takano_nagano@yahoo.co.jp
▲100人ほどの参加者全員で撮影(市野川の皆さん)
昔は、色々な行事の度に集合写真を撮った。当時は写真が貴重な存在だったのだろう。
そして、写真を撮るのにも気を遣った。絞は・・・、シャッタースピードは・・・、ピントは・・・と、今の被写体へ向けてシャッターを切るだけのデジカメとは大きく異なった。
しかも、フィルムだから現像しないと結果が分からないから、写真を受け取る時は気持ちも少し緊張したものだった。
今は、意外と全員が揃って写真を撮るという機会が少ないように思うのだが、市野川地区では色々な機会に集合写真を撮り、公民館に壁にずらりと掲げてある。貴重な歴史を見ることができる。
写真としての面白味はないが、人々の歴史を残すという面では集合写真は大切にしたいものだ。
▼桑山中央区の農休日
昔は、色々な行事の度に集合写真を撮った。当時は写真が貴重な存在だったのだろう。
そして、写真を撮るのにも気を遣った。絞は・・・、シャッタースピードは・・・、ピントは・・・と、今の被写体へ向けてシャッターを切るだけのデジカメとは大きく異なった。
しかも、フィルムだから現像しないと結果が分からないから、写真を受け取る時は気持ちも少し緊張したものだった。
今は、意外と全員が揃って写真を撮るという機会が少ないように思うのだが、市野川地区では色々な機会に集合写真を撮り、公民館に壁にずらりと掲げてある。貴重な歴史を見ることができる。
写真としての面白味はないが、人々の歴史を残すという面では集合写真は大切にしたいものだ。
▼桑山中央区の農休日
▲ 美しい中央公民館
長い間親しまれてきた歴史ある木造建物が、また消えようとしている。
中央公民館として長く親しまれてきた旧麻績小学校建物、多くの人々の思い出が詰まった建物、村内では最後となった大きな木造建物、麻績の美しい景観となっている建物、これが取り壊されるとのこと。
今年7月、直前まで屋根の修理などに大きな費用を掛けてきた旧日向小学校の木造体育館が、多くの村民の知らぬ間に耐震基準に合わない危険建物として取り壊しが決定され、分離できたはずの重量鉄骨で建てられた部分まで取り壊された。田園風景にとけ込み、独特の美しい景観を形成していただけに惜しむ声は多かった。
▼ 旧日向小学校の木造体育館。今は見ることができない。
中央公民館も耐震基準に合わない危険建物とのことであるが、耐震補強はできないのだろうか。かつて、取り壊し以外に無いと云われた麻績小学校は、補強工事で立派な校舎に生まれ変った。当然費用も少なくて済んだ。
役場横の駐車場に建設する新たな中央公民館には、5億円の巨費を投じる計画とのこと。そして、現中央公民館は取り壊して跡地に公園を整備するとのこと。300人収容の大ホールを備える3階建ての大きな公民館が、3,100人程の麻績村に本当に必要な規模であるのだろうか。建設後の維持費にかかる大きな村民負担は、村民の理解が得られているのだろうか。
ハコモノを造って悦んだ時代は過去のこと。5億円の中央公民館建設を造る前に、社会教育の充実など外見より中身を充実させるのことが先ではないのか。
大きな借金の返済、維持費の負担、これらのツケは過疎化・高齢化の進む麻績村の村民が負って行くことになる。中央公民館建設については、全村民が真剣に考えるべきではないのだろうか。
そして、美しい景観をなしている貴重な木造建造物を、簡単に取り壊してしまって良いのだろうか。
長い間親しまれてきた歴史ある木造建物が、また消えようとしている。
中央公民館として長く親しまれてきた旧麻績小学校建物、多くの人々の思い出が詰まった建物、村内では最後となった大きな木造建物、麻績の美しい景観となっている建物、これが取り壊されるとのこと。
今年7月、直前まで屋根の修理などに大きな費用を掛けてきた旧日向小学校の木造体育館が、多くの村民の知らぬ間に耐震基準に合わない危険建物として取り壊しが決定され、分離できたはずの重量鉄骨で建てられた部分まで取り壊された。田園風景にとけ込み、独特の美しい景観を形成していただけに惜しむ声は多かった。
▼ 旧日向小学校の木造体育館。今は見ることができない。
中央公民館も耐震基準に合わない危険建物とのことであるが、耐震補強はできないのだろうか。かつて、取り壊し以外に無いと云われた麻績小学校は、補強工事で立派な校舎に生まれ変った。当然費用も少なくて済んだ。
役場横の駐車場に建設する新たな中央公民館には、5億円の巨費を投じる計画とのこと。そして、現中央公民館は取り壊して跡地に公園を整備するとのこと。300人収容の大ホールを備える3階建ての大きな公民館が、3,100人程の麻績村に本当に必要な規模であるのだろうか。建設後の維持費にかかる大きな村民負担は、村民の理解が得られているのだろうか。
ハコモノを造って悦んだ時代は過去のこと。5億円の中央公民館建設を造る前に、社会教育の充実など外見より中身を充実させるのことが先ではないのか。
大きな借金の返済、維持費の負担、これらのツケは過疎化・高齢化の進む麻績村の村民が負って行くことになる。中央公民館建設については、全村民が真剣に考えるべきではないのだろうか。
そして、美しい景観をなしている貴重な木造建造物を、簡単に取り壊してしまって良いのだろうか。
▲ 危険建物とは思えないのだが・・・
多くの人の想い出の詰まった日向学校体操場がほぼ取り壊された。
修理すれば使用できると、つい最近多額の税金を投じて屋根の大修理までしたのに、一転して危険建物につき急きょ取り壊しとのこと。理解できる説明は何も無い。
土に汚れた運動会の玉入れ競技の玉が、夕陽の中で一つ転がっていた。
何十人いや何百人の想い出の詰まった手作りの赤い玉だ。なぜか涙が浮かんできた。
跡地は広場となった。体操場にも負けない想い出を残せる広場となるにも、頑丈な鉄骨部分を残し活用できないかと村へ申し入れた。しかし、危険建物につき取り壊しの方針は変えられないとのこと。屋根が必要な行事の時は、村のテントを貸してやると実に親切な返答。危険建物の判断基準が分からない。
今日、梅雨明けとなった。松商も勝った。すっきりした気分になっても良いのだが・・・。
▼ 想い出の詰まった布玉がひとつ
多くの人の想い出の詰まった日向学校体操場がほぼ取り壊された。
修理すれば使用できると、つい最近多額の税金を投じて屋根の大修理までしたのに、一転して危険建物につき急きょ取り壊しとのこと。理解できる説明は何も無い。
土に汚れた運動会の玉入れ競技の玉が、夕陽の中で一つ転がっていた。
何十人いや何百人の想い出の詰まった手作りの赤い玉だ。なぜか涙が浮かんできた。
跡地は広場となった。体操場にも負けない想い出を残せる広場となるにも、頑丈な鉄骨部分を残し活用できないかと村へ申し入れた。しかし、危険建物につき取り壊しの方針は変えられないとのこと。屋根が必要な行事の時は、村のテントを貸してやると実に親切な返答。危険建物の判断基準が分からない。
今日、梅雨明けとなった。松商も勝った。すっきりした気分になっても良いのだが・・・。
▼ 想い出の詰まった布玉がひとつ