹として創建され、その後廃寺になり、そして明応元年(1492年)に佛眼山法善寺として再興し現在に至っています。その間二度の火災に遭い、現在の本堂は約170年前に、山門は約400年前に建てられ、その後幾度も手を加えられているとのことです。大きな本堂屋根、本堂内部や山門の造りは、札所一番にふさわしく威厳があります。

▲ 札所一番としての威厳を感じさせる境内

▲ 御本尊の聖観世音菩薩像

▲ 二度の大火から逃れた山門

▲ 葺替で降ろされた本堂屋根の鬼瓦
文政12年(1829年)に作られた実物。大きさは約3m

▲ 大屋住職さんから、釈迦涅槃図のお話をして頂きました。
○第二番 楊柳山 宗善寺(麻績村上町)無住(朱印は麻績村上町第1番札所法善寺)
元曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
麻績宿本陣の臼井家により創建されましたが、明治2年に廃仏希釈により廃寺、本尊はその後も臼井家によって守られて来ました。平成12年に本尊の木造十一面観世音菩薩立像が村宝に指定され、平成14年10月に新たに地に建立された収蔵庫に移されました。
第1番札所 法善寺より250mほど登った松林の高台に建立された収蔵庫は、美しい六角の観音堂となっており、中には臼井家十三代当主中兵衛定信が刻んだ木彫りの五百羅漢の一部、十数体の羅漢像も祀られています。

▲ 町を見下ろす高台に建つ観音堂

▲ 御本尊の十一面観世音菩薩立像と羅漢像

▲ 観音堂から数十メートル上ると、月と伝説の山、姨捨山(冠着山)が美しく見えます

▲ 十三代当主中兵衛定信が屋敷内に建てた六角堂
○第三番 笹命山 岩井堂(筑北村坂井古司)無住(朱印は宮下憲一宅)
宗派不明 御本尊 馬頭観世音菩薩
現在の堂は、500mほど西側の山裾から移ったといわれていりますが、開基は不明とのことです。
源平の昔、源義経の家来佐藤継信の愛馬“磨墨(するすみ)”がこの地で急死し、村人がその供養をしたとのことで、堂内には磨墨の木像と歯が秘蔵されています。
また、この観音様は別名「しりつみ観音」といわれ、8月9日の縁日では女性のお尻をつまんだり触っても良いとされています。

▲ 馬頭観世音を本尊とした岩井堂

▲ 御本尊の馬頭観世音菩薩

▲ 秘蔵の磨墨(するすみ)の木像と歯
○第十五番 富蔵山 岩殿寺(筑北村坂北別所)無住(朱印は筑北村坂北碩水寺)
天台宗 御本尊 馬頭観世音菩薩
室町・鎌倉の時代に開基され、支院を有するほどの大寺であったとのことです。 近年火災で全焼し、その後再建はされましたが、以前の面影はなくなりました。
仁熊の大日堂には秘仏である重要文化財の木造大日如来が安置されており、縁日には奉納花火や、屋台で賑わいます。奥ノ院である富蔵山山頂までは、徒歩で2時間位とのことです。
また境内には、長野県宝の三所権現(神像)を祀ったお堂があります。この権現像は鎌倉時代に作られたもので、本格的神像彫刻としては他には類例の少ない貴重な尊像とのことです。

▲ 本堂と奉納馬像

▲ 修復された山門

▲ 参道沿いの大きな馬頭観世音
○第十七番 福寿山 関昌寺(筑北村本城田屋)無住(朱印は筑北村坂北碩水寺)
曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
寺の開基は定かではありませんが、青柳氏がこの地の城主の時に祀ったと伝えられています。
JR篠ノ井線が境内のすぐ脇を走るため、昔は蒸気機関車の煙から飛び火し、幾度も火災に遭っているとのことです。
“一生まめの寺”ともいわれ、大豆一升をあげてお参りすると、一生まめに暮らせるといわれています。

▲ “一生まめの寺”ともいわれていました

▲ 境内のすぐ脇を電車が通っています
○第二十番 鷲峰山 長安寺(松本市四賀会田)無住(朱印は松本市内田第27番札所牛伏寺)
臨済宗妙心派 御本尊 千手観世音菩薩
善光寺街道会田宿にあり、行基菩薩自ら千手観音を刻み安置したことが始まりといわれています。本堂は荒れ果てた姿となっています。
観音堂は1.5kmほど北の奇岩怪岩の岩山にあり、周囲には多くの石仏が祀られ、岩壁には磨崖仏が彫られてます。岩井堂との別名があり、古くからの修行の地であったとのことです。

▲ 岩井堂の別名をもつ観音堂

▲ 御本尊の千手観世音菩薩

▲ 岩井堂へ登る岩道は鎖場が続きます

▲ 近くからは会田富士(虚空蔵山1,139m)が美しく見えます


19.nov.2008
日本列島に寒波襲来!の天気予報。最近の予報は良く当ります。
今日は寒い中、雪の降る前にとりんごの収穫作業に追われました。
りんごは、色付きが良く蜜が入ったものから取り、それ以外は残して後日に収穫します。
今年は、色付きや蜜の入りも良いもですが、鳥や蜂の害が例年より多く感じました。彼らは、色付きが良く美味しそうなりんごを狙って来ますから、それだけ我が家のりんごが認められたことにはなるのですが・・・。